クレジットカード

クレジットカード一括請求されたのに払えない場合はどうなる?ペナルティや対処方法・支払いを分割交渉できるのか等解説

クレジットカードの滞納が続くと、残高を一括請求されてしまいます。返済ができないからといつまでも支払いを遅らせてしまうと、最終的に強制執行による差し押さえを受けてしまうため、一括請求には絶対に対応しなければいけません。

とはいえ、毎月の支払い分を滞納している人が、一括請求に応じるのは容易ではありません。そもそも一括請求を受けないようにするのはもちろん、一括請求を受けてしまった場合でも、なんとかするための対策は事前に考えておくことが大切です。

クレジットカードの滞納が続いている人のために、一括請求を無視することのペナルティや、対策、一括請求を受けないための方法などについてまとめました。一括請求の際におこなってはいけない行動も紹介するので、一括請求をされたときにどうしたらいいかが分かります。

この記事でわかること
  • クレジットカードの一括請求が払えないと、訴訟を起こされる
  • クレジットカード請求が払えない場合は、家族に工面してもらうか弁護士に相談する
  • クレカの残高が払えない人は、滞納する前に分割交渉すべき
  • クレカのキャッシング枠を使った返済は、根本的な解決にならない
  • クレジットカードの滞納をしないことが、最も確実な一括請求への対策

【要確認】
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。

借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
※診断しても依頼する事にはなりません。

―――――――
グリーン司法書士法人・行政書士事務所 \【簡単1分】質問に答えるだけ/
しんどい返済生活から抜け出したいなら
↓職場・家族、誰にもバレずに試せます↓

―――――――

>>この記事の監修者情報

【目次】このページ先読み

クレジットカードの一括請求を払えないとペナルティはどうなる?

一括請求を無視し続けると、最終的に訴訟を起こされてしまいます。裁判になれば確実に敗訴してしまい、判決後は財産や給料を差し押さえられてしまいます。これが、一括請求を無視し続けた人の末路です。

また、無視をし続けている間も、遅延損害金の発生によって返済金額はどんどん増えていきます。時間が経つほど返済が難しくなるため返済ができず、結果的に無視したときと同様、訴訟を起こされるケースも少なくありません。

一括請求におけるペナルティは、立場を問わず課せられる点も特徴です。たとえ成人していない学生であっても、クレジットカードの滞納による一括請求を無視し続ければ、訴訟は避けられません。

  • 一括請求を無視し続けると、訴訟され差し押さえを受ける
  • 遅延損害金によって、支払いが遅れるほど返済総額は増える
  • 学生であっても、ペナルティの内容は変わらない

無視して払わないと法的措置を取られ裁判になる

一括請求を無視し続けると、債権者側が未払い分を強制的に回収するために、訴訟を起こします。実際に訴訟を起こされた場合、自宅に「訴状」や「支払督促」などの書面が郵送されます。

裁判を無視して出席しないと、債権者の主張がそのまま通ってしまうため、絶対に出席しなければいけません。とはいえ、滞納している事実がある以上、出席しても裁判の敗訴はほぼ確実と言えます。

訴訟は債権者側にとって最終手段であり、訴訟を起こされてから取り下げをお願いしても聞き入れてもらえません。裁判を避けたいなら、一括請求に対して速やかに応じる必要があります。

  • 訴訟を起こされると、自宅に裁判所から通知が届く
  • 裁判に出席しないと、債権者の主張がそのまま通ってしまう
  • 訴訟を起こされた時点で、裁判の回避は難しい

裁判所からの判決で給料・財産の差押えになる

訴訟を起こされた場合、ほぼ確実に債務者側が敗訴します。そして判決内容は、強制執行によって、未払い分の金額を財産や給料から強制的に差し押さえられる場合がほとんどです。

強制執行は債務者に日時などが通知されることなく、突然財産の差し押さえが決行されます。決行時に差し押さえられる財産がなかったとしても日を改められるため、債権分を回収するまで強制執行は終わりません。

