リボ払い

エポスカードのリボ払いはやばい?理由や仕組み・返済方法や借金地獄から抜け出す方法などを解説

丸井グループが運営しているクレジットカードであるエポスカードは簡単に作れるため、利用している人も多いのではないしょうか。

実は、エポスカードのリボ払いには危険が潜んでいます。

気付かないうちにリボ払いが設定されていることが多いですし、適用金利は年率15%(ショッピング枠)もしくは18%(キャッシング枠)と高いです。また定額コースの場合、金利分しか返済していないこともあり、その場合はいくら返しても元本は減りません。また一度間違ってリボ払いに変更してしまうと、リボ払いで使った分は元に戻せません。

このようにエポスカードのリボ払いを利用すると、借金が雪だるま式にどんどん膨らんでしまう可能性があります。

返済が滞れば、延滞金も発生します。延滞金は14.6%(ショッピング枠)もしくは20%(キャッシング枠)がかかります。最初のうちは負担は少なく済みますが、1年2年と放置すると負担は加速度的に増していきます。また、信用情報に傷が付くことにもなるでしょう。

もし自力での返済が出来ないのであれば、弁護士や司法書士を通して債務整理をすることをおすすめします。債務整理をすれば、督促の停止や、返済期間に猶予を持たせたり、分割払いでの返済を認めさせることが出来ます。

この記事でわかること
  • リボ払いとは毎月の返済額を一定にする返済方法
  • エポスカードのリボ払いの返済方法には定額方式、残高スライド式、一括返済の3つがある
  • エポスカードのリボ払いのキャッシング金利は15%、ショッピング金利は18%
  • エポスカードのリボ払いは金利が高いため、いつまでたっても完済できない可能性がある
  • エポスでリボ払いが返せない場合は弁護士や司法書士に債務整理をお願いする
債務解決サポート:山口
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【目次】このページ先読み

そもそもエポスカードのリボ払いとはどんな仕組み?

エポスカードにはリボ払いというサービスがあります。

そもそもリボ払いとは何?

リボ払いとは、クレジットカードの支払い方法の一つです。毎月の支払額を一定にすることで、月々の返済負担を減らすことが出来ます。ただし、返済期間は長くなる傾向にあり、支払い総額は大きくなってしまいます。

リボ払いと似た返済方法に分割払いがありますが、両者は異なります(リボ払いと分割払いの違い)。分割払いは2回払や3回払いのように返済期間を固定する方法です。月々の返済金額は大きい分、返済期間は短くすることが出来ます。

リボ払いの返済方法には、定額方式、残高スライド式、一括返済の3種類があります。定額方式は毎月の返済額を一定にする方法、残高スライド式は支払い残高に応じて月の返済額が決まる方法、一括返済は支払い残高を一括で返済してしまう方法です。

リボ払いはショッピング枠とキャッシング枠いずれにも適用できますが、その金利相場はそれぞれ異なります。一般的に、ショッピング枠の金利は15%、キャッシング枠の金利は18%と言われています。

エポスカードのリボ払いには「標準コース」、「長期コース」、「定額コース」の3種類の返済方法があります。

標準コースと長期コースでは支払い残高に応じた返済額が決定されますが、定額コースでは残高に関わらず返済額を決めることが出来ます。

エポスカードの金利はショッピング枠で年率15%、キャッシング枠で年率18%と定められています。どちらの利率も業界の平均的な水準です。なお実際の利息を計算する際は返済期限までの日数に合わせて計算する必要がありますので気を付けましょう。

エポスカードのリボ払いの利用限度額は100万円ですが、必ずしも誰もが100万円分利用できるわけではありません。審査で返済能力は低いと判断されれば、これより低い利用限度額が設定されることもあるでしょう。

エポスカードの仕組み

エポスカードのリボ払いにはいくつかのコースがあります。ここでは、それぞれのコースの仕組みについて紹介します。

  • 標準コース(残高スライド方式)
  • 長期コース(残高スライド方式)
  • 定額コース(定額方式)

