質屋はお金を借りることができる1つの方法です。
審査が必要ない点から定職についていない専業主婦や、学生でもお金を借りることができるチャンスがあります。
誰にでもチャンスがある一方で、質屋でお金を借りるにはメリットの他に大きなデメリットも存在しているのです。
もし、このデメリットを知らないでお金を借りてしまったら後悔する可能性もありますので質屋について1から解説していきます。
- 質屋の最高年利は109.5%でカードローンよりものすごく高額である!
- 家族に秘密にして質屋はお金を借りることが可能!
- 質屋で有名な大黒屋は2種類あって金利が全く違う!
- 違法質屋は営業許可証を店舗のわかりやすいところに掲載していない
- 車を担保にすると最高1億円の借り入れが可能!
先読み【目次】>>
質屋でお金を借りる仕組みと注意点!
質屋では借金する際に保証として品物を預けることを「質入れ」といいます。
基本的な仕組みは品物を担保にお金を借りるシンプルなものです。
しかし、他のお金を借りるカードローンと比べると金利が高額であったりと多くの違いがあります。
質屋でお金を借りる初心者が最初に知らなければならない知識なども踏まえて、質屋の注意点を最初にまとめていきます。(関連:初めてお金借りるなら)
お金の借りる方法 | カードローン | 質屋 |
---|---|---|
金利 | 年利14.5%〜18.0% | 月利0.95%〜約9%(年利最大109.5%) |
借入限度額 | 最大800万円 | 最大1億円(車を担保にした場合など) |
返済の催促 | 返済の催促あり | 返済の催促なし |
借入期間 | 18.0%の場合は最大46回払い | 3ヶ月以内の返済 |
無利息期間 | 最大60日間の無利息期間(レイクALSA) | 無利息期間なし |
利用対象年齢 | 20歳以上〜69歳未満 | 18歳以上(20歳以上の場合が多い) |
上記の表は「カードローン 」と質屋を比べた表になります。
特徴としては、金利がカードローンは最大でも年利18.0%に対して、質屋は年利が最大109.5%(月利9%)の金利を設定できるなど大きな違いが存在しています。
同じお金を借りることができる方法と思うかもしれませんがその仕組みは全く違います。
カードローンと質屋を比較しながらさらに深くみていきます。
年利最大108%の質屋の金利事情
カードローンは大手消費者金融のアコムやプロミスなど、年利で18.0%が最大の金利になります。
一方で質屋に関しては、月利9%で年利に換算すると109.5%が最大の金利の設定になります。
よく、過払金などの問題で返還請求などが話題になることがあります。大手消費者金融の場合は貸金業法で10万円以下の貸付の場合は最大でも金利20%、10万円〜100万円が上限年利18%、100万円以上の場合は上限年利15%と決められています。
アコムやプロミス、アイフルなどの大手消費者金融は貸金業法に基づいていますが、質屋に関しては貸金業法が適用されてるわけではありません。
質屋に関しては質屋営業法第36条に基づいて法律で規定されており、質屋営業法の第36条に関しては以下のことが書かれています。
以下は証拠として記載したので、要約を引用の下記に書いてますので引用部分は飛ばしていただいても大丈夫です。
質屋に対する出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(昭和二十九年法律第百九十五号)第五条第二項の規定の適用については、同項中「二十パーセント」とあるのは、「百九・五パーセント(二月二十九日を含む一年については年百九・八パーセントとし、一日当たりについては〇・三パーセントとする。)」と、同法第五条の四第一項中「貸付け又は保証の期間が十五日未満であるときは、これを十五日として利息又は保証料の計算をするものとする。」とあるのは、「月の初日から末日までの期間(当該期間の日数は、その月の暦日の数にかかわらず、三十日とする。)を一期として利息を計算するものとする。この場合において、貸付けの期間が一期に満たないときは一期とし、二以上の月にわたるときは、そのわたる月の数を期の数とする。」
上記はややこしいことが書かれていますが、簡単に言うと金利は1日0.3%で年利109.5%、うるう年がある時は年利109.8%まで上限金額として金利の設定ができると記載されています。
基本的に月の初日から末日までを1つの期間として利息を計算し、1ヶ月に満たないで返済された場合でも1ヶ月間の金利が適用されるのです。
質屋の注意点としては、店舗間の金利の差が激しく最高で109.5%と年利が請求されてしまうので注意しなければなりません。
そして、例えば18日間で返済したとしても1ヶ月分の利息はかかってしまうこと。
上記の2点については、法律でも書かれていますが質屋を利用する際に絶対に注意しなければならない項目になります。
続いて、金利を抑えるための店舗選びについて解説していきます。
金利を抑えるために店舗を厳選することが必要!