強制執行を受けると、最低限の現金や生活用品などを除いてあらゆるものが差し押さえられてしまいます。家や車なども差し押さえ対象なので、今の生活を維持し続けるのは困難です。

強制執行で差し押さえられないものの一例
  • 1か月分の食料や燃料
  • 生活に必須な衣類、家具、台所用具など
  • 66万円までの現金
  • 学校や仕事で必要なもの

遅延損害金がどんどん増える

クレジットカードを支払いを滞納した場合、支払い日の翌日から遅延損害金が発生します。遅延損害金が発生すると、未払いの金額に対して年率で一定の割合ずつ返済金額が増えていきます。

遅延損害金は年〇%という形で発生するため、返済が遅れるほど増え続ける点が特徴です。たとえば、10万円の滞納があり遅延損害金が年20%発生する場合、1日につき約54円ずつ返済金額が増えていきます。

滞納金額の大きさや期間の長さに比例して、発生する遅延損害金も大きくなっていきます。返済の意思があっても遅延損害金によって返済ができず、最終的に裁判になってしまうケースも少なくありません。

  • 遅延損害金は、支払い約束日の翌日から発生する
  • 遅延損害金の金額は、残高の大きさや滞納期間に比例する
  • 遅延損害金は完済しない限り発生し続ける

学生でも払えないと同じペナルティを課せられる

一括請求は、債務者の状態や立場を問わず平等におこなわれる点が特徴です。たとえ学生だったとしても、クレジットカードの支払いを滞納すれば容赦なく一括請求を迫られます。

無視した場合の対応も同様で、訴訟をおこされ財産の差し押さえを受ける点は変わりません。連帯保証人でない限り、差し押さえが家族にまで及ぶことはありませんが、その分自力でどうにかする必要があります。

学生だからといって猶予期間が設けられたり、遅延損害金が発生しなかったりといったこともありません。むしろ稼ぎが少ない分、定職に就いている大人以上に一括請求の難易度が高いと言えます。

  • 学生であってもペナルティの内容は変わらない
  • 連帯保証人でない限り、家族が請求を受けることはない
  • 収入が少ない分、大人より一括請求への対応が難しい

クレジットカード一括請求されたのに払えない場合の対処方法

前述したように、一括請求された場合に支払えないでは通じません。そのため、どうにかして返済用のお金を工面する必要があります。自分一人で解決できないなら、家族に相談するのも一つの方法です。

家族からお金を借りてでも、一括請求は早急に返済すべきお金です。一括請求さえ乗り切ってしまえば、そのあとは裁判の恐怖におびえることなく、無理のない範囲で家族にお金を返していけます。

頼れる相手がいない場合は、弁護士や司法書士に債務整理を依頼するのもありです。特に任意整理は利息をカットして返済金額を明確にできるため、遅延損害金の発生を防ぎつつ自分にできる範囲で返済を続けていけます。

  • 一括請求を受けたら、すぐ返済に応じるべき
  • 家族に相談して、お金を工面するのもあり
  • 頼れる相手がいないなら、弁護士を通じて債務整理をおこなう

親・家族に相談、お金を借りて支払う

自力での返済が困難な場合は、親や家族に相談すべきです。万が一連帯保証人になっていれば、返済できなかった場合の影響は家族にも及んでしまいますし、そうでなくても強制執行を受ければ、迷惑をかけてしまうのは間違いありません。

一括請求は返済が遅れれば容赦なく訴訟を起こされてしまいますが、家族からの借金であれば、話し合いによって返済期間や利息などを融通してもらいやすいです。少なくとも一括請求が支払えなくなるよりは状況が良くなるため、一時の恥になるとしても素直に相談することをおすすめします。

  • 家族が連帯保証人になっていれば、自分だけの問題ではなくなる
  • 一括請求と違い、家族からの借金なら融通が利きやすい

弁護士や司法書士に任意整理等を相談

返済ができず、頼れる相手もいない場合には、弁護士や司法書士に債務整理を依頼するのが最も確実な解決方法です。債務整理によって、借金の利息をカットしたり、借金の減額をおこなったりが期待できます。