標準コースは、エポスカードの契約時にデフォルトで設定されているコースです。リボ払いを利用した際に、特に変更をしていなければ、この標準コースが適用されています。

標準コースは残高スライド方式ですので、支払い残高に応じて月々の返済額が決まります

長期コースは、標準コースと同様に残高スライド方式が採用された返済方法ですが、標準コースよりも返済期間が長く取られている点に特徴があります。

標準コースであれば支払い残高が1円~50,000円のとき月々の支払額は3,000円です。対して長期コースでは支払い残高が1~30,000円のとき月々の支払額は1000円です。このように長期コースの方が、一回の返済額が少ないことが分かります。

定額コースは、残高に関わらず月々の返済額を一定額に設定する返済方法です。5,000円コースから200,000円コースまで、20通りの返済コースから選択することが出来ます。ただし、支払い残高によっては選択できないコースもあるので注意しましょう。

エポスカードリボ払いの金利(手数料)

エポスカードでリボ払いを利用した場合、金利はどのくらいかかるのでしょうか。

ショッピング枠を利用した場合、金利は年率15%です。15%というのは業界の平均的な金利水準と言えます。

年率15%ですので、例えば10万円を利用して1ヵ月後に返済した場合、金利負担は以下のようになります。 通常、金利は年率で表記されていますので、利用した日数分に換算する必要があります。

10万円×15%÷365日×31日=1274円

このとき、月々の返済額を5,000円に設定していた場合、返済額は金利と元金5,000円とと計算されるため、返済額の内訳は金利分1,274円と元金3,726円を合わせて5,000円ということになります。

キャッシング枠を利用した場合、金利は年率18%です。こちらも年率表記ですので、返済までの日数分に換算する必要があります。計算式は上記と同様ですので、ご自身の利用金額や返済期間を代入して算出してみて下さい。なお、この年率18%という金利も業界の平均的な水準になります。

エポスカードでリボ払いで使える利用限度額

エポスカードのリボ払いの利用限度額は100万円です。しかし、誰でも100万円というわけではありません。利用する人の返済能力に応じて利用限度額はそれぞれ設定されます。(リボ払いの限度額)

エポスカードにも、その他のクレジットカードと同様に、審査があります。審査時に収入や雇用形態、勤続年数や信用情報などを元に返済能力が判断されます。収入が低い人や安定した収入がない人、過去に返済延滞など金融事故を起こした人などは利用限度額は低く設定される、もしくは審査に落ちてしまうでしょう。

またエポスカードの利用限度額にはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、ショッピング枠はキャッシング枠の中に含まれています。片方の利用額を増やせば、もう片方の利用額は減るという仕組みになっています。

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エポスカードのリボ払いの種類

リボ払いの種類は3つです。

  • ショッピングリボ払い
  • あとからリボ変更
  • いつでもリボ

ショッピングリボ払いとは、ショッピングの度にその場でリボ払いを選択する方法です。その時のお財布事情に応じて、リボ払いにするか、それとも一括払いや分割払いにするか選ぶことが出来ます。

あとからリボ変更とは、一度一括払いや分割払いを選択したショッピングを、後でリボ払いに変更できるサービスです。「全額変更」、「希望金額指定」、「希望項目指定(買い物内容から選ぶ)」のいずれかから、変更内容を選択できます。

いつでもリボとは、ショッピング全てに自動的にリボ払いが適用されるサービスです。店頭で一回払いや分割払いを選んでも、リボ払いになります。解除を希望する場合は、エポスNetから手続きが可能です。

注意点として、一度リボ払いに変更した支払いは元の支払い方法に戻すことは出来ないことを覚えておいてください。リボ払いをやめるためには支払い残高を完済する必要があります。

リボ払い:ショッピング時に設定できる

ショッピングリボ払いとは、ショッピング時にリボ払いを設定することです。

利用できるお店は多くあります。エポスカードを運営しているマルイはもちろん、VISA加盟店でも使えます。ネットショッピングやコンビニでの買い物に加え、公共料金の支払いやタクシーの交通費を支払う際にも利用できます。