質屋は金利がものすごく高いので店舗選びが非常に重要です。
実際に5社を比較しながらそれぞれの特徴についてまとめていきます。
会社名 | 店舗 | 10万円以上借りた時の金利 |
---|---|---|
大黒屋(看板がオレンジ色) | 全国32都道府県に店舗あり | 1.5%(月利) |
高山質店 | 福岡・熊本 | 2%~8% |
東京ぶらんど | 東京・神奈川 | 3%〜5% |
さのや | 東京(豊島区) | 1%〜 |
須賀質店 | 東京(渋谷・池袋・五反田) | 1.2%~2.3% |
質屋として有名な大黒屋であっても、全国32都道府県しか展開していないので日本全国に大黒屋はありません。
また、他の有名とされている質屋に関しても全国展開しているわけではないので、今回の場合であれば関東に住んでいなければ関わることのない質屋ばかりです。
質屋は違法な質屋も多く存在しているのですが、優良店舗を探すことが非常に難しく一番苦労するのが良い質屋でお金を借りることになります。
月利1.5%で年利18%になるので、月利が1.5%以上でお金を借りるとなるとカードローンよりも金利が高くなってしまうのです。
しかし、やはり家族や友人に秘密にしてお金を借りることができるので、カードローンよりも利用したいと考える方もいます。
また、質屋の大黒屋であっても2種類の大黒屋があり経営している会社が違います。大黒屋が全国展開していて安心と思う方も多いかもしれませんが大黒屋選びでも注意が必要です。
質屋の大黒屋の2種類の違い
先ほど大黒屋は2種類の大黒屋があると書きました。
大黒屋は2種類存在しており、「オレンジ看板の大黒屋」と「黄色と黒の看板の大黒屋」があります。
それぞれの特徴は以下に記載しました。
オレンジの看板の大黒屋 | 黄色看板の大黒屋 | |
---|---|---|
店舗所在地 | 全国32都道府県に店舗あり(全国230店舗以上) | 全国9都府県に店舗あり(26店舗) |
金利 | 1万円未満:8%、1万円〜10万円未満:6%、10万円以上〜100万円:1.5%(東京駅前店の場合)店舗によって10万円未満が金利に違いあり。 | 1万円〜3万円未満:7%、3万円以上〜50万円:6% |
会社本社 | 東京都千代田区 | 東京都港区 |
ホームページURL | https://www.e-daikoku.com/ | http://www.daikokuya78.co.jp/ |
大黒屋についてですが、黄色看板の大黒屋は3万円以下の借入であれば金利がオレンジ看板の大黒屋よりも安いですが、借入金額が高額になるのであれば圧倒的にオレンジ看板の大黒屋の方が金利などの面でメリットが大きいです。(関連:お金借りるとき金利が安いのはどこ?)
もし、宝石やブランドバックなど10万円以上の品物を担保にする場合はオレンジ看板の大黒屋の利用をおすすめします。
オレンジ看板の大黒屋の金利の詳細は以下になります。
大黒屋の借入金額 | 大黒屋の金利(月利) |
---|---|
1000万円以上の融資 | 0.95% |
100万円以上1000万円未満の融資 | 1.25% |
10万円以上100万円未満の融資 | 1.5% |
1万円以上10万円未満 | 6.0%(東京駅前店の場合) |
1万円未満 | 8.0%(東京駅前店の場合) |
大黒屋の10万円未満の金利についてですが、ホームページにも記載がされていますが店舗によって金利は違います。
表では東京駅前店に実際に電話をして金利を確認しました。お店のスタッフさんに確認したところ東京でも店舗によって金利が違うので、店舗ごとに金利を確認する必要があるそうです。(10万円未満の借り入れ時)。
もし、10万円以上の借り入れをする場合は、カードローンと同じく年利18.0%計算になりますので大黒屋は質屋の中でも優良なお店の1つです。
もし、10万円未満の借入希望の場合はカードローンを利用した方が結果的には金利の面ではお得です。
質屋は家族に秘密でお金を借りることが可能!