クレジットカードの一括請求の場合は、任意整理が特におすすめです。遅延損害金によって発生した利息をカットしつつ、元金のみを数年にわたって返済できるため、無理なく返済を続けられます。

同じ債務整理でも自己破産や個人再生と違い、財産の差し押さえや手続きの長期化といった大きなデメリットが発生しない点も優秀です。利息さえなければ時間をかけて返済できるくらいの金額である場合、任意整理が最もメリットとデメリットのバランスが良いと言えます。

任意整理の概要
  • 取引開始時にさかのぼり、債権者と交渉して利息のカットをおこなう
  • 元金のみを、3年程度に渡って返済することを目指す
  • 債権者との交渉は弁護士や司法書士がおこなう
  • 裁判所を通さないため、手続きが簡単
  • ブラックリスト入りする点がデメリット

他の借入もあるなら借金減額シミュレーターを試す

クレジットカードのみならず、ほかにも借入が多数ある場合は、本格的に債務整理が選択肢に入ってきます。債務整理の種類によって借金の減額幅は異なるため、まずは相談してどの程度借金を減らせるか確認することが大切です。

いきなり弁護士や司法書士に相談するのは気が引けるという人は、借金減額シミュレーターの利用がおすすめです。借入総額や借入期間などの情報を入力するだけで、おおよそどの程度借金が減額できるかがわかります。

大手の弁護士事務所などが運営しているシミュレーターであれば無料で利用できるため、気軽に診断が可能です。診断結果をもとに、どの債務整理を選ぶのか弁護士と話し合うことで、相談もスムーズに進みます。

  • 無料で借金がどの程度減らせるのかが分かる
  • 診断結果をもとに相談すると、スムーズに話が進みやすい

クレジットカードの一括請求が払えない時のYahoo!知恵袋のQ&Aにはどんなのがある?

一括請求がくるとパニックになってしまい、対応についての疑問が生まれる人はたくさんいます。実際に、Yahoo!知恵袋などでも、一括請求に対しての質問は多く、それだけわからない点が多いことが伺えます。

多くの人が疑問に思っている部分であれば、自分も当事者になった際に同じ疑問を持つ可能性が高いです。そこで過去の質問内容を事前に知っていれば、実際に一括請求がきた際に慌ててしまうことを回避できる可能性があります。

  • 過去の質問は、自分が当事者になった場合参考にできる
  • 事前知識があれば、一括請求が来ても慌てずに済む

払えなくて滞納していたら残金一括請求がきた

クレジットカード会社から定期審査の上利用停止の通知。これって残金一括請求の恐れありですか?一括ではとても払えません。詳しいかた知恵を教えて下さい。

引用元:Yahoo!知恵袋

クレジットカードの滞納が続くと、一括請求の前にクレジットカードの利用を停止されるケースが多いです。利用停止の通知が届くと、近いうちに残高の一括請求を求められ、支払えなければ訴訟を受けてしまいます。

回答としては、これ以上返済を遅らせないことと、カード会社からの連絡にはすぐ応じるといったアドバイスが見られました。カード会社に踏み倒すつもりだと思われると一気に対応が厳しくなってしまうので、返済の意思を示し続けることが大切です。

1回の滞納でいきなり利用停止になるケースはほとんどありませんが、滞納が続くとすぐに利用が停止されてしまいます。利用停止の連絡がきたら、一括請求はすぐそこまで迫っていると思ったほうが良いです。

  • カードの利用停止は一括請求の前触れ
  • 滞納が続くと、カードは利用を停止させられてしまう
  • カード会社には誠実な対応を示す

一括請求された金額が100万円だった

AUクレジットカードの支払いが2ヵ月滞納してしまいカード会社から一括請求の請求が届きました。残高が100万円近くありとても払えません。どうしたらいいのか教えて下さい。

