ゼウス(zeus)の後払い決済とは?審査や申し込み方法・使える店など解説

株式会社ゼウスは企業向けに後払い決済サービスを提供する会社です。

商品やサービスを提供する際にゼウス後払いを導入すれば、クレジットカードを使用しなくても後払いで商品の購入が可能になる便利な仕組みです。

インターネット通販などで商品を購入したいが、何らかの理由でクレジットカードを使用していない方にとっては、とてもありがたいサービスといえるでしょう。
また、採用する企業にとっても低コストの投資で顧客を拡大できるチャンスが広がります。

しかし、ゼウス後払いを企業側が採用する際には、事前審査利用手数料などのいくつかの注意点があります。また、利用する顧客側にも注意すべきポイントがいくつかあります。

今回の記事ではゼウス後払いのサービス特徴や利用する際のメリット・デメリット、実際に導入する手順などを、企業側と顧客側双方の視点から詳しく解説します。

この記事でわかること
  • ゼウス後払いは企業が導入する後払い決済システム
  • ゼウス後払いの利用者は商品代金をコンビニで支払える
  • ゼウス後払いの利用者は商品受け取り後に支払いができる
  • ゼウス後払いの導入には初期費用、月額費用は不要
  • ゼウス後払いの導入には法人、個人事業主を問わず与信審査が必要

先読み【目次】>>

ゼウス(zeus)の後払い決済とは「企業向け後払い決済サービス」

ゼウス(zeus)の後払い決済とは、商品やサービスを販売する企業が利用者に対して、商品受領後に支払いができる仕組みを提供する会社です。

ゼウスの後払いの特徴
  • ゼウスは商品を販売する企業に向けた決済システムの提供会社
  • ゼウスは創業から25年が経過している信用度が高い企業
  • 利用する企業に初期費用や月額費用が発生しない
  • 利用限度額は1商品55,000円まで(上限額の引き上げ可能)

利用者は購入時点で「コンビニ払い」を選択するだけ、ゼウスの仕組みを使用しているという認識はもたないでしょう。しかし、ゼウス後払いは提供する企業側には、クレジットカード払い以外の支払い方法を提供できるのでメリットが大きい仕組みです。

しかも、従来のコンビニ払いのような紙の払込票は不要、スマートフォンでバーコードを提示するだけで支払いが可能になります。

個人の利用者向けのサービスではないため注意が必要

商品やサービスを利用する際に、一般的にはその場でお金を支払います。しかし、現在では様々な決済方法の普及からその場で現金を支払わない場合が増えてきました。
このような、その場で現金で支払わない方法を総称して後払いと呼びます。

後払いサービスには、大きく分けて個人向け企業向けの2種類があります。

個人向け後払いサービス:Paidy、バンドルカードなど
企業向け後払いサービス:ゼウス後払い、NP掛け払いなど

Paidy、バンドルカードなどの後払い決済では、利用者が利用金額を決済します。
対してゼウス後払いは、企業が商品を購入するユーザーに対してクレジットカード以外の後払い方法を提供して販売の拡大を狙う企業向けの決済サービスです。

個人が直接契約をして利用する決済方法ではありません。

創業25年・14000サイトとのやり取りがある決済代行業者

企業が利用する後払い決済とは、利用代金の回収を決済会社に委託したうえで手数料を代価として支払って受け取る仕組みです。
企業側にとっては煩わしい代金回収業務を一括して委託できるメリットがあります。反面、委託した決済代行業者が支払不能におちいった場合には回収できなくなるリスクも存在しています。

そのため、企業にとっては委託する決済代行業者の信用度はとても重要なポイントです。

後払いを運営している株式会社ゼウスは決済サービスプロバイダーとして1994年11月に設立されました。創業から25年以上健全な企業として事業を継続し、現在では14,000社以上の企業に決済サービスを提供している信用度の極めて高い会社です。