少額の支払いであればわざわざリボ払いにする必要はないかもしれませんが、数万円以上の出費の場合、リボ払いが使えると支払いに困るということはないでしょう。

リボ変更:後日でもあとからリボ払いに設定できる

あとからリボ変更とは、通常の支払いを行った後でもリボ払いに変更ができるというサービスです。

あとからリボ変更を適用できる支払い方法は、一回払い、2回払い、ボーナス一括払いの3つです。エポスNetから24時間いつでもあとからリボ変更を行うことが出来ます。

変更内容は「全額変更」、「希望金額指定」、「希望項目指定(買い物内容から選ぶ)」の3つがあります。リボ払いに変更したい分をこの3つから選択して、決めることが出来ます。

また、あとからリボ変更はショッピング枠だけでなくキャッシング枠にも適用できます。(キャッシングリボとは?支払い方法・手数料(金利)やデメリット・返済がやばいとなる前の対処方法を解説)

いつでもリボ:事前に登録しておく事で支払い方法が自動でリボ払いになる

いつでもリボとは、登録した翌日以降からすべてのショッピングに対して、一回払いが自動的にリボ払いに変更される仕組みです。国内外を問わずすべてのショッピングが対象になります。

いつでもリボ払いに変更してしまえば、店頭で1回払いを選択しても関係なくリボ払いが適用されます。そのためお店の人にリボ払いがバレたくない人には都合が良いでしょう

いつでもリボは「リボ払い」、「分割払い」、「ボーナス払い」の利用可能枠の上限に達するまで変更することが出来ます。

また、登録手続きはエポスNetもしくはカスタマーセンターから、いつでも行えます。

エポスカードのリボ払いをやめる時は「エポスNet」で解除できる

いつでもリボを解除したい時は、エポスNetから手続きを行ってください。

解除手続きが完了すると、完了後に利用した分は全ていつでもリボが適用されることはありません。

いつでもリボはその性質上、設定してあることを忘れがちです。お店で一回払いや分割払いを選択しているのに知らぬ間にリボ払いになっているということは往々にしてあります。

解除だけでなく現在の支払い方法に何が適用されているかも、エポスNetから簡単に見ることが出来ます。

不要であればいつでもリボは解除しておきましょう。

リボ払いからは一括返済にできない

残念ながら一度リボ払いを適用してしまうと、後からその利用分の返済方法を変えることは出来ません

一括払いや分割払いからリボ払いに変更は出来ても、その逆は出来ないのです。

もしリボ払いをやめたいのであれば、支払い残高を一度「一括払い」で完済する必要があります。また、全額払いが難しいのであれば、「増額払い」で支払い残高を減らし、返済期間を短くすることをおすすめします。

リボ払いは一回の返済金額は少ないですが、支払い総額は大きくなります。間違ってリボ払いを選ぶことがないようにすることが大事ですし、またリボ払いにしてしまった場合はすぐに全て返済してしまいましょう。

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エポスカードのリボ払いの返済方法・種類

エポスカードのリボ払いの返済方法は以下の3通りがあります。

  • 標準コース
  • 長期コース
  • 定額コース

標準コースと長期コースはどちらも残高スライド方式が採用されています。つまり、支払い残高の金額に応じて、月々の返済額が決定されます。標準コースであれば月3,000円、長期コースであれば月1,000円が最低返済金額になります。

定額コースでは、月々の返済額は常に一定です。残高スライド方式と異なり、残高が増えても月々の返済額は増えません。

また、エポスカードではすでに行った買い物の返済方法をあとからリボ払いに変更することが出来ます。手続きはエポスNetもしくはカスタマーセンターから可能です。ただし、一度リボ払いに変更した分は元に戻すことは出来ません。