引用元:Yahoo!知恵袋

一括請求の通知を受けた場合、ほとんどの人が支払いに応じられません。毎月の支払いを滞納している人は、複数月分の支払いをまとめた一括請求分のお金も持っていないからです。

回答としては、一括返済に応じないとブラックリストに載ってしまうといった内容がありました。しかし、一括請求が来ている時点でクレジットカードが利用停止になっているケースは多く、既にブラックリスト入りしている可能性も十分に考えられます。

一括請求の通知が来てしまったら、なんとかお金を工面するか、債務整理をするしか方法はありません。お金がないからと支払いをしなければ、いずれ訴訟されて強制執行を受けてしまいます。

  • 一括請求を受ける人のほとんどは、応じるだけのお金がない
  • 一括請求の時点で、ブラックリスト入りしている可能性がある
  • 一括請求が来たら、お金を工面して支払うか債務整理以外選択肢がない

一括支払いはできない!分割交渉はできるのか?

オリコカードの支払いを3か月滞納してしまい、一括請求来てしまいました。 一括請求が届いた日に1か月分振り込みました。 その後10日くらいしてまた一括請求が届きました… まだ電話していません。一括では払えません…でも一括請求になってしまった以上、一括以外応じてもらえないと思います。 その場合はどたら良いのでしょうか…経験ある方いるでしょうか… 借りれる人も借りれるところもありません。 自分がいけないのは分かっています。

引用元:Yahoo!知恵袋

一括請求の通知が来た場合、その後に分割して支払おうとしても取り合ってもらえません。質問者の方のように1か月分だけ支払っても、一括請求の通知が淡々と送られてくるだけになってしまいます。

回答としては、質問する前にすぐカード会社に連絡を取るべきだというものがありました。しかし、既に一括請求の通知が来ている以上、今から連絡を取っても手遅れである可能性が高いです。

もし分割で返済をしたいなら、滞納が確定する前にクレジットカード会社に相談する必要があります。一括請求の通知来てから慌てても遅いので、先を見据えた相談をおこなうことが大切です。

  • 一括請求を受けたあとは、分割交渉をしても取り合ってもらえない
  • 分割交渉は、滞納する前におこなうことが好ましい

三井住友カードで強制解約された場合に一括請求されるまでの流れ

三井住友カードの場合、返済期限から1日でも遅れてしまうと、カードが利用停止となり遅延損害金が発生します。そして未払いの状態が20日以上続くと、残高の一括請求を受けてしまいます。

利用停止や一括請求などの連絡は、主にハガキや電話などでおこなわれます。督促の連絡は滞納から約1週間ほどでおこなわれるようになり、返済をしない限り連絡は止まりません。

さらに、滞納から約2~3か月が経過すると、カードが強制解約されてしまいます。家族カードが使えなくなったり、貯めていたVポイントが失効したりといった弊害もあるため、周囲にも影響を及ぼす可能性が高いです。

カードが強制解約された時点で、信用情報機関には事故情報として記録されます。返済が完了してから5年間経過しない限り、いわゆるブラックリスト入りの状態が続くため、新たにクレジットカードやローンを組むといった行為ができません。

そして、滞納から3~6か月経過すると、債権回収のための最終手段として訴訟を起こされてしまい、裁判所から通知がきます。これまでの督促状とは違い、裁判所からの通知は法的効力を有するため、迅速に対応しなければいけません。

裁判所から通知がきた時点で裁判を回避することは難しく、判決を言い渡され財産を差し押さえられる末路は変えられません。返済の意思があるなら、少なくとも一括請求がくるまえに、カード会社に相談することが重要です。

  • 滞納した翌日からカードの利用停止及び遅延損害金が発生する
  • 滞納から20日程度で、残高の一括請求をされる
  • 滞納から2~3か月が経過すると、カードの強制解約措置が取られる
  • 滞納から3~6か月で、訴訟を起こされる

