借金問題

借金200万円はやばい?理由や自力返済・完済する方法や返済できない時の対策等解説

借金が200万円もあると、金利による返済金額の増加が大きく、返すのは相当な労力が必要です。しかし、返済計画をしっかり立てたり、返済できる生活習慣を送ったりしていれば、一般の人でも決して返せない金額ではありません。

一般的に、高額な借金に対する回答としては自己破産が挙げられます。自己破産は借金の返済を免除されますが、代わりに財産の差し押さえやブラックリスト入りなどデメリットも小さくないため、回避するに越したことはありません。

200万円の借金を自力で解決したい人のために、債務整理に頼らず借金を返す方法や、生活習慣について紹介します。最終手段としての自己破産を視野にいれるタイミングなども併せて解説するので、200万円の借金をどうにかしたい人はぜひ目を通してください。

この記事でわかること
  • 借金200万円がやばいのは、長期の返済で利息がたくさんかかるから
  • 借金200万円はやばいが、低収入でも十分返せる金額
  • 借金200万円を2年で完済するためには、毎月10万円の返済が必要
  • 借金200万円あっても、収入が多ければ返済は余裕
  • 借金200万円が支払えず延滞するなら、自己破産も視野に入れる

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【目次】このページ先読み

借金200万円がやばい理由はどうして?

200万円も借金があると、一番やばい要素は金利の高さです。一般的な消費者金融から200万円を借りた場合、借金の残高に対して年率15%程度の金利が発生してしまいます。200万円の借金が、1年で約30万円も増えてしまう計算です。

仮に毎月5万円ずつ返済したとしても、返済期間は4年9か月もかかってしまい、利息部分の返済だけで80万円もかかることは知っておいてください。借金は金額が増えるほど、元金だけでなく利息の支払いが大変になっていきます。

また、金利15%は、消費者金融からの借金としては決して高い金利ではありません。しかし、住宅ローンなど高額なローンの金利は1%程度の場合が多く、その差は実に15倍です。消費者金融からの借金というだけで、高金利によって高額な利息が発生してしまうことのやばさが伺えます。

  • 200万円も借金があると、発生する金利も高額になる
  • 毎月5万円以上返済していても、完済には4年以上かかる
  • 住宅ローンなどと比べると、金利が非常に高い

毎月5万円返済しても4年はかかり利息だけで約80万円

200万円は高額なので、大抵の場合は毎月コツコツと返済していきます。しかし、返済に時間をかけるほど利息も膨れ上がっていくため、完済までに支払う金額は200万円では済みません。

たとえば、毎月5万円ずつ返済したとします。5万円は大金ですし、毎月の生活費から捻出するのも容易ではありません。しかし、それだけの支払いを続けたとしても、完済までは実に4年と9か月もかかってしまいます。

金利が15%の場合、返済総額は約280万円です。利息の支払いだけで、80万円も取られてしまいます。このように、200万円もの借金を返済しようとすると、長期に渡って高額な返済に苦しめられてしまうことが分かります。

  • 200万円は毎月5万円ずつ返済しても、4年以上かかる
  • 金利が15%の場合、利息だけで80万円も支払わなければいけない
  • 返済が長引くほど、発生する利息も増える

総量規制を考えると収入は600万円以上あることが前提の借金額である

日本には総量規制という、借金の上限を年収の3分の1までに制限する決まりがあります。この基準は決してあてずっぽうではなく、総量規制を超えた借金は、返済が困難であると国が考えていることを示しています。

その点を踏まえると、200万円の借金を無理なく返済可能な年収は、最低でも600万円です。一般的には、総量規制に阻まれるため、年収の低い人が200万円の借金を作ることはできません。

しかし、利息で借金が膨れ上がったり、総量規制の対象外である借金をしたりするなど、年収は600万円に満たなくても200万円の借金が発生するケースはあります。国税庁によると、給与所得者の平均年収は461万円であり、多くの人にとって、200万円の借金は返済が困難であることが分かります。

(参考:平均給与|国税庁)