質屋は金利が高い、そして大手の大黒屋に関しても全国47都道府県にあるわけではないので、信頼できる質屋を見つけることは非常に難しいです。
しかし、家族や友人に秘密でお金を借りることができるのが質屋の大きな魅力です。そしてバレる可能性が0に近いのが魅力になります。
さて、質屋の仕組みの話に戻りますが、質屋は物を担保にしてお金を借りる方法です。
宝石や時計、ブランドバックなど様々な物を担保にしてお金を借りることができます。
例えば、家族と同居していて共有で利用しているものなどを担保にしてしまったら、後から何か言われる可能性があります。一方で、完全に自己所有の物であれば担保にしても誰にも何も言われません。
もし、借りたお金を返済できないのであれば、質流れになるだけですし催促される心配も一切ありません。
違法な質屋を利用してしまって違法な取り立て被害に遭う可能性もゼロではありませんが、きちんとした質屋を利用していれば親や友人にお金を借りていることをバレる心配もありません。
もし、自分の住んでいる地域にオレンジ看板の大黒屋があれば、オレンジ看板の大黒屋を利用するのが一番安全かと思います。
消費者金融は在籍確認が必要な場合もあるので、会社に確認の電話をされる可能性があります。一方で質屋は身分証の確認だけで済むので在籍確認なしでお金を借りることができるので安心です。(関連:プロミスの在籍確認、アコムの在籍確認)
また、もしどうしても質流れさせたくない商品であれば、利息さえ支払えば流質期限を延長することもできます。
基本的には1ヶ月分の利息の支払いで流質期限を1ヶ月延長することが可能で、何度でもこの延長は可能な仕組みです。
質屋では買取をしてもらうことも可能!
質屋の借入限度額は、査定額の7割〜8割と言われています。
したがって、もし3ヶ月以内に借りたお金を返済できなければ査定額の7割〜8割の金額しかもらえないことになります。
したがって、もし最初から質流れになる可能性が高ければ買い取りを選択した方が結果的に多くのお金を手元に残すことができます。
では、どのような場合に買い取りを選択した方が良いのか説明していきます。
質入れをしてお金を借りるよりも買い取りを選択した方が良い場合!
質屋で買い取りを選択した方が良い場合を、買い取りと質入れ2つの場合を比較してみていきます。
一般的に質入れよりも買い取りの方がメリットになる部分は3つありますのでそれぞれ解説していきます。
- 質入れする商品に思い入れがなくたくさんの現金を手元に残したい方
- 型落ちする商品を質入れしようと思っている方
- 面倒なトラブルに巻き込まれる可能性を少しでも減らしたい方
まず、質入れする商品に思い入れがなくたくさん現金を残したい場合は買い取りを選択した方が良いです。
質入れは査定額の7割〜8割しか借りることができません。
例えば、100万円の査定額だとしたら買い取りは100万円の値段になるのに対して、質入れは70万円〜80万円しかお金を借りることはできません。
もし、どうしても質流れしたくない商品であれば別ですが、特別な理由がない場合は100万円の査定額で買い取り額になります。したがって、20万円〜30万円は受け取れる額が変わってくるのでこの差はかなり大きいです。
また、電化製品などの型落ちする商品は今が一番高値であることは間違いないです。今度買取してもらおうと思っても、以前の半分の査定額になることも普通にあります。
もし、型落ちする商品を質入れする場合は買い取りをしてもらった方が良い場合が多いです。
最後に、トラブルに巻き込まれる可能性についてになります。
質屋は、すり替えと言って預けている商品を無断で取り替えられる可能性があります。
自分が保有しているものよりも、状態が悪いものになっていたなど、悪質な質屋であればこのようなトラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。
こうしたトラブルに会わないためにも、買い取りを選択した方がトラブルに巻き込まれる可能性が低くなるのです。
質札は再発行できないので注意!なくした場合はどうなる?
質屋はお金の貸し借りのためトラブルになるケースも多いです。その1つが質札をなくした時に起こるトラブルです。
質札は質入れしている商品の預かり証になります。
この預かり証で自分の預けている商品の持ち主であることを証明しているのですが、この質札をなくすと商品の質受け(出質)といいますが、商品を取り戻すことができなくなります。
オレンジ看板の大黒屋は身分証明書の提出で質札の再発行をしてもらうことが可能ですが、店舗によっては再発行を認めていないお店もあります。
もし、頻繁にものをなくすような方であれば質札をなくしてトラブルになるケースもあるのです。
物を頻繁になくすような方はまずは質札の再発行が出来るのか確認するのがおすすめです。もし、再発行できないのであれば、買い取りを選択した方がトラブル防止になります。
質屋は少額でも借りれる?借り入れ限度額はいくら?
質屋の1つの特徴として、少額でも借り入れを行うことが可能です。
冠婚葬祭のご祝儀や香典などの支払いで急遽お金が必要になった際に利用する方も多いため、3万円〜5万円の少額で利用する方も非常に多いです。(関連:1・2・3万円借りる方法)
また、利用の限度額ですが車を担保にした場合に、最高で1億円の借り入れを行うことが可能となっています。
金利についてですが、借入額が少なければ少ないほど金利が高くなる傾向にあり、1万円以下の場合は月利で8%の金利を支払わなければならない場合が多いです。
5万円借りていたとして、8%だと4000円が利息になるので、3ヶ月後までに返済をするのであれば合計62000円の返済が必要になります。
質屋で返済できない時に質流れする流れとは?