クレジットカードの一括請求が払えない場合にしてはいけない危険な事

一括請求を受けた時点で、返済できるだけのお金を持っていない人がほとんどです。だからといって、督促を無視し続けるのは危険です。相手に返済の意思がないとみなされ、早期に訴訟を起こされる可能性があります。

また、一括請求後の分割交渉も、取り合ってもらえません。分割してでも返済する気があるなら、必ず滞納前に相談する必要があります。加えて、個人での交渉は非常に難易度が高く、成功確率も低いです。

さらに、クレジットカードのキャッシング枠を使った返済もリスクが高いです。結局借金が増えることには変わりないため、根本的な解決にはなりません。むしろ、利息が発生する分余計に返済が大変になってしまいます。

  • 督促を無視すると、早期に訴訟をおこされやすい
  • 一括請求を受けた後にカード会社と交渉するのは、個人だと難しい
  • キャッシング枠で借金をしても、根本的な解決にはならない

督促を無視したりそのまま放置したりすること

一括請求の督促がきた場合、迅速に対応することが大切です。最も危険なのは、無視したり放置を続けたりした場合で、無視を続けても現状は変わらないどころか、より早く訴訟に発展してしまうため状況が悪くなってしまいます。

すぐに返済ができないとしても、まずは連絡をとって返済の意思を見せることが大切です。連絡を取らないと返済の意思がないと判断され、訴訟までの期間が短縮されてしまいかねません。

誠実な態度で相談すれば、返済期日を延ばすことはできなくても、返済のためのアドバイスなどをもらえるケースもあります。返済の意思を伝えるためにも、督促の放置は厳禁です。

  • 督促を無視すると、訴訟までの期間が短くなる可能性がある
  • 返済の意思を見せるために、返済できないとしても連絡はとるべき

分割交渉するのはNG

一括請求を受けた後は、分割交渉をおこなっても基本的に取り合ってもらえません。それどころか、返済ができないと判断され訴訟までの期間が短くなってしまう可能性もあります。

本気で分割交渉をするつもりがあるなら、支払いを滞納してしまう前におこなうべきです。最低でも、一括請求が来る前に相談しないと、対応してもらえません。

確実に滞納することが分かっているなら、事前に分割払いやリボ払いを利用することで、滞納を回避する方法もあります。利息こそ発生しますが、滞納することに比べたらはるかに状況はましです。

  • 一括請求後に分割交渉をしても、取り合ってもらえない
  • 分割交渉は、滞納前におこなうことが望ましい
  • 事前に分割払いやリボ払いをして、滞納を防ぐことも選択肢に入れる

支払い期日の交渉を自分でしようとすること

クレジットカード会社との交渉は、素人でもできるほど簡単ではありません。大抵の場合は、対応できないと一蹴されて終わりです。そのため、支払い期日などの交渉には弁護士や司法書士を頼る必要があります。

弁護士や司法書士に頼るメリットは、債務整理だけではありません。各手続きの専門家でもあるため、知識や経験のない自分に代わってあらゆる手続きを代行してくれます。当然成功確率も、自分でおこなう場合の比ではありません。

  • 個人で交渉しようとしても、相手にされない可能性が高い
  • 弁護士や司法書士は交渉の専門家なので、自分に代わって交渉をお願いできる

既に持っているクレジットカードのキャッシング枠を使って返済すること

他にクレジットカードを持っている人は、キャッシング枠を使って一時的にお金を工面する方法があります。しかし、この方法では一括請求を乗り越えられても、根本的な解決にはなりません。(キャッシングリボとは?支払い方法・手数料(金利)やデメリット・返済がやばいとなる前の対処方法を解説)

利息の発生しないショッピング枠と違い、利息があるキャッシング枠の借金は、返済に時間がかかるほど返済総額が大きくなっていきます。返済の難易度が高くなってしまうため、こちらも滞納してしまう可能性が高いです。

キャッシング枠も滞納すれば、一括請求をされてしまうことには変わりありません。キャッシング枠を利用した返済は一時的な時間稼ぎに過ぎないため、ほかの方法でお金を工面する必要があります。