初期費用・月額費用なしで後払いができる

企業が決済代行業者を利用する際には、一般的に以下の経費が発生します。

・初期費用:決済システムを利用企業向けに整備する費用
・月額費用:決済システムを利用企業向けに維持する費用
・手数料:決済サービスを利用する都度発生する費用

ゼウス後払いでは初期費用と月額費用が発生しません
初期費用は導入企業の投資ともいえる経費です。また、月額費用は後払い決済を利用している限りは毎月発生する経費です。
もしも1ヶ月間ほとんど商品が売れなかったとしても支払わなければなりません。月額費用の負担が赤字となる恐れも考えられます。

経費として発生する初期費用・月額費用が不要で、実際の売上に対する経費負担だけで利用できるので企業側のメリットは大きいといえるでしょう。

限度額は55,000円※引き上げも可能

ゼウス後払いで決済できる1商品当たりの限度額は55,000円です。便利な仕組みだからといっても、企業側は高額商品まで後払いにはできません。
利用者側も何十万円といった高額をコンビニで支払うのは困難でしょう。

ただし1商品あたりの限度額は取引実績などにより信用度が向上した場合には、個別に審査をした上で引き上げも可能で、最大30万円までの限度額の引き上げが可能です。

ゼウス(zeus)の後払いの企業側のメリット

ゼウス後払いを利用する企業側のメリットは以下のとおりです。

ゼウスの後払いの企業側のメリット
  • クレジットカードを使用しない顧客にもリーチできる
  • 代金回収のリスクがなくなりキャッシュフローが安定する
  • オペレーターによるサポートが24時間受けられる
  • 全てがシステム上で完結しペーパーレス

ゼウス後払いとは、インターネット通販などでクレジットカードを使用せずに、商品購入後にコンビニで代金を支払う仕組みの提供です。

商品やサービスの販売が対面販売からWeb上での販売が主流になりつつある現在では、現金決済では売買が成立しません。
そして、実はクレジットカードは全てのユーザーが利用できる万能な支払い方法ではないのです。様々な理由で使用できない、あるいは使用を敬遠する方も少なくありません。

ゼウス後払いを企業が使用することにより、クレジットカード払い以外の支払い方法の提示が可能になり、より幅広い顧客へのリーチが実現します。

また、ゼウス後払いはすべてWeb上で完結します。請求書や明細などの紙の発行はありません。そのため、無駄なコストを削減した最低限の経費で運用が可能です。

クレジットカードを使わない利用者にも使ってもらえる

企業がゼウス後払いを導入する大きなメリットのひとつが、クレジットカードを使わない利用者にも商品やサービスの購入をアプローチできる点です。

インターネット通販等ではクレジットカード決済が最も多く利用されますが、セキュリティに不安があるのでクレジットカード決済を使用したくない、あるいは、何らかの理由でクレジットカードが使用できないという方も少なくはありません。

ゼウス後払いでは、利用者は商品を購入したショップから届いたバーコードを利用してコンビニで支払うだけです。個人情報が漏洩する不安や利用のための審査などはありません。
しかも支払いは商品が手元に届いてからの後払いなので、利用者が安心して使用できる仕組みです。

クレジットカードを使わない利用者へ提供する決済方法として、とても有効です。

未回収リスク0で安定したキャッシュフローが実現する

商品販売の際に代金後払いサービスは、利用者には後払いのメリットがあり、企業にとっても販売拡大が期待できる仕組みです。

しかし一方で先行して商品を納品するので、事後で支払いが遅れる支払ってもらえないなどの代金未回収が企業側のリスクとして考えられます。
ゼウス後払いは、コンビニ支払いのシステムを提供すると同時に、決済を代行して企業側に立て替え払いをします。

そのためゼウス後払いを利用すれば、企業側では未回収のリスクを心配する必要がありません

24時間365日有人オペレーターが対応

ゼウス株式会社では24時間365日オペレーターが対応するカスタマーサポートを実施しています。カスタマーサポートは、提供する企業側支払う利用者側両方の問い合わせを受け付けています。

特に商品を購入して後払いをする利用者は、休日や夜間にコンビニでの支払いをする場合も少なくはありません。
24時間いつでも支払いに関する疑問点やトラブルが発生すればその場で解決できるのでとても安心です。