残高スライドが標準

エポスカードのリボ払いの返済方法は標準コースが通常です。これは残高スライド方式が適用されています。

既出の内容なのでおさらいになってしまいますが、残高スライド方式とは利用残高に応じて月々の返済金額が決定する方式です。

利用残高1~50,000円で返済額は月3,000円、利用残高50,001~100,000円で返済額は月5,000円、利用残高100,001~200,000万円で返済額は月10,000円、といったように定まっています。

基準となる利用残高は毎月の締め日までの金額となります。自分の返済額がいくらか分からないという方はエポスNetにログインをして確認をすることが出来ます。

長期コース

また、長期コースも標準コースと同様に残高スライド方式が適用された返済方法です。長期コースの特徴は、標準コースより返済期間を長くすることで毎月の返済負担の少なくなるという点にあります。

利用残高1~30,000円で返済額は月1,000円、利用残高30,001~50,000円で返済額は月2,000円、利用残高50,001円~100,000円で返済額は月4,000円となっています。実際に長期コースの返済金額を見てみると、標準コースより月々の返済額が少ないことが分かると思います。

しかし、返済期間が長いということはその分利息が発生するということでもあります。支払い総額は大きくなってしまいますので、ご注意ください。

定額コース

定額コースとは、利用残高に関わらず毎月決まった金額を返済する、というコースです。標準コースや長期コースは利用残高が増えれば返済額も連動して増えますが、定額コースは変わりません。

定額コースの返済額は月5,000円~20万円の間で、20コースから選ぶことが出来ます。利用額によっては選択できないコースもあることは留意してください。

また長期コースと同様に、月々の返済額を少なく設定すると完済までの期間が延びて金利負担が増えることにも気を付けましょう。

後からリボ払いに変更する方法

一括払いや分割払いで利用した分をリボ払いに変更できるサービスが後からリボ払いです。

変更する際の手順についてご説明します。

変更する際はエポスNetから手続きを行います。24時間365日いつでも手続きは可能です。

エポスNetにログインしたら、リボ払いに変更したい内容を選択しましょう。「全額変更」、「希望金額指定」、「希望項目指定」の3つから選びます。利用額全てをリボに変更したいなら「全額変更」を、希望する一部の金額だけ変更したいなら「希望金額指定」を、希望する買い物の内容を変更したい場合は「希望項目指定」をそれぞれ選びましょう。

なお、一括払い、分割払い、ボーナス一括払いのいずれの場合でも、後からリボの対象となります。

元々の支払い方法によって締切日が異なる点にも気を付けましょう。口座振替を利用している場合、支払い日から数えて5~14日程度が目安と言われています。次回の支払いまでに間に合うかどうか不安な方は、事前に確認を取った方が良いでしょう。

万が一エポスNetを利用できない場合は、カスタマーセンターから手続きを行うことが出来ます。

東京カスタマーセンター 03-3383-0101

大阪カスタマーセンター 06-6630-0101

受付時間 9:30-18:00

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エポスカードのリボ払いがやばい理由

エポスカードがやばいと言われる理由は様々あります。

気付かずに「いつでもリボ」が設定されている場合、全ての支払いが勝手にリボ払いになってしまいます。契約時や利用開始時に設定したまま忘れているということが多いようです。

もしいつでもリボが適用されていたら、まずは設定を解除しましょう。その上でリボ払い分は一括返済、もしくは増額返済で早期に完済してしまいましょう。返済期間を短くすることで金利負担を減らせます。

エポスカードの標準コースの金利は年率15%と高いです。一括払いと二回払いまでなら金利はかかりませんので、余裕があるならそちらをおすすめします。

定額コースの場合、月々の返済額が全て金利だけという場合もよく見られます。毎月の返済額が固定されるという定額コースの特徴が裏目に出てしまうのです。この場合、いくら返済しても元本は減らず借金はなくなりません。コースの変更を検討しましょう。

エポスカードでは一度リボ払いに変更したものは元に戻せません。また、利用限度額にも上限があります。安易にリボ払いに変更し、返済が終わらず、限度額が上限に達してカードが使えなくなる可能性もあります。