  • キャッシング枠を利用した返済では、一時しのぎにしかならない
  • キャッシング枠を滞納すれば、また一括請求を受ける
  • クレジットカードに頼らないお金の工面が必要

クレジットカードの一括請求されない為にできる対策

一括請求を受けないためには、そもそもクレジットカードの支払いを滞納しないことが絶対です。利用金額を把握して収支を計算し、使い過ぎないように徹底すれば、滞納する心配はありません。

クレジットカードの利用上限を決めることで、使い過ぎを防止する方法も効果的です。また、分割払いやリボ払いは手数料が発生して返済が大変になってしまうので、使わないことをおすすめします。

どうしてもクレジットカードの管理に不安がある人は、クレジットカードを持たず現金払いのみで生活するのもありです。多少の不便はありますが、手持ちの金額以上に使えないため絶対に借金を作りません。

  • 一括請求を受けないためには、支払いを滞納しないことが最も重要
  • 利用上限を決め、使い過ぎを防止する
  • どうしても使い過ぎてしまう人は、カードを使わず現金で生活する

滞納・支払いに遅れたりしない

大前提として、一括請求をされるのは返済を滞納してしまうからです。毎月の支払いをしっかりおこなっていれば、基本的に一括請求を受ける事態にはなりません。

支払いを滞納しないためには、毎月の支出を正確に把握して、クレジットカードの使い過ぎを防止することが大切です。会員サイトで利用金額を確認したり、家計簿をつけて収支を把握したりして、クレジットカードの利用金額を支払える分だけにとどめる必要があります。

万が一返済が遅れたとしても、すぐにカード会社に連絡し、振り込めば大事にはなりません。毎月の支払いを徹底し、そもそも一括請求を受けるような状態にならないことが、一番の対策です。

  • 毎月の支払いを滞納しなければ、一括請求はされない
  • 収支を正確に把握して、使い過ぎを防止する
  • 期日に遅れても、すぐに振り込めば問題ないケースも多い

クレカを持たず、現金支払いにする

クレジットカードの利用は、どうしても使い過ぎてしまう人が一定する存在します。絶対に一括請求を防ぎたいなら、そもそもクレジットカードを持たず、現金で生活すればすべて解決します。

現金生活は支払いが手間だったり持ち合わせがないとなにも買えなかったりと、不便な点もあります。しかし、自分が持っている金額以上の出費は絶対に発生しないため、使い過ぎて支払いができないといった事態にはなりません。

クレジットカードを持たない限り、一括請求という言葉とは無縁の生活を送れます。クレジットカードの使い過ぎに悩んでいる人は、思い切ってクレジットカードを手放す選択肢も考慮することが重要です。

  • クレジットカードを持たなければ、一括請求される心配もない
  • 現金生活であれば、手持ちのお金以上の金額を使わずに済む

クレジットカード支払いの上限金額を決めておく

一括請求は、クレジットカードの使い過ぎが最大の原因です。そのため、あらかじめ上限金額を決めておいて、それ以上カードを使わないようにすれば、返済が遅れて一括請求を受けるリスクをなくせます。

自力での管理が難しい場合は、クレジットカード会社に電話して利用限度額の引き下げをおこなうこともおすすめです。利用限度額を超えるクレジットカードの利用はできなくなるため、カードの使い過ぎを防止するために役立ちます。

ただし、一般的なクレジットカードの利用限度額は10万円であり、この金額が既に使い過ぎの範囲になってしまう人にとっては、効果が薄いです。また、利用限度額の引き上げには再度審査が必要なので、必要な時に使えなくなるリスクもあります。

  • あらかじめカードの利用上限を決め、使い過ぎを防止する
  • 利用限度額を引き下げることで、それ以上使えなくなる
  • クレジットカードの利用限度額は、基本的に10万円が最低ライン