カスタマーサポートでは利用者からの次のような質問にも対応しています。

  • 購入後に決済用のバーコードがメールで届かない
  • 後払いの支払期限を杉生てしまった
  • 決済用バーコードのメールを誤って消してしまった
ゼウス後払いカスタマーサポート
03-3498-7727

即時決済・ペーパーレスでコスト削減

ゼウス後払いでは、インターネット通販などでお客様が商品購入を確定した際に即時決済になります。

掛け売りとも呼ばれる後払いで商品を購入する場合には、与信とよばれる信用状況の審査がおこなわれます。
しかし、企業側がゼウス後払いの利用を申し込む際に与信審査が完了しているので、利用者への審査はおこなわれません
そのため購入代金は即時決済され、企業側に立て替え払いされます。

またゼウス後払いでは、利用者に対してコンビニ決済用のバーコードがメールで発行されます。請求書の作成や送付など手間がかからず、作業時間の短縮やペーパーレスによるコスト削減効果も期待できます。

ゼウス(zeus)の後払いの購入者側のメリット

ゼウス後払いは導入する企業にとって、顧客の幅を広げる、未回収のリスクを回避するなどのメリットがあります。
また、同様に商品やサービスを購入する利用者にとっても次のようなメリットがあります。

ゼウスの後払いの利用者側のメリット
  • クレジットカードを使用せずに後払いにできる
  • 商品を手にしてから支払えるので安心
  • 自分の都合に合わせてコンビニで支払いができる
  • 支払いまでの期間を最大2ヶ月程度先延ばしにできる
  • 原則利用者側には年齢制限がない

従来の対面方式の店舗では実際に商品を手に取って確認してから代金を支払うので安心でしたが、インターネット通販では事前に実際の商品は確認できません。
後払いシステムであれば、商品を確認し納得してから支払えるのは大きなメリットです。

クレジットカード不要で後払い可能

商品代金を後払いにする方法で最も一般的に使用されているのが、クレジットカード決済です。その他にも銀行振込などで後払いにする方法も考えられますが、事前の売買契約や請求書もしくは払込票の発行など手間がかかるので少額のインターネット通販などには不向きです。

クレジットカードは毎月利用した金額をカード会社の指定日にまとめて支払うのでとても便利です。しかし、ECサイトなどで安易にクレジットカード情報入力するのを躊躇する利用者も少なくはありません。

また、何らかの理由でクレジットカードが使用停止になっている場合もECサイトを利用できなくなってしまいます。
ゼウス後払いを利用しているECサイトであれば、商品購入の際にクレジットカード情報などを伝えることなく、後払いでの購入が可能になります。

商品が届いてから支払うため安心

インターネット通販などでは、画面上で商品の見た目や特徴などを検討して購入しますが、実際に現物が確認できるわけではありません。

独立行政法人国民生活センターのホームページには、インターネット通販のトラブル事例として次のようなQ&Aが掲載されています。

Q.事業者と連絡がつかない。対処方法を知りたい。(カード払)
A.業者の電話番号など連絡先の記載がなく、サイトと連絡が取れない場合は、
カード会社に相談することにより返金されることがあります。
できるだけ早くカード会社に相談しましょう。
相談する際に備え、通販サイトを利用した際の最終確認画面等をスクリーンショットで
残しておき、事業者とのやり取りの記録などの資料を保管しておきましょう。
引用元:消費者トラブルFAQ|独立行政法人国民生活センター

ECサイトの普及につれて、商品受け取りに関するトラブルも増加しています。ゼウス後払いによるコンビニ支払いであれば、商品が届いてから支払えるので安心です。

コンビニでいつでも手軽に支払いできる

ゼウス後払いでは、商品を購入した利用者に対してコンビニ支払い用のバーコードがメールで送付されます。利用者は受け取ったバーコードをコンビニの支払いカウンターに提示して支払いを済ませれば決済完了です。

ゼウス後払いで利用できるコンビニエンスストア
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、MMK設置店舗(ニューデイズ、ヤマザキショップなど)