勝手に「いつでもリボ」設定になっている事があるので確認

気付かないうちに「いつでもリボ」の設定になっていることがあります。

カードの入会時や利用開始時にうっかり「いつでもリボ」を選択してしまい、その事実を忘れたまま利用を続けてしまっているというケースがよくあります。

「いつでもリボ」のままだと、一回払いで払っているつもりでも、すべて自動的にリボ払いになってしまいます。「なぜか使っている金額に対して支払額が少ないような気がする」など、少しでも疑問に思うことがあれば、すぐに返済方法の確認をしましょう。

いつでもリボ払いになっていた時の対処方法

確認した上で、いつでもリボ払いが適用されている場合はどうしたらよいのでしょうか。

実は、一度リボ払いが適用されたものは元の返済方法に戻すことが出来ません。しかし、対処方法がないわけではありません。

まずいつでもリボ払いの設定を解除してください。解除後の買い物については、リボ払いが適用されることはありません。

その上で、すでにリボ払いになっている分に関しては、リボ払いは一括返済してしまいましょう。一括返済をすればその時点で支払い残高はなくなり、将来発生したであろう金利負担も一切なくなります。

全額を支払う余裕がない方は、増額返済で徐々に返済していくことも可能です。

このように一括返済もしくは増額返済を行い、早いうちに完済をすることが大事です。

標準コースの手数料が高い

標準コースの金利は年率15%と、非常に高いです。

15%の金利がどのくらいかというと、例えば100万円を利用すると一年間で15万円が金利として追加で発生する、とイメージしてください。

1ヵ月後や2ヵ月後に返済できる目途が立っている場合はリボ払いよりも分割払いを選択した方が良いでしょう。分割払いもリボ払い同様に15%の金利が付きますが、数か月で返済してしまえば利息負担は少なく済みます。

ちなみにエポスカードの分割払いに関して2回払いまでは利息はかかりません。利息が発生するのは3回以上の分割からです。なるべくなら2回払いまでに抑えるのが良いでしょう。

定額コースの落とし穴は利息が支払い額の半分以上の場合がある

定額コースは残高に関わらず、返済額が一定になる返済方法です。返済負担が軽くてラッキーだと思うかもしれませんが、落とし穴があります。

場合によっては、返済額の半分以上を利息が占めることがあります

簡単な例えを出すと、月々に発生する利息が20,000円を超えているのに返済額が月20,000円であれば、返済額は全て利息で占められることになり、元本は一向に減りません。

これは極端な例えですが、定額コースの仕組み上、このようなことが起こる可能性は十分にあります。ずっと払い続けているのに一向に完済されないと悩んでいる方は、上記のような状況に陥っている可能性があります。

リボ払いから他の支払い方法に変更できない

エポスカードでは一度リボ払いに設定したら、後から他の支払い方法に変更することは出来ません。

リボ払いに変更する際は、エポスNetに掲載されている返済シミュレーションで確認してから利用するようにしましょう。利息負担、月々の返済額、返済期間などを確認し、リボ払いにしても借金地獄に陥らないか十分に検討したうえで変更しましょう。

リボ払いにできる利用額には限界がある

エポスカードに関わらず、クレジットカードはいずれも利用限度額があります。そのため上限金額に達すると、残高に余裕が出来るまで一時的にカードの利用が出来なくなってしまいます

特にリボ払いでは月の返済負担が少ないため、自分がいくら使っているのか見失いがちです。その結果、利用可能額がすぐになくなってしまいます。エポスカードの上限額が100万円ですので、簡単に枠は埋まってしまうでしょう。

常に利用可能額はいくら残っているのか、確認しながら利用するようにしましょう。

最悪利息のだけの返済になっている場合も

月々の返済額が利息だけになっているのは、最悪のケースです。

利息分しか返済していない場合、元本は一生減りません、そのため借金はなくなりません。先ほどもお伝えしたように、特に定額コースではこのような状況に陥りやすいです。

リボ払いでは返済自体は毎月行いますので、「自分はきちんと返済しているから大丈夫だ」という感覚に陥りがちです。しかし大事なのは返済の中身です。利息に加えて元本の返済もすることが非常に重要です