質屋でお金を借りた場合に返済できないで質流れになる、もしくは返済して担保とした商品を取り返すの2択が一般的です。また、利息だけを払い預かり期間を延長することもできますので、質屋の返済の流れについて解説してきます。
以下はオレンジ看板の大黒屋を例にして返済の流れになります。
上記の流れで質屋は返済を行っていきます。
3ヶ月以内に利息1ヶ月分支払えば期限の1ヶ月の延長が可能で、もし元本の返済が難しいのであれば途中から買い取りに変更することも可能です。
ですが、利息分は損してしまうので初めから買い取りを選択した方がお得になる可能性は高いです。
質屋の返済には大きく分けて3つの選択肢があります。しかし、一番現金を手元に残したいのであれば初めから買い取りを選択した場合です。
質屋の利用に関しては、金利がきちんとしているところを利用すればいろいろな対応が出来るので、オレンジ看板の大黒屋などの優良店舗を利用するのが本当におすすめになります。
質屋で質入れできるもの一覧
質屋の概要を説明してきましたが、次に質屋で預けて担保とできるもの(質入れできるもの)と、担保には出来ずに断られるものを具体的に見ていきます。
そして、質入れする際の特殊性がある商品に絞って具体的に解説していきます。(特殊性があるのが車とスマートフォンです。)
- 車
- ゲーム機
- スマートフォン
- パソコン
- バック
- 家電
- 腕時計
- 指輪
- ネックレス
- 宝石
- カメラ
基本的にはブランド物に関してはきちんと保証書がある、傷の状態によって値段が変わりますので値段の幅は非常に大きいです。
そして、家電に関しても型落ちしている商品であると値段が付きづらいのが特徴としてあるので、家電の場合はどれくらいの型落ち商品なのかはきちんと確認が必要です。
さて、質入れする商品でも特殊性がある車とスマートフォンについて次に解説していきます。
スマートフォンに関しては、法律違反になってしまう可能性もありますので、最も注意が必要な質入れ商品です。
車
車を担保にしてお金を借りることが出来る、車金融という仕組みがあります。
内容としては、質屋と同じで車を担保にしてお金を借りる仕組みで10万円〜1億円など高額なお金の借り入れが可能です。
金利に関しては年6.4%〜年20%です。
この車金融の仕組みですが、業者に車を預ける「預かり方式」と車を担保にしても利用出来る「乗ったまま方式」の2つが存在しています。
車を担保にしているのにも関わらず、車を継続して利用することが出来るのでとてもありがたい仕組みです。
1つ注意が必要なのが、違法な業者も存在しているので、きちんとした優良店舗を見つけることが一番苦労する可能性が高いので注意が必要になります。
スマートフォンを質入れする時の注意点!
赤ロム、白ロムという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
- 赤ロム
- 白ロム
赤ロムは端末の分割払いの不払いや紛失などの届出を行い、携帯電話会社がモバイルネットワーク通信を制限している状態のことです。
モバイルネットワーク通信を制限していると、携帯電話回線を使った通話やメールの送受信などといった機能が使用できなくなります。
では、なぜこの赤ロムが問題となるのか?
基本的に携帯電話は本人以外の利用することを認められていません。これは、振り込め詐欺などの詐欺にレンタル携帯電話が使われた過去の経験から、「携帯電話不正利用防止法」が定められたのです。
この使用できない特別な状態で、他の方に譲渡するのは基本的に禁止されています。
よって、赤ロムの状態で質屋に預け入れを行い、質流れした場合には携帯電話不正利用防止法に抵触してします可能性があるのです。
一方で白ロムはSIMカードを抜いた状態の携帯電話で、赤ロムとの違いはモバイルネットワークに制限がかかっていない状態です。
白ロムであれば質入れしても大丈夫ですが、赤ロムは質入れが禁止している場合があるので注意が必要です。
質入れを断られるもの一覧
ここまで質入れできる物について解説してきましたが、質入れが断られるものもありますので注意が必要です。
質入れが断られるものとしてブランドものであれば、変色や傷が激しいもの、修理が不可能であるものなどは買い取りを断られる可能性があります。
また、ノーブランドの商品や偽物商品、家電などで型落ちしている商品も断られる可能性があるので注意が必要です。
質屋に関しては、査定してもらうだけは無料なので、もし値段がつかないだろうと予測しても、意外と値段がついたりするのでダメもとで査定だけするのもおすすめになります。
質屋は違法業者もたくさんあるので注意!