全国展開の大手コンビニで利用できるので、決済用バーコードがメールで届けば24時間いつでもどこでも都合の良いタイミングで支払いが可能です。
ただし、バーコードが使用できるのはスマートフォンに限られます。手持ちの携帯電話がガラケーの場合は使用できません

最大約2ヶ月の後払いが可能

ゼウス後払いを利用して商品を購入した場合には、通常は1週間程度で利用者にコンビニ支払いバーコードのメールが到着し、その後14日以内に支払いをおこないます。

また、決済バーコードのメールが手元に到着するまでの期間は、購入したサイトによって異なります。
購入サイトによっては、最大およそ2ヶ月程度までの後払い対応が可能になります。

ただし、期限を過ぎても支払っていない場合には督促の対象となります。

申込条件に年齢制限はない(未成年は保護者の同意が必要)

ゼウス後払いの決済には年齢制限はありません。ただし、未成年の方が利用する場合には、保護者の同意が必要です。

Q.未成年でも使えますか?
A.あと払い決済サービスのご利用に年齢制限はありません。ただし未成年の方は、必ず親権者(法定代理人)の同意を得てご利用ください。未成年に限らず、成年後見人、保佐人、補助人が選任されている方も、必ず法定代理人の同意を得てご利用ください。
引用元:購入者さま向け|SBIグループのあと払い決済

購入サイトで後払いを申し込む際に、未成年の場合は保護者同意の有無の確認欄へのチェックが必要な場合があります。申し込む前に必ず保護者にあたる方に後払い利用を報告して、利用の同意を確認しなければなりません。

ゼウス(zeus)の後払いが使える店舗・通販サイトはどこ?

ゼウス後払いが使用できる店舗・通販サイトとして以下のショップをインターネットで検索しました。

  • おちゃのこネット:ネットショップ運営
  • itcollections:レディスファッション
  • B.B. Music 株式会社:電子楽器
  • 明和茶道具店:茶道具
  • ふくろ屋ふくなが:パッケージ

その他にも大手ECサイトから小規模なネット通販、オンラインショップまでBtoBを含めれば加盟店は14,000社以上にのぼります。ただし、インターネット通販会社などではどこの決済サービスを利用しているかを明記しているサイトは少ないかもしれません。

気が付いたらゼウス後払いを利用していた、というのが利用者の実際の感覚ではないでしょうか。

ゼウス(zeus)の後払いの企業側のデメリット

ゼウス後払いはインターネット通販サイトなどを運営する企業にとってはメリットの大きい決済システムです。
しかし、実際に利用する企業にとっては注意すべきデメリッもいくつか存在します。

ゼウスの後払いの企業側のデメリット
  • 決済手数料が発生する
  • 請求手数料が発生する

ゼウス後払いの企業側のデメリットは、主に利用時に発生する経費に関わる点です。
代金決済に関わる費用は、純粋に利益を圧迫する金額になるので企業側にとってはできるだけ避けたいデメリットと言えるでしょう。

決済手数料が1件あたり~3.9%かかる

ゼウス後払いによる代金決済をした場合には、企業側に最大3.9%の決済手数料が発生します。

ただし、決済手数料とはゼウス後払い特有の経費ではなく、クレジットカード決済などの場合にも同様に発生しています。
クレジットカードを決済方法として使用した場合の企業側の手数料は業態や規模によって違いがあります。

業種 おおよその手数料
量販店・コンビニなどのチェーン店 1%~1.5%
デパート・百貨店 2%~3%
個人店・専門店 3%~5%
居酒屋・レストランなどの飲食店 4%~7%
サービス業 7%~10%

ゼウス後払いの手数料3.9%は、クレジットカード決済時の手数料と比較しても決して高いとはいえない設定のようです。

請求手数料が1件あたり160円かかる

ゼウス後払いを企業が利用した場合には、請求手数料が1件あたり160円発生します。

請求手数料とは、後払い決済で商品を購入した利用者への決済バーコードをメールで送付するための経費です。
決済用のバーコードメールの発送は、利用者への請求書の発行と同様の機能を果たしています。

