ACマスターカードは審査が甘く、ブラックでも作れると言われています。しかし、審査が甘いことはありません。
ACマスターカードは、ブラックでも年数が経過しブラックがリセットされればカードの作成が可能。学生や年金受給者でもカードの申し込みができる。消費者金融であるアコムのクレジットカードであるなどの理由から、審査が甘いという間違った考え方が広がっているのです。
ACマスターカードに申し込みをすれば独自の審査ですが、審査が行われます。審査に通過すればカードの作成が可能です。ACマスターカードは、リボ専用のカードです。「1回払い」と買い物時に言っても、支払い時にはリボ払いになる仕組みです。
リボ払いにすると利息がかさんでいくので注意が必要です。毎月の支払額が低ければ、利息分の支払いばかりでなかなか利用残高が減らない事態に陥ります。そんな状態で支払いを延滞してしまうと、さらに遅延損害金も発生。
利息が膨らみすぎて支払いができず債務整理をすることになる場合もあるので、リボ払いのリスクを把握しておきましょう。
- ACマスターカードを延滞すると支払日を過ぎた日から遅延損害金が発生
- ACマスターカードの遅延の可能性がないか、申し込み後の審査では金融事故のチェックがある
- ACマスターカードの審査は甘くはない
- ACマスターカードがバレる可能性は非常に低いため、安心して利用できる
- ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカード
他社クレジットカードで不渡り・遅延歴などがあればACマスターカードは作れるのか
「クレジットカードを申し込んで審査に落ちてしまった」
「とにかくクレジットカードを持ちたい」
「クレジットカードの審査に通るか不安」
このように考えている人もいるでしょう。
通常、信用情報がブラックの場合、クレジットカードを申し込んでも審査に通りません。しかし、ACマスターカードであれば作成できる可能性があると言われています。
実際にはブラックの状態であればACマスターカードの作成は不可です。
なぜACマスターカードなら作成可能と言われているのか、詳しく見ていきましょう。
原則、信用情報がブラックであればクレカは作れない
信用情報がブラックは、金融事故の情報が記載されている状態です。
- クレジットカード支払いの延滞・滞納
- キャッシングの延滞・滞納
- 債務整理
クレジットカードやキャッシングの返済は2~3か月延滞すると信用情報に載ると言われています。債務整理をした場合も同じく信用情報に記載されます。
ブラックリストに載ると、5年程度は情報が消えません。情報が消えない間は、クレジットカードの新規作成は不可です。
不渡りとは通常クレカの遅延時には使わない言葉
不渡りとは、金融機関に「手形」や「小切手」を持ち込んでも当座に残高がないため、現金に換金できないことを指します。
クレカの遅延時に「不渡り」という言葉は使いません。
ACマスターカードなら作れる可能性もある
「他社でクレジットカードを作成しようとしても審査に落ちてしまったが、ACマスターカードに申し込みをしたら、問題なく作成できた」という人もいます。
ACマスターカードが他社よりも審査に甘いということはないです。ブラックの状態にあるとACマスターカードでも作成は不可です。しかし、他社への申し込みがだめでもACマスターカードの審査に通過する可能性があります。
なぜACマスターカードであればカードを作成できるのか、以下で詳しく見ていきましょう。
ACマスターカードなら作れるかも?審査が甘いと言われている理由
クレジットカードを作成したいが審査に不安がある場合、ACマスターカードなら心配ないと言われています。
その理由は
- アコムのクレカのため
- 独自の審査
- ブラックでも年数が経てば作成可能
- 学生・年金受給者も申込みOK
ACマスターカードはアコムのクレジットカードです。
「アコムのクレカだから審査が甘いのでは?」
「信用情報がブラックだった人でも作成できるので甘いのでは?」などと言われています。
しかし実際には審査が甘いことはありません。ではなぜ審査が甘いと言われているのか、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
消費者金融のアコムが独自の審査を行っているから
ACマスターカードは、大手消費者金融である「アコム」が発行するクレジットカードです。
審査はアコムが独自に行っています。このため、審査が甘いと言われているのです。独自の審査だから審査が甘いということを断言はできないです。
クレジットカードの審査基準は、どのクレジット会社も開示していません。
しかし、以下のようなことが重要視されるのではないかと考えられます。
- 支払い能力があるか
- 金融事故を起こしていないか
申込者の会社名や勤続年数、年収、家族構成などから支払い能力があるかを見極めます。また、金融事故を起こしていないかを確かめてお金の返済がきちんとできるのかを確認します。
返済方法が通常リボ払いとなりアコムが利益を出しやすいから
ACマスターカードの特徴の一つが「返済はリボ払い」です。買い物の時にカードを利用して「1回払い」と言っても実際にはリボ払いになる仕組み。
リボ払いとは、利用金額にかかわらず月々の返済金額を一定にできる返済方法です。
リボ払いには2種類の支払い方法があります。