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エポスカードのリボ払いの滞納・延滞金

エポスカードのリボ払いを滞納してしまった場合、返済方法は通常と異なります。

通常であれば登録口座から返済額が引き落とされますが、滞納分に関しては口座引落が適用されず、自分自身で支払う必要があります。方法は「エポス専用ATM」、「Pay-easy」、「コンビニ支払い」のいずれかから選択してください。

滞納すると滞納額以外に、延滞金が発生します。ショッピング枠であれば年率14.6%キャッシング枠であれば年率20%が適用されます。一見負担は小さいように見えますが、支払いを引き延ばすと負担は大きくなりますし、ブラックリスト入りする可能性もあります。

滞納時の支払い方法

エポスカードでは、滞納分が口座から自動的に引落されることはありません。自分自身の手で直接振込を行う必要があります。

振込口座は利用者ごとに定められていますので、一度カスタマーセンターに連絡をして口座を確認する必要があります。また遅延損害金も同時に発生していますので、その分も合わせた返済額の合計も聞いておきましょう。

返済方法は3通りあります。

  • エポス専用ATMで支払い
  • Pay-easyで支払い
  • コンビニで支払い

エポス専用ATMは街中に置いてあります。Pay-easyであればインターネットからいつでも返済が可能です。コンビニでの支払いには「PAYSLE」というバーコード決済を利用します。

延滞金の発生

返済期限を過ぎると、延滞金が発生します。

エポスカードでは、ショッピング枠で年率14.6%が、キャッシング枠で年率20%が、遅延損害金として課せられます

例えば、20万円のショッピング枠の利用分を1ヵ月間延滞した場合、遅延損害金は以下のようになります。

遅延損害金 20万円×14.6%÷365×31日=1920円

このように一見するとそこまで大きくないように見えますが、延滞が半年、一年、2年と続いていくと雪だるま式に積み重なることになります。

また延滞金以外にも振込手数料や口座引き出し手数料がかかりますし、金融事故を起こした事実が信用情報に記載され、いわゆるブラックリスト入りすることになります。

滞納に気付いた時はすぐに返済してしまいましょう。

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エポスリボ払いの借金地獄から抜け出す方法・解決策

エポスカードのリボ払いで借金地獄に陥っている方は債務整理を視野に入れて行動すべきでしょう。

債務整理は国が認めたもので、実行すれば借金を軽減することが出来ます。5年間はクレジットカードが作れなくなりますが、すでに借金地獄で苦しんでいるなら、そのようなデメリットよりも借金軽減のメリットの方が上回るでしょう。

基本的に債務整理は弁護士もしくは司法書士を代理人として手続きを行うのが普通です。法テラスや日本クレジットカウンセリング協会といった公的な機関を通して弁護士や司法書士を紹介してもらっても良いですが、担当者を自分で選ぶことは出来ません。民間の弁護士事務所や司法書士事務所に直接お願いしても問題ありません。

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債務整理を視野に入れる

リボ払いの返済のあてがない場合は、債務整理も視野に入れて行動しましょう。

債務整理とは、借金を軽減するために国によって認められている手続きです。支払いに猶予を持たせたり、カード会社からの督促を止めたり、一括払いのものを分割払いに変更することが可能です。

債務整理を一度行うと信用情報に乗り、今後5年間はブラックリスト入りしてしまいます。しかし、債務整理を検討する段階ではすでにブラックリストに入っていることが多いため、その点はあまり気にしなくて良いでしょう。

債務整理を行う際が自分自身で行わず、弁護士に依頼をするのが通常のやり方でしょう。以下では頼れる相談先を掲載していますので、ご参考にしてください。

相談先一覧

債務整理の相談先は基本的に以下の4つがあります。

  • 法テラス
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 消費者センター
  • 弁護士や司法書士