参考までに、大手企業の請求書発行手数料を確認しました。

企業名 請求書発行手数料
NTTドコモ 165円
au 220円
ヤマト運輸 110円
ソフトバンク 220円
三菱UFJニコス 132円

上記の請求書発行手数料とは、通常発行されない請求書を個別に作成を依頼した場合の手数料なので、一概に比較はできません

しかし、請求書発行に代わるメール発信の手数料という位置づけであれば、妥当な経費と判断できます。

ゼウス(zeus)の後払いの与信審査について

ゼウス後払いを企業が利用する際には、事前に与信審査を通過しなければなりません。

与信審査とは取引契約にあたり、最終的に代金を回収するための信用状況を審査して確認することを意味します。与信審査では主に次の3点が対象です。

・返済能力(Capacity):返済可能な売上を維持しているか
・返済資質(Character):信用できる経営状況か
・返済担保(Capita):返済を保証できる原資を保有しているか

英語表記の頭文字をとって「与信の3C」と表現されます。

ゼウスの後払いの与信審査の特徴
  • ゼウス後払いの審査はSBI FinTech Solutions株式会社が受け持つ
  • 信用情報の照会もおこなわれる
  • ゼウス株式会社との取引実績も審査の対象になる

ゼウス後払いは実際に代金を支払う利用者が対象ではなく、導入する企業を信用して代金の立て替え払いをするシステムです。
そのため、導入企業の審査は慎重におこなわれます

SBI FinTech Solutions株式会社が審査を行う

ゼウス後払いの決済サービスはSBI FinTech Solutions株式会社が提供する仕組みです。
ゼウス株式会社はその業務委託により、その運営を担っている会社です。

そのためゼウス後払いを導入する際の審査はSBI FinTech Solutions株式会社がおこないます。

会社名 SBI FinTech Solutions株式会社
所在地 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-1-1青山ファーストビル9F
事業内容 EC決済事業及びFinTech関連事業
設立 2011年4月4日
許認可 貸金業者登録番号東京都知事 (2) 第31811号
加盟団体 日本貸金業協会会員(第006146号)

日本信用情報機構に加盟しているため信用情報の調査を行う

信用情報照会は主に個人がカードローンなどを利用する際の審査で利用されますが、SBIフィンテックス株式会社が加盟している日本信用情報機構(JICC)では法人の信用情報機関の役割も持ち合わせています。

登録されている法人の信用情報は以下の項目です。

法人を特定する情報 法人名・代表者名・所在地・電話番号
連帯保証人を特定する情報 氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・運転免許証等の番号等
融資などの契約情報 金融会社名・融資金額や極度額・現在の残高など
異動情報 過去の遅延や延滞、債務整理などを実施した事実

法人の信用情報紹介では、銀行のプロパー融資や日本政策金融公庫などは対象外です。

ゼウス(zeus)の利用実績も審査項目の1つ

ゼウス株式会社では、後払いのほかにもクレジット決済や業務セキュリティサービスなど様々なビジネスソリューションを提供しています。

ゼウス後払いを導入するにあたっては、これらを含めたゼウス株式会社との取り引きや利用に関する実績も審査項目として検討されます。

ゼウス(zeus)の後払いの申し込み(サービス導入)の流れ

ゼウス後払いを導入する際には申し込みから審査、導入までのステップでいくつかのチェックポイントがあります。
また、申し込みの大前提としてインターネット販売サイトが公開されている必要があります。

  1. 実際に公開されている販売サイトがある
  2. 公開サイト上に商品案内、写真、単価等が掲載され販売されている
  3. サイト上に特定商取引法に基づく表記が掲載されている

公開直前のテストサイトの状態でも審査は可能です。ただし、ドメインが確定していてテストサイトを閲覧できるのが条件になります。

公開されている販売サイトがある場合の導入までの流れをまとめました。

ゼウスの後払いサービスを導入するまでの流れ
  1. ゼウス公式サイトから導入に関する問い合わせをおこなう
  2. ゼウス株式会社の営業担当より決済サービスの説明と導入の案内を受ける
  3. 必要書類を準備して導入を申し込む
  4. ゼウス株式会社を経由してSBIフィンテックス株式会社の審査を受ける
  5. 審査回答
  6. システム設定をおこない運用開始

SBIフィンテックス株式会社の審査は最短3日程度、審査通過後のシステム設定には2日程度の日数が必要です。

サービス導入に必要な書類は法人・個人事業主によって変わる

ゼウス後払いの申し込みの際に提出する必要書類は法人か、もしくは個人事業主かによって違います。

必要書類 注意点
法人:登記簿謄本の写し 3か月以内に取得したもの(海外登記の企業は不可)
個人事業主:住民票の写し 3か月以内に取得したもの
印鑑証明書の写し 3か月以内に取得したもの
振込先口座がわかるもの 契約者名と口座名義が一致している
許認可書類のコピー 許認可が必要な商品を販売する場合

振込先口座がわかるものとは、通帳見開き1ページ目のコピーあるいはネットバンクログイン後の画面で次の項目が確認できる必要があります。

①金融機関名
②支店名
③口座種別(普通、当座)
④口座番号
➄受取人口座名義(カナ表記)

許認可書類が必要なサービス

ゼウス後払いの導入にあたって、以下の商材・サービスの販売が対象になる場合には許認可書類の提出が必要です。

商材・サービス 必要な許認可書類
中古品 古物商許可証(サイト上で許認可番号の掲載が必要)
酒類 酒類小売業販売許可証、酒類製造免許(サイト上で許認可番号の掲載が必要)
コンタクトレンズ 高度医療機器販売許可証
定期購入商品・継続課金サービス 中途解約・キャンセルポリシーに関する書類
レンタル 利用規約
見積もり商品・予約商品 目安の料金表、2か月以内の商品発送であることの明記
化粧品(自社製造) 化粧品製造販売業許可書
旅行・レジャーのバスツアーなど 旅行業登録票
ホテル・旅館 宿泊約款
コンサルティングサービス・顧問契約 士業などの公的な資格証明
クラウドファンディング 金融商品取引事業者の登録番号
調剤薬局・医療機器・一般医薬品販売・検査キットなど 薬局開設許可証、高度管理医療機器販売許可証、管理医療機器営業管理者届出書、医療機器製造販売業許可、医薬品販売業許可など
キャラクター製品・ブランド製品など 権利者とライセンス契約の証明書

参照:お申し込み前の準備|決済代行のゼウス

ゼウス(zeus)で取り扱いできない商材・サービス

また、以下の商材やサービスに関してはゼウス後払いでは取り扱い対象外となります。

取扱不可運用 ・訪問販売、電話勧誘販売、連鎖販売取引、業務提供誘引販売に該当するもの
・店子が発生するモール型での販売や、フリマサイトなど「CtoCプラットフォーム」での決済
・個人輸入代行、ドロップシッピング、転売
・オークションサイト
取扱不可商材・サービス ・回数券、商品券、プリペイドカード、古銭、有価証券、金銀の地金、 印紙、切手などの専売品
・金融関連情報(副業、FX、投資関連情報など)、競馬などギャンブルにする情報、FXなど金融商品の自動売買ソフト
・仮想通貨や暗号資産、NFT、換金性のあるポイントの購入
・金融行為(クレジットカードショッピング枠の現金化)、送金に該当するもの、リアルマネートレード(RMT)
・宗教関連商材、占い
・たばこ、CBD関連商品
・公序良俗に反するもの(アダルト、出会い系サイトを含む)
・銃刀法・麻薬取締法・ワシントン条約・薬機法、法律・法令の定めに違反するもの
・第三者の著作権・肖像権・知的所有権などを侵害する恐れがあるもの
・生物(ペット販売など)※標本・剥製を含む(餌のみであれば、可)
・刀剣、日本刀
調整が必要なもの ・1ヶ月を超えるサービス提供に対する前払い・継続的な役務提供
・クラウドファンディング(※金融商品取引事業者登録が必要)
・コンサルティングサービス(※士業など公的な資格証明ができる場合に限る)
・シェアリングサービス
・デジタルコンテンツ
・自社サイト、自社店舗のみで利用できるクーポン・チケット

 

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