  • 総量規制を踏まえると、200万円の返済には最低でも年収600万円が必要
  • 日本の平均収入は年収461万円
  • 利息が増えるなどの理由で、借金が200万を超えるケースがある

住宅ローンに比べると低く見える借入額でも金利は15倍

100万円を超える借金を消費者金融からおこなう場合、金利の上限は15%です。場合によってはもっと低い金利で借りられるケースもあるため、少額を借りる場合の金利である18%と比較すると少ないと感じる人もいます。

しかし、これはあくまで消費者金融の金利で比較した場合です。ほかのローンと比較した場合、金利15%は決して低い金利とは言えません。たとえば、住宅ローンであれば1%を切るものも珍しくありませんし、自動車ローンは高くても8%程度です。

金利の低い住宅ローンと比較すると、実に15倍以上も金利が高いことが分かります。それだけ利息が発生するペースが速いことからも、消費者金融で200万円を借りることのやばさが伝わってきます。

  • 200万円借金した場合の金利は、一般的に15%
  • 住宅ローンの金利は、1%を下回るケースも多い
  • 住宅ローンに比べ、15倍以上の速さで利息が発生する

借金200万円は自力で返すべき?債務整理するべき?

借金200万円の返済は大変ですが、安易に債務整理を頼るのは得策ではありません。債務整理にはブラックリスト入りしたり、ローンが組めなくなったりといった小さくないデメリットがあるからです。

自分で判断ができないのであれば、国や公的機関へ相談することをおすすめします。第三者から客観的な意見をもらえるのはもちろん、国や自治体の支援を受けることで、債務整理に頼らない方法も検討できます。

安定した収入があるのなら、利息を承知のうえでコツコツ返済するのも選択肢の一つです。返済は長期にわたりますが、債務整理をおこなう場合と違いクレジットカードを使えるため、比較的生活スタイルを変えずに済む点がメリットと言えます。

  • 債務整理に頼るのはデメリットも大きい
  • 国や自治体の支援を受けることで、生活を破綻させず返済できる可能性がある
  • 債務整理のデメリットを避けたいなら、コツコツ返済するのもあり

国・公的機関に相談して客観的な意見を取り入れる

債務整理以外にも、200万円の借金を返済する方法はあります。自分で方法が思いつかない場合は、国や公的機関に相談してみてください。

第三者視点から客観的なアドバイスをもらえるほか、自分の知らない公的支援や借入方法を教えてもらえる可能性もあります。国や自治体からの借入は、消費者金融に比べて低利子かつ長めの返済期間となっているため、生活を破綻させることなく返済が可能です。

自力での返済が困難だとしても、国や自治体の力を借りれば債務整理に頼らず返済できるケースは少なくありません。相談にお金が必要なわけでもないので、物は試しに相談してみることをおすすめします。

国や自治体から借りられる支援金の一例
  • 総合支援資金:生活を立て直したり日常生活費を確保するための費用を工面
  • 福祉資金:生業の経費や医療費、福祉費用などを工面
  • 教育支援資金:子供の教育費用を工面

債務整理にはリスクが伴うのでできればコツコツ返済

債務整理は借金を減額できる反面、クレジットカードやローンが利用できなかったり、ブラックリスト入りしてしまったりといったデメリットがあります。特に、自己破産の場合家や車を含めた財産を失ってしまうため、安易な債務整理は禁物です。

生活が破綻しないのであれば、利息が発生するのを理解したうえであえてコツコツ少額ずつ返済する方法も選択肢に入ります。確かに返済総額は増えますが、今の生活を失うことは避けられます。

日常生活さえおこなえるなら、転職や副業などで収入を増やすための時間が稼げるので、長期にわたっての返済も決して無駄ではありません。コツコツ返済するのは返済総額が増える代わりに、最大限リスクを抑えた返済方法と言えます。

  • 債務整理はデメリットが非常に大きい
  • 長期的な返済は返済総額が増える代わりに、生活の破綻を防げる
  • 少額でもコツコツ返済することで、収入を増やすための時間を稼げる

減額診断シミュレーションでどれくらい減額できるのか調べる

借金をしてから日が浅かったり、ある程度しっかり返済をしていたりすると、債務整理をおこなってもあまり借金が減らせない可能性もあります。債務整理でどの程度借金を減らせるか知りたい場合は、弁護士事務所などが運営している借金減額シミュレーターを利用してください。

借入金額や期間などを入力するだけで、だいたいどの程度借金が減額できるのかが分かります。実際に債務整理をするわけではないので、結果を見てから債務整理を依頼するのか、自力で返済するのかを選べます。

借金減額シミュレーターは無料で利用できるケースが多いですが、中にはヤミ金の窓口になっているものもあるので注意してください。利用する前に運営元を確認し、大手や知名度のある弁護士事務所や司法書士事務所であることを確認してから利用することをおすすめします。

  • シミュレーターを使うと、どのくらい借金が減るのか分かる
  • 結果を見てから、実際に債務整理するのかを決められる
  • ヤミ金に引っかからないように、運営元を確認することが大切

借金200万がやばい金額でも返済する方法

200万円の借金は高額ですが、自力で返済ができないほどの金額ではありません。生活習慣を見直したり、収支の把握をしっかりしたりして返済計画を立てれば、収入が少ない人でも完済は可能です。

仮に200万円を2年で返済する場合は、毎月約10万円を返済に充てる必要があります。食費や浪費を抑えたり、月の固定費を見直したりすれば、低収入でも十分に達成可能です。

もし1年で完済を目指すなら、毎月約18万円の返済が必要です。最低でも手取り月収が30万円程度ないと、給料のみでの返済は難しいので、副業で収入源を増やしたり、転職で年収そのものを上げたりする努力が必要になってきます。

  • 200万円の借金は、収支を見直すことで十分返済可能
  • 2年で完済する場合は、毎月約10万円ずつ返済する
  • 1年で完済する場合は、毎月約18万円ずつ返済する

自力で完済できない金額ではないがしっかりした返済計画と実行力が必要

200万円の借金を自力で返済する場合、収支の見直しと徹底した返済計画は必須です。200万円の借金は収入が少なくてもなんとか返済できる金額ではありますが、具体的な計画なしでは破綻する可能性が高いです。

まずは固定費を見直して、毎月必ず発生する費用を少しでも抑えてください。携帯料金や保険料、月額サブスクリプションなどを見直すことで、人によっては毎月数万円の削減が可能です。

続いて、返済金を確保するために、毎月返済に充てるお金と、自由に使えるお金の上限について把握します。月の予算を決めておくことで、使い過ぎを防止して返済に充てる金額を確保できます。

  • 200万円の借金を返済するには、具体的な返済計画が必要
  • 返済金の確保には、固定費の見直しが最も効果的
  • 月の予算を決めることで、使い過ぎを防止する

借金200万を2年で返す場合のシミュレーション

今回は、東京で一人暮らしの男性を例にして、返済シミュレーションをおこないます。借金の金利は15%で、具体的な生活費は以下の通りとします。

シミュレーションにおける生活費の設定
  • 家賃:6万円
  • 通信費:1万円
  • 水道光熱費:2万円
  • 食費:4万円
  • 娯楽費:2万円
  • 合計:15万円

200万円を2年で返済する場合、毎月の返済金額は96,973円、返済総額は2,327,352円です。生活費が15万円かかるため、手取り月収が25万円ある人なら、今の生活を変えることなく2年間で完済が可能です。

手取り月収が25万円に満たない人は、大きな固定費から見直してみてください。自炊を増やして食費を減らしたり、格安SIMに切り替えて通信費を削減したりするのがおすすめです。可能であれば、家賃の低いところに引っ越すのが最も効果的です。

  • 200万円を2年で完済するには、手取り月収が25万円以上必要
  • 大きな固定費から見直すことで、支出を抑えて返済に回す

借金200万円を1年で返済する時のシミュレーション

200万円を1年で完済する場合、毎月の返済金額は180,516円、返済総額は2,166,192円です。前提条件が前述した通りの場合、最低でも手取り月収が33万円は必要です。