リボ払いや手数料のかかる分割払いは使わない

クレジットカードを利用する上で、最も返済が遅れやすいのは、手数料が発生する取引です。中でもリボ払いは、毎月の返済金額が少ない代わりに手数料が高く設定されており、気づいたときには膨大な返済総額を抱えていたというケースも少なくありません。

返済が遅れるほど手数料も増えていくため、可能な限り一括払いで手数料の発生を防ぐことが大切です。目先の支払い金額に釣られて安易に分割払いやリボ払いを選択すると、最終的な支払い金額が膨れ上がってしまいます。(リボ払いの金利(手数料))

ただし、分割払いに限ってはクレジットカードによって、手数料の発生しない分割回数が存在します。急な出費などで今月の支払いが苦しい場合は、手数料の発生しない分割払いを使って乗り切る選択肢もありです。

  • 分割払いやリボ払いは、手数料が発生するため利用を避ける
  • 目先の利用金額を抑えられる代わりに、手数料によって返済総額が増える
  • 分割払いの中には、手数料が発生しないケースもある

クレジットカードの一括請求でよくある質問

どうして一括請求されたのですか?

一括請求を受ける原因は、クレジットカードの滞納が原因です。滞納が続くと、利用残高をまとめて一括請求されてしまいます。

返済日を過ぎても、すぐに入金をすれば一括返済される心配はありません。しかし、滞納が長期に渡ったり、何度も滞納が続いたりする場合は、クレジットカード利用を停止されるとともに一括請求をされる可能性が高いです。(詳しく見る >>リボ払いがやばい理由をわかりやすく説明!地獄な体験談や返済地獄から逃れるコツ・対処方法等を解説)

クレジットカードの一括請求をずっと払わないとどうなりますか?

一括請求を無視し続けると、返済の意思がないとみなされて訴訟を起こされてしまいます。裁判にも出席しないと、債権者側の主張が通ってしまい判決が確定してしまうので注意が必要です。

裁判後は強制執行によって、未払いの金額分財産や給料から差し押さえが行われます。家や車なども差し押さえ対象になってしまうため、生活スタイルの変更は避けられません。(詳しく見る >>クレジットカード強制解約後の支払い義務はどうなる?信用情報がブラックになった後のローンへの影響や何年続くのか等解説)

クレジットカードを滞納すると一括請求はいつきますか?

滞納から一括請求までの期間は、一般的に滞納から2週間~1か月程度の場合が多いです。クレジットカード会社によって対応が違うほか、これまでの滞納履歴などでも期間は前後します。

一括請求の督促は基本的に郵送で送られてきます。督促が届いたら、訴訟をおこされる前にすぐ対応しなければいけません。

一括請求が支払えないので自分で分割交渉するのは可能ですか?

素人が交渉しようとしても、カード会社からは相手にされない可能性が高いです。知識も経験もないため、交渉がうまくいかないからです。

分割交渉などをする場合は、弁護士や司法書士を頼るのがおすすめです。知識のない自分に代わって専門知識を持つ人が交渉を代わりにおこなってくれるため、交渉の成功確率が大きく上昇します。

クレジットカードの強制解約は他のローン審査にも影響しますか?

クレジットカードが強制解約されると、信用情報機関に事故情報として登録されます。いわゆるブラックリスト入りした状態であり、ローンの審査には通らない可能性が非常に高いです。

事故情報は、返済が完了してから約5年間履歴が残り続けます。ローンを組みたい場合は、最低でも履歴が消えるまで待たなければいけません。(詳しく見る >>金融事故とは!いつ消えるの?種類や確認方法・ブラックになった時の影響や金融事故歴とならない為に気を付けるべき点等解説)

【要確認】―――――――――
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。

借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
<診断しても依頼にはなりません>

――――――――――
弁護士法人・響

\【秘密厳守】誰にもバレない/
↓いくら減るか試してみるだけでもOK↓

―――――――

この記事の監修者 山口学
事務所 株式会社トイント
法人番号 5120001190113
お問い合わせ ※下記フォームよりご連絡をお願いします。
フォーム

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA