0120545808はどこの番号？ニッテレ債権回収株式会社から電話・着信があった場合の対処方法等解説

0120545808の番号から電話がかかってきた場合、見知らぬ番号だと思って無視してしまう人は多いです。しかし、それは非常に危険な行為と言えます。なぜならこの番号は、滞納している債権の回収を業務としている、ニッテレ債権回収株式会社からの電話だからです。

電話の内容は、滞納したカードや公共料金、家賃などの催促であるケースが多く、無視すれば最悪の場合訴訟を起こされる可能性があります。今すぐ払えないとしても、電話には必ず出てください。

急に電話がきても焦らなくていいように、0120545808から電話がかかってくる原因や電話を無視したときのリスク、電話がきたときの対処方法についてまとめました。

また、記事の後半ではニッテレ債権回収株式会社を名乗る詐欺に騙されないための方法についても触れているので、ぜひ目を通してください。

0120545808はニッテレ債権回収株式会社からの電話

0120545808は、ニッテレ債権回収株式会社からの電話です。東京に本社を構えており、全国各地に8店もの支店が存在します。債権者に代わって、未払い債権の回収をおこなうことが主な事業内容です。

ニッテレ債権回収株式会社のように、債権の回収を専門におこなう事業のことを、サービサー事業と言います。サービサー法と呼ばれる法律により厳しくルールが決まっており、業務には法務大臣の許可が必要です。悪質な取り立ては一切おこないませんが、法令を遵守しつつ、適切かつ厳正な債権回収をおこないます。

民間の会社ではありますが、国から正式な許可を得ているので、債権回収会社からの要請には従わなければなりません。要請を無視したり従わなかったりすると、最悪の場合強制執行となり資産が差し押さえられる可能性もあります。

ニッテレ債権回収株式会社とは

ニッテレ債権回収株式会社とは、債権者に代わって債権の回収をおこなう民間の会社です。債権とは、クレジットカードや家賃の未払い金、金融機関からの借入金などのことです。ちなみに、日テレ(日本テレビ)とは名前が似ていますが、両者に関係は一切ありません。

本社は東京都港区にあり、ほかにも札幌や福岡、大阪など、支店の数は全部で8店です。おおよそ各地方に1店は支店があるため、全国どこに住んでいても、債権の滞納があれば連絡がくる可能性があると言えます。

万が一連絡がきたら、身に覚えがなくてもすぐに連絡をとってください。知らない会社だからと放置しておくと、法的手続きに移行される可能性があります。まずは連絡し、事実確認をはっきりさせることが大切です。

債権回収会社・サービサーとは

債権回収会社(サービサー)とは、金融機関などから委託を受けて、特定金銭債権の回収をおこなう民間の業者です。民間の会社ではありますが、法務大臣から許可を得ており、正式な債権回収業者として認められています。

本来債権回収は、弁護士や弁護士法人以外がおこなうことはできません。しかし、日々増え続ける不良債権の回収を迅速におこなうため、サービサー法と呼ばれる法律が施行され、特別な許可を得た民間会社でも、債権の回収が可能になりました。

サービサーの許可を得るには厳しい条件が課せられ、特に暴力団や闇金などの関与は、徹底的に調査されます。サービサー側から法令を無視した取り立てをおこなうことはないので、連絡がきたとしてもおびえる必要はありません。

ニッテレ債権回収株式会社から電話がかかってくる理由は支払い忘れや未納

ニッテレ債権回収株式会社から電話がかかってきた場合、なにかしらの支払い忘れや未納がある可能性が高いです。よくあるケースとしては、クレジットカード払いの残高不足や、公共料金の未納、家賃の滞納などが挙げられます。

金融機関からの借金や、ローンの返済が滞った場合も該当します。特に、債権者からの連絡を無視していた場合、債権者からニッテレ債権回収株式会社が債権回収の委託を受けて、代わりに電話してくる可能性が高いです。

そのほか、月額料金の支払いなども、滞納があれば金額の大小に関係なく回収の対象となってしまいます。ニッテレ債権回収株式会社から連絡がきたら、支払い忘れや未納のものがないかすぐに確認してください。

クレジットカード支払い

クレジットカードは、意図せず滞納してしまう人がたくさんいます。クレジットカードの支払いは口座引き落としに設定している人が多いため、残高不足に気づかず未納扱いになってしまいやすいからです。

引き落としができなければ通知がきますが、通知に気づかないままスルーしてしまう人も少なくありません。支払いをすべてクレジットカードでおこなっていると、口座の残高を頻繁に確認しないことも多く、残高不足に気づかない可能性が高いです。

また、クレジットカードは一時的に手持ちの財産を超えて使用できるため、つい使い過ぎて残高不足になってしまうケースも多いです。特に、複数のクレジットカードを使い分けている人は、収支の計算がややこしくなり支払い金額を間違いやすいため、十分に注意してください。

公共料金(電気・ガス・水道)

公共料金は毎月支払う固定費であり、口座引き落としにしている人は残高不足で滞納してしまうケースがあります。特に、電気代は月によって大きな金額になるため、予想以上の出費になり残高が足りなくなる人は少なくありません。

また、都度振り込みの人には支払い用のハガキが届きますが、ハガキ自体は小さいため、うっかりほかのチラシと一緒に捨ててしまいがちです。そうなると通知がきたことに気づかず、知らない間に未納扱いになってしまいます。

ほかにも、前に住んでいた賃貸住宅のガスや水道の契約を解除しておらず、未払いが発生したという人は案外多いです。最近転勤などで居住地が変わった人は、特に注意してください。

インターネット関連・プロバイダ料金

インターネットやプロバイダ関連の料金は、毎月引き落とされるにもかかわらず、公共料金の支払いに比べて意識している人が少ないです。特に、インターネットに詳しくない人が業者に言われるがままに設定をした場合、毎月お金がかかっていること自体を把握していないケースも少なくありません。

インターネット関連の料金は、プロバイダ利用料や光回線の使用料、各種オプション料金など、多岐にわたります。素人には正確な支出の把握が難しく、残高がぎりぎりの際に未払いになりやすいです。

賃貸住宅には、インターネット回線が最初から繋がっている物件と、住人が個別に契約する必要がある物件があります。インターネット回線が備え付けの賃貸から引っ越した人は、新しい契約によって支払いが発生することを忘れないでください。

家賃

家賃は最も大きな固定費であり、家計が苦しい時には滞納しがちになってしまいます。しかし、1度家賃が払えなくなると、次の支払いがもっと苦しくなってしまうため、結果的にどんどん滞納額が増えていくケースが多いです。

多くの場合、家賃の滞納が判明した時点で、大家さんから督促の連絡がきます。その時点で支払いを済ませれば、大きな問題にはなりにくいです。しかし、大家さんが自力での回収が難しいと判断した場合、債権回収会社に回収を依頼するため、今度は債権回収会社のほうから電話がくるようになります。

また、家賃を滞納が続くと個人への連絡だけでは済みません。連帯保証人や会社に連絡がいったり、最悪の場合強制退去させられる可能性が高いです。

ローン・貸付

ローンや貸付金の返済は、長期にわたるケースが多いです。返済する過程で、生活環境の変化などにより、返済が滞ってしまうことも十分考えられます。

1回の滞納でいきなり全額の返済を迫られることはありませんが、滞納が続けば債権者である金融機関などは、債権回収業者に依頼して取り立てをおこないます。ニッテレ債権回収株式会社がら電話がきたということは、すでに何回か滞納が続いている可能性が高いです。

0120-545-808からの着信があった時の対処方法

0120-545-808から着信があった場合、支払い忘れや未納の支払いがないかすぐに確認してください。支払っていないものがある場合はすぐに折り返し連絡し、支払う旨の話をすれば大丈夫です。

心当たりがない場合でも、自分の気づかない支払い忘れが残っている可能性があります。電話番号や債務者の名前を間違ただけのケースもあるため、すぐに電話をかけ直して、事実確認をすることが大切です。

一番やってはいけないのは、電話を放置したり着信拒否にしたりすることです。支払いの意志がないとみなされ、訴訟や強制執行による取り立てに移行されてしまう可能性があります。

内容を確認し、支払えていない事が事実なら支払う

0120-545-808からの着信があった場合、身に覚えがなくてもまずは折り返し連絡をしてください。連絡がとれれば事実確認ができるため、自分がなんの支払いを滞納しているのかがすぐにわかります。

事実確認の結果、滞納してしまった支払いがある場合は、すぐに支払う旨の話をしてください。債権回収会社から電話がきたからといって、すぐに強制的な取り立てがおこなわれるわけではありません。こちらが支払う意思を見せれば、大抵は大事にならず済みます。

万が一すぐに支払うことが難しい場合は、現状と支払いの意志があることを伝えてください。取り立てが業務とはいえ、業者側も債務者の生活が破綻することを望んではいません。できるだけ、債務者が無理なく返済できるような計画を提案してくれます。

携帯番号間違い・債権者間違いのケースもある

全く身に覚えのない状態で債権回収会社から電話がかかってくると、自分に非があるのではと不安になってしまう人は多いです。しかし、電話番号や債務者名が間違っている可能性もあるため、必ずしもあなた自身がなにか滞納したとは限りません。

たとえば、以前その電話番号を使っていた人が支払いを滞納したり、だれかがあなたの名前や電話番号を使って借金をしたり、といったケースが考えられます。放置するとあなたの名義で借金が増えたり、あなたに対して訴訟を起こされたりするリスクがあるため、身に覚えがなくてもすぐに連絡することが大切です。

もちろん、単に電話番号や名前を間違えただけの可能性もあります。落ち着いて折り返し連絡をとり、事実確認をしてください。

着信拒否をしたり放置をせず電話に出る、折り返す

0120-545-808から着信がきたときに大切なのは、とにかくすぐ折り返すことです。知らない番号からの電話だからと放置したり着信拒否したりするのは、絶対にしてはいけません。

無視を続けると、支払いの意志がないと判断され、訴訟や財産の差し押さえといった大事に発展してしまう可能性が高いです。無視を続けても事態が悪化してしまうだけなので、できるだけ早く折り返しの連絡をしてください。

0120545808からの着信を知らない番号だからと無視した時のリスク

0120-545-808からの電話を無視し続けると、電話だけでなく書面による督促状が届きます。さらに無視を続けると訴訟に発展してしまい、強制的に財産の差し押さえがおこなわれる可能性が高いです。

また、未払い金には支払いが遅れるごとに損害遅延金が発生し、時間が経つほど支払う金額が多くなってしまいます。また、滞納している支払い内容によっては、信用情報に傷がついてブラックリスト入りしてしまうケースも少なくありません。

仮に支払えないとしても、素直に支払えないと伝えたうえで、一緒に返済計画をたてるのと、無視を続けるのでは、相手の対応が大きく変わってきます。どんな事情があっても、無視し続けることが最も悪い対応です。

電話だけでなく書面で督促が続く

督促状とは、支払い期限を過ぎているものに対して、速やかな入金を促す際に送られる書面です。督促状自体に法的な強制力はありませんが、放置しておけばいずれ法的措置に移行されます。

借金に対する督促の場合、残っている残高の一括返済を求められるケースが多いです。督促状に支払い日が明記されている場合、期日内に支払わなければ法的措置に移行されてしまいます。支払えない場合は、すぐに弁護士や司法書士などに相談してください。

その期間も遅延損害金が発生する

滞納した借金には、損害遅延金が発生します。返済日を過ぎても支払いができなかった場合、たとえ債務者側に一切落ち度がないとしても、損害遅延金の発生は避けられません。また、金融機関などの法人から借りたものだけでなく、個人間の貸し借りに対しても発生します。

損害遅延金は、利息と二重請求されることはありません。損害遅延金が発生している間は、利息が発生しなくなります。とはいえ、一般的に利息よりも損害遅延金のほうが利率は高いため、支払う金額が多くなることには変わりはありません。

債権回収会社からの電話を無視し続けると、その間も損害遅延金が発生し続け、支払い金額が膨れ上がってしまいます。一刻も早く返済し、少しでも支払い金額を減らすためにも、必ず折り返し連絡をとることが大切です。

信用情報に傷がつく

督促状を無視し、滞納が数か月続いた場合、信用情報に事故情報として登録されます。いわゆるブラックリスト入りと呼ばれ、クレジットカードの強制解約や賃貸契約の審査に通らなくなるなど、非常にデメリットが多い状態です。

一度ブラックリストに載ってしまうと、返済を完了してから約5年に渡って、事故情報が登録され続けます。非常に長期にわたって不便な生活を強いられるため、ブラックリスト入りは絶対に避けたい状態です。

債権の種類にもよりますが、債権回収会社から電話で最初の催促がきた段階であれば、まだブラックリスト入りしている可能性は低いです。信用情報に傷をつけないためにも、電話を無視し続けるのはリスクが大きい行為と言えます。

訴訟を起こされ、財産の差し押えとなる可能性も

電話や督促状がきても無視を続けた場合、最終的には訴訟をおこされ、強制的に財産の差し押さえがおこなわれます。訴訟の際には裁判所から呼び出しがありますが、これを無視してしまうと、自動的に敗訴になってしまうので注意してください。

裁判で判決が確定してから弁護士に相談しても、とれる対策は非常に少ないです。また、敗訴した時点で職場に給料を差し押さえる旨の連絡がいくため、まわりに隠し通すこともできません。

一度差し押さえが始まってしまえば、支払い方法や残す財産の選別もできなくなってしまいます。周囲に借金があることも知られて苦しい思いをすることになるので、支払い能力の有無にかかわらず、絶対に債権回収会社からの電話を無視してはいけません。

0120545808からの電話を止める為の方法

0120-545-808からの電話を止めるには、きちんと折り返し連絡して、支払う約束をすることが重要です。支払う意思があることさえ伝えれば、相手も無理やり返済を迫ってくることはありません。むしろ、債務者によりそって返済の手助けをしてくれます。

どうやっても返せる見込みがない借金がある場合は、一度弁護士に相談したほうがよいです。債務整理によって借金の減額や利息のカット、借金の帳消しなどができる可能性があります。

また、借りた時期によっては時効の援用ができるケースもあります。しかし、時効が成立する可能性は非常に低いため、時効を期待して無視し続けるのは得策とは言えません。

電話に出て、期日を決めて支払うことを約束する

債権回収会社からの電話は、債務者が支払いの意志を見せることで止められます。すぐに支払える金額であれば、具体的な返済日を伝えることで、それ以上電話がかかってくることはありません。

すぐに返済が難しい場合でも、期日を決めてそれまでに返済することを約束すれば、基本的には大丈夫です。返済できるか不安な場合は、現状の収支を伝えてることで、返済の相談にも乗ってくれます。

ただし、一度約束した以上は、必ずその期日を守ることが重要です。約束を守らなかった場合、相手の対応も一層厳しくなることが予想されます。相談にも乗ってもらいにくくなるため、守れない約束はしないように気を付けてください。

分割の相談もしてみるとよい

支払い金額が多すぎて返済が難しい場合には、分割払いの相談も試してください。債権回収会社の目的は文字通り債権回収なので、時間がかかっても確実に回収できる方法があるなら、分割払いや長期の返済でも好意的に対応してくれます。

むしろ、債務者を追い詰め過ぎないように、できるだけ無理のない返済計画を一緒に考えてくれます。具体的な対応は債務者によって異なりますが、まずが正直に現状を伝えたうえで、分割払いが可能かどうか相談してみてください。

払えない時は弁護士に相談をして債務整理を検討する

支払える見込みのない金額の返済を迫られた際は、弁護士や司法書士を頼ってください。債務整理によって、借金を減額したり支払いに猶予をもたせたりできる可能性があります。

債務整理が受理された時点で督促を止められるため、それ以上電話がかかってくることはありません。あとは債務整理の種類によって、返済額の減額や利息の引き下げ、返済義務の免除などの対応をおこないます。

債務整理をおこなうと、ブラックリスト入りや一部財産の没収など、小さくないデメリットが課せられます。しかし、支払えない借金を滞納した結果、裁判による強制的な差し押さえや、周囲に借金を知らされるよりは、まだデメリットが小さいと言えます。

弁護士を頼るのは正当な権利なので、支払いが困難だと感じたら、恥ずかしいと思わずすぐに相談してください。

「時効の援用」はあるが時効の成立を期待するのは難しい

長期にわたって借金の返済をおこなっていない場合、時効の援用(債権者に時効を主張する)によって返済義務がなくなります。期間は借りたお金の種類によって異なりますが、一般的に銀行や消費者金融からの借金は5年、それ以外は10年で時効の対象です。

ただし、この期間は債権者がなにもアクションをおこしていなかった場合に限ります。訴訟をおこされ判決が確定したり、裁判所を通じて督促状を送ってきたりした場合、時効のカウントが更新されます。また、借金を一部返済したり、返済の意思を見せたりといった行為も、時効更新の対象です。

基本的に、時効が成立するのは債権者次第なので、時効を期待して無視を続けるのは得策とは言えません。返済ができるならすぐ支払いをして、返済が難しいなら弁護士を頼ることをおすすめします。

ニッテレサービサーを名乗る詐欺もあるので見覚えのない支払いには応じない

債権回収会社から身に覚えのない請求をされた場合、詐欺の可能性があります。ニッテレサービサーを名乗り、架空の債権を請求するという詐欺は実際に発生しているため、事実確認をしっかりしてください。

最も確実な確認方法は、電話番号です。ニッテレ債権回収株式会社のホームページ上では、各支店及びサービシングセンターの電話番号が掲載されています。該当しない番号からの電話は、詐欺の可能性が高いです。下記の表に各サービシングセンターの番号を掲載しておくので、参考にしてください。

また、表最下部の03-6371-3682は、過去ニッテレ債権回収株式会社を名乗る詐欺に利用されたことのある電話番号です。怪しい番号からの電話は、折り返す前にインターネットなどで検索をかけてみてください。詐欺目的の電話に対しては、折り返しの連絡をしないことが重要です。

万が一折り返しかけてしまった際は、こちらの情報を一切話さないことを徹底してください。相手はこちらの情報を知らないため、様々な文言で名前や住所などを聞き出そうとしてきます。個人情報が知られるとさらなるトラブルの原因になるため、こちらから情報を開示しないことが大切です。

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この記事の監修者	山口学
自己紹介	株式会社トイントの代表取締役。「債務解決サポート」の編集・監修を行っています。10年以上のWEBメディアの運営・管理経験を活かし、最新のトレンドや現実事例を元にした情報提供に力を注いでいます。
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