優良な質屋もある中で、質屋の違法業者もたくさん存在してますので、質屋の違法業者の見分け方について解説していきます。
違法質屋の業者には以下の特徴があります。
- 年金手帳や通帳を要求
- 質屋に預け入れる商品をなんでも良いという質屋
- 質屋の営業許可証がない
- 上限金利を超えている
それぞれ具体的に解説していきます。
年金手帳や通帳を要求
もし、支払い方法について年金手帳や通帳を要求してくる質屋があれば、それは違法質屋である可能性が高いです。
このように要求してくる目的は、自動引き落としを適用するために要求してきます。
したがって、質屋に年金手帳や通帳の情報を要求されても絶対に渡してはいけません。大黒屋などは店舗での直接支払いしか認めていないです。
質屋に預け入れる商品をなんでも良いという質屋
質屋のビジネスモデルは、担保となる商品を元にお金を貸して利息から利益を得る、または、質流れになった場合は担保商品を販売して利益を得ます。
したがって、質屋が預け入れてもらう商品をなんでも良いということは絶対にありません。
質屋が認められていない、取り立てを行ってくる可能性が高くプロの取り立て屋による違法な取り立て被害に会う可能性が高いので注意が必要です。
質屋の営業許可証がない
質屋営業法第十条で営業許可証を見やすい場所に表示しなければならないことを定めています。
もし、営業許可証を見やすい場所に表示していないのであれば、違法質屋である可能性が高いので注意が必要です。
上限金利を超えての貸付!
最後に違法質屋の見分け方についですが、上限金利を超えての貸付を行っている場合は違法質屋になります。
年利で109.5%、1日0.3%の金利と決められています。
月利ですと約9%になりますので、月利で12%などの金利を案内してくる場合は違法質屋ですので注意が必要です。
質屋でお金を借りる時のメリット・デメリット!
最後に質屋でお金を借りることのメリット・デメリットについてまとめていきます。
カードローンを利用した方が良い場合も想定されますので、あなたの状況に応じて質屋の利用するのかどうか考えて見てください。
質屋のメリットは主に3つで、デメリットも3つ存在します。
質屋でお金を借りるメリット
- 即日で融資が可能
- 返済の義務はないので催促が一切なく質流れになる飲み
- 友人や家族に秘密でお金を借りることが可能(買い取りを選択するば借金にもならない)
質屋の魅力は即日で家族や友人に秘密でお金を借りることができる点です。(関連:今すぐお金を借りたい即日の方法)
返済出来ない場合でも、質入れした商品が質流れするだけで済みますし、返済できないとわかった段階で買い取りに変更することもできます。
お金を借りる方法としてはリスクが極端に低いので、もし担保に出来る商品があるのであれば質屋の利用は大変おすすめです。
質屋でお金を借りるデメリット
- 担保となる商品がなければお金を借りることが出来ない
- 違法な質屋も多いので見分けが必要
- 少額の借り入れであればカードローンよりも圧倒的に金利が高い
質屋でお金を借りるデメリットは、そもそも担保となる商品がなければ借り入れを行うことが出来ない点です。
型落ち商品やノーブランドの商品であれば思ったよりも査定額がつかない自体は起こりえます。
次に違法の質屋についてですが、営業許可を得ていない、金利が法律で決められている%よりも高いなど違法な質屋もたくさん存在しています。
したがって、きちんとした優良の質屋を探すことが非常に重要になるのです。
最後に金利についですが、月利1.5%以上であればカードローンよりも金利が高いので、もし、月利1.5%以上であればカードローンの利用をおすすめします。
まとめ
質屋は家族に秘密でお金を借りることが出来る点や、返済できなくても催促されないなど多くのメリットがあります。
また、信用情報に傷がある方(関連:ブラックでもお金を借りられる方法)や専業主婦の方(関連:専業主婦でもお金を借りれる)、無職(関連:無職でもお金を借りる方法)でも審査がないので利用しやすいです。
しかし、違法の質屋や金利が場合によってはカードローンよりもかなり高額になってしまう可能性もあるので、査定額をみながら慎重に検討する必要があります。
もし、思い入れのない商品であれば、質屋で借り入れよりも買い取りを選択した方が良いです。
多くのかたにとって利用できるチャンスがあるお金を借りる方法ですので、一度利用を検討してみてください。
質屋を利用する際に注意しなければいけないことがわかりやすくまとまっていてとてもいいなと思いました。