法テラスや日本クレジットカウンセリング協会、消費者センターはいずれも公的な機関であり、無料で相談をすることが出来ます。特に法テラスや日本クレジットカウンセリング協会では相談の結果、弁護士など専門家への橋渡しをしてくれます。

民間であれば弁護士事務所や司法書士事務所を活用しましょう。上記の公的機関の異なり、自分自身で担当者を選ぶことが出来ます。債務整理は人生に関わることですので、自分自身の目で担当者を決めたいという方もいるのではないでしょうか。相談自体は無料で行っている事務所がほとんどです。

法テラス

法テラスとは、日本司法支援センターのことであり、国が運営している機関です。

経済的に困難な状況にある相談者を支援することを目的にしており、弁護士や司法書士を利用する際の費用を一時的に負担してくれるという特徴があります。

弁護士への相談は無料です。1つの案件に対して、1回30分の面談を3回まで行うことが出来ます。

債務整理にかかる費用を払う余裕がなくても、法テラスが一時的に肩代わりしてくれますし、一般的な弁護士事務所を利用するよりも費用水準は低くなっています。費用の返済は分割払いにも応じてくれます。

ただし誰でも利用できるわけではありません。収入などいくつかの基準に基づいた審査に通過した人のみが利用できます。

日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会とは、消費者金融やクレジットカードの利用により多重債務を抱えている人を救うことを目的とした団体です。日本弁護士連合会、消費者団体、クレジット業界の協力の元に発足しました。

日本クレジットカウンセリング協会では、債務整理にかかる弁護士費用は相談料から着手金まですべて無料で行うことが出来ます。

電話相談も可能ですし、何度もカウンセリングを受けることも出来ます。法テラスから日本クレジットカウンセリング協会を紹介されるというケースもあるようです。

ただし、弁護士の指名は出来ませんし、近くに相談所がない場合もあります。カウンセリングの際は相談者本人が直接出向く必要がありますので、近くにないと不便かもしれません。

各地域の消費者センター

消費者センターとは、商品やサービスなど消費活動全般に係る苦情や問い合わせを受け付けている公的な機関です。国民生活センターの中に含まれており、全国各地域に置かれています。リ

幅広い相談に対応しているのが消費者センターの特色ですが、特別に借金や債務整理の問題に特化しているわけではない点に注意が必要です。もちろんリボ払いに関しても一定のアドバイスを行っていますが、裁判所のように強制力を有した機関ではありません。実際に問題を解決するさいは弁護士など専門家に相談して法的な手続きを取った方が良い場合もあります。

弁護士・司法書士に相談

弁護士や司法書士は法律問題の専門家です。債務整理についても弁護士や司法書士が代理人となって行います。そのため、上記3つの機関に相談をしても、最終的には弁護士や司法書士が出てくるということになります。

弁護士や司法書士に直接依頼をするメリットは、やはり自分自身で担当者を決定できるという点でしょう。法テラスや日本クレジットカウンセリング協会では担当者を選ぶことはできません。

民間の弁護士事務所や司法書士事務所でも、無料相談を行っているところは多くあります。いくつかの事務所を巡って、比較した上で利用する事務所を選ぶと良いでしょう。また、事前にインターネットの評価を参考にしておくことも有効です。

借金の返済を滞納すると返済金が溜まっていくだけでなく、信用情報に傷が付いたり、最悪のケースでは訴訟に発展するなど、デメリットしかありません。すぐに返済をするのが一番ですが、もし自分だけではどうにもならないのであれば、すぐに専門家の力を借りることをおすすめします。

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この記事の監修者 山口学
自己紹介 株式会社トイントの代表取締役。「債務解決サポート」の編集・監修を行っています。10年以上のWEBメディアの運営・管理経験を活かし、最新のトレンドや現実事例を元にした情報提供に力を注いでいます。
事務所 株式会社トイント
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