- 定額方式
- 残高スライド方式
定額方式は、支払残高の金額にかかわらず毎月一定金額を支払いします。残高スライド方式は、支払残高の金額に応じて支払額が増えたり減ったりします。
ACマスターカードは、定額方式のリボ払いです。
リボ払いで支払いをする場合、毎月返済金額に手数料が発生します。
例えば、ACマスターカードを使って10万円の買い物をして、支払い金額が毎月3,000円だったとします。
手数料率の実質年率14.6%です。
- 10万円×0.146÷365日×30日=1,200円
支払残高が10万円の場合の手数料は1,200円です。
毎月の支払い金額に手数料が加算されるので、4,200円の支払いをすることになります。
手数料は毎月必要なので、リボ払いを続けている間、アコム側は利用者からの手数料を得られます。
「多少信用に問題がある人でもカードを作って使ってもらえばリボ払いの手数料がアコムに入るのでいいと思っているのでは?」という考えから、審査が甘くなっているとの見方もあるのです。
自己破産歴があったとしても年数がたてばACマスターカードなら作れるから
自己破産していても年数がたてばACマスターカードなら審査に通りますが、これはACマスターカードに限ったことではありません。
自己破産すればそれが信用情報に記載されます。信用情報に記載されるのは5年~10年です。この期間にクレジットカードの作成を申請しても審査に落ちます。
しかし、自己破産をしてから約5~10年経つと情報は消えます。信用情報を確認しても自己破産の事実が消えていれば、新しくクレジットカードを作ることは可能です。
信用情報の記載がリセットされれば、すべてのクレジットカードが作成できるわけではありません。
クレジットカードの審査では、金融事故がないかチェックされますが、自己破産をして信用情報がリセットされた人は真っ白な状態。
通常、クレジットカード審査ではクレジットヒストリーがチェックされます。ここにはクレジットカード作成情報や利用履歴が記載。きちんと返済をしていれば信用できる人と思われ、クレジットカードの審査にも通りやすいです。
しかし、金融情報が真っ白な場合、債務整理を経験した人であると思われる可能性が高く、カード会社によっては審査に通りにくいのです。
自己破産後、その情報がリセットされても審査に通りにくいカード会社がある中で、ACマスターカードなら作成できるので審査が甘いと思われているのです。
学生・年金受給者も申込みOKと謳われているから
ACマスターカードの申し込みができる人は、一定の収入がある人です。その中には学生や年金受給者も含まれます。
学生の場合、ゴールドカードなど、ランクの高いクレジットカードの申し込みは不可の場合が大半を占めます。ただし、通常ランクのクレジットカードは学生でも申し込みが可能です。
年金受給者は、年金以外の安定収入がある場合には返済能力があるとされ、契約ができる場合があります。このため、年齢制限に引っかからない限り、アコムの条件を満たせば年金受給者でも問題なくクレジットカード作成は可能です。※収入が年金のみであれば借入れ不可となります。
ACマスターカードだから、学生や年金受給者でも申し込みOKということはないです。
ACマスターカードの申込み条件と審査の流れ
ACマスターカードの申し込みを検討してる人は、自分が申し込み条件に合うかを確認しておきましょう。
申し込み条件に合わないと、申し込みをしても審査に通過することはありません。
ACマスターカードの申し込み条件、申し込んだ後の審査の流れについて詳しく見ていきましょう。
申込み条件
ACマスターカードの申し込み条件は公式HPを見ると、以下のように記されています。
はい。20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
安定した収入があれば高校生以外の学生も申し込みできます。また、アルバイトやパートなどの勤務形態の人、自営業者や個人事業主も安定した収入があれば申し込み可能です。
アルバイト | 〇 |
---|---|
パート | 〇 |
学生 | 〇 |
年金受給者 | 〇 |
自営業者・個人事業主 | 〇 |
審査の流れと在籍確認のタイミング
ACマスターカードへの申し込みから在籍確認のタイミングは以下の通りです。
- 申込み
- 審査
詳しい流れを見ていきましょう。
申込み
申込み時に必要な本人確認書類を準備します。
以下のいずれかの書類が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 保険証
申込み方法は店舗、インターネット、自動契約機など複数ありますが、自動契約機ならその日のうちにカードが受け取れます。インターネットからの申し込みは24時間いつでも可能です。
申込みをした後に必要な書類を提出します。本人確認書類は、写真撮影したものをアプリからアップロード。FAXで送ることもできます。
審査
申し込み内容を元にコンピューターによる自動審査が行われます。申し込み者の属性がチェックされます。
属性とは
年齢、性別、既婚・未婚か、勤務先の勤務形態、勤続年数、年収、住居が持ち家か賃貸か、居住年数、自宅の固定電話の有無など。
最短30分で審査が完了します。最終段階で通常行われる電話での在籍確認は、原則アコムではありません。
申込書に嘘がある
申込みをする際に審査に通りやすくするため、嘘の申告をする人がいます。また、嘘の申告をしたつもりはないが、間違った内容を入力してしまった場合も結果的には嘘の申告です。嘘の申告をしていると分かれば、信用できない人の烙印を押されます。その結果、審査に落ちてしまうのです。
ACマスターカード(アコムのクレカ)を使っているのがバレる理由とタイミング
ACマスターカードはアコムのクレジットカードなので、できれば周囲の人に使っていることを知られたくないと思う人もいるでしょう。
カードのデザイン自体がぱっと見アコムのクレジットカードであると分かりにくいので、ACマスターカードを使っていてもバレることはありません。
作成段階でバレるタイミング
ACマスターカードを作成する際に、申し込みをしたことがすぐに周囲の人にバレることはないです。
通常、審査時に行われる在籍確認の電話でバレる危険性が高いのですが、ACマスターカードの場合にはこの電話での在籍確認が、原則行われません。
なので、在籍確認電話で職場の上司や同僚にバレてしまうという事態は考えにくいです。
在籍確認のタイミングのほかに、もう一つバレる可能性があるタイミングがあります。それは自動契約機を使用する時です。
ACマスターカードは自動契約機でカードの申し込みをすることもできます。また、インターネットで申し込みをしてもすぐにカードを使用したいときには、自動契約機で受け取ることも可能。
この際、自動契約機に足を運ぶことになります。自動契約機で操作しているのを人に見られることはありません。しかし、幹線道路沿いなど目立つ場所にあるため、自動契約機に入っていく後ろ姿を見られる可能性もあります。
後ろ姿だけで個人を特定される可能性は低いので、周囲の人にバレる可能性は低いです。
カード利用中にはバレにくいデザインのカードである
ACマスターカードは、アコムのクレジットカードであると周囲にバレるようなデザインではありません。アコムの文字もACマスターカードの文字もカード前面にはありません。記載してあるのは「MASTERCARD」という文字のみです。
買い物の時にACマスターカードを提示しても、周囲の人にバレることはないでしょう。
ACマスターカードの利用者であれば同じカードを使っているので、アコムのクレジットカードだと気づく可能性もあります。ただし、ACマスターカードであることを指摘すれば自分も使っていることがバレてしまうので、口にすることもないでしょう。
ACマスターカードを延滞した時のやばいリスク
どんなショッピングもリボ払いで支払っていけるACマスターカードですが、延滞すれば以下の2つのリスクが生じます。
- 遅延損害金
- 利息が膨らむ
それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。
遅延損害金がかかる
ACマスターカードを延滞すると遅延損害金がかかります。
支払日を過ぎた日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金の年率は20.0%です。
例えば、リボ払いの利用残高が10万円で5日間延滞したとします。
遅延損害金は
10万円×20.0%÷365×5日で273円
遅延損害金が発生するだけではなく支払いを延滞すると、電話連絡も来ます。
どうしても支払日に間に合わない時は早めに電話連絡しましょう。
問い合わせ窓口
アコム総合カードローンデスク
0120-629-215
受付時間:平日 9:00~18:00
返済日の変更や返済金額の相談にも乗ってくれます。
返済方法に注意!リボ払いにしていると利息が膨らむ
ACマスターカードは支払いがリボ払いです。買い物の時に1回払いを指定しても支払い時にはリボ払いになります。定額方式のため、10万円の買い物をしても20万円の買い物をしても金額に関係なく一定額を支払えばよいので、経済的な負担も軽く楽です。
しかし、リボ払いは利息が膨らみます。
ACマスターカードは支払日を毎月35日間隔か、毎月同じ日の支払かを選択できます。35日間隔にすれば支払いに余裕を持たせられますが、その分利息は増えるでしょう。
リボ払いをしたことが原因で債務整理をすることになった人もいるほど。
実際に買い物をした金額よりも利息の方がどんどん増えて、なかなか支払いが完了しないこともあります。
リボ払いにしても困らないためには
- 繰り上げ返済をすること
(リボ払いを繰り上げ返済するには?)
毎月決まった金額を支払うだけではなかなか残高は減っていきません。
月々の支払い金額に上乗せして支払えば、利息の負担を減らせます。
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。
借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
<診断しても依頼にはなりません>
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弁護士法人・響
\【秘密厳守】誰にもバレない/
↓いくら減るか試してみるだけでもOK↓
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この記事の監修者 | 山口学 |
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