毎月30万円以上を求められる場合、節約や固定費の見直しによるお金の捻出だけでは限界があります。転職して収入を増やしたり、副業でほかの収入源を作ったりするなどして、入ってくるお金自体を増やさないと、1年での完済はハードルが高いです。

  • 200万円を1年で完済するには、手取り月収が33万円以上必要
  • 支出の削減だけでなく、収入を増やす努力も求められる

借金200万円が余裕で返せる生活の例

200万円の借金でも、簡単に返せてしまう人は案外多いです。短期での一括返済にこだわらなければ、生活レベルを維持しつつ200万円の借金を返済することは決して難しくありません。

たとえば年収が600万円以上ある人は、毎月の生活費と返済費を足してもなお収入が上回るため、生活を維持しつつ返済が可能です。その気になれば、返済期間の短縮も検討できます。

そこまで収入が多くない人でも、無駄遣いをせず出費を抑えれば、比較的容易に毎月の返済費を捻出できます。もちろん、新たな借金やリボ払い、ギャンブルなどでお金を失ってしまわないことが大前提です。

  • 年収が600万円以上あれば、そもそも200万円程度の返済には困らない
  • 無駄遣いをせず倹約して生活すれば、毎月の返済費は捻出できる
  • ギャンブルやリボ払いなどで、新たに借金を作らないように気をつける

収入が600万円以上もしくは生活費+返済額以上の安定収入がある

大前提として、毎月の生活費や返済額以上の収入があれば、借金があっても生活には困りません。たとえば年収が600万円以上ある人にとって、よほど無駄遣いが多くない限り、200万円程度の借金の返済は生活レベルを下げなくても可能です。

600万円の年収がないとしても、生活費と返済額を足したものを上回る収入がある人は全員当てはまります。生活費を抑えたり毎月の返済額を下げたりすることは誰にでもできるので、あとは下げ幅を調整するだけです。

収入が少ない人でも、毎月の返済額を2~3万円まで引き下げれば、生活を維持できる人は少なくありません。もちろん返済期間が延びることによって返済総額は増えてしまいますが、低収入でも生活を維持しつつ200万円の借金を完済する方法としては、一考の余地があります。

  • 収入が生活費+返済金額を上回っていれば、余裕で完済できる
  • 収入が少ない人は、生活費や返済額を減らすことで同じ状態になれる

リボ払いや新規借金はしない

200万円程度の借金であれば、少額返済であっても時間をかければ確実に完済できます。ですが、返済途中で追加の借金をしてしまうと、返済が滞ってしまう可能性が高いです。

新規の借金はもちろん、金利が高いリボ払いも避けてください。毎月の生活が苦しいとついリボ払いに逃げてしまいがちですが、せっかくコツコツ返済してきた借金をまた増やしてしまっては、いつまでも完済ができません。

お金が足りないときに借金してしまう癖がついてしまうと、借金を返済するために借金をしてしまう自転車操業状態に陥ってしまいます。新しく借金を増やさないからこそ、少額返済でも少しずつ借金が減っていく点を理解することが大切です。

  • 追加で借金をしてしまうと、せっかく減らした借入総額が元に戻ってしまう
  • 借金癖がつくと、借金返済のための借金で自転車操業になりがち
  • 新しく借金しない限り、少額返済でも完済はできる

衝動買いや無駄遣いをセーブする

毎月の出費を減らすためには、固定費だけでなく変動費の削減にも力を入れていく必要があります。特に、衝動買いや無駄遣いはお金の浪費につながってしまい、貯められるはずだったお金まで失ってしまいかねません。

無駄遣いを抑えるためには、毎月の予算を事前に決めておくことが大切です。今月使えるお金を正確に把握しておけば、衝動買いや無駄遣いする前に理性が働き、余計な浪費を抑えられる可能性があります。

ただし、あまりに浪費しなさすぎると反動で一気に使ってしまうため、ある程度は余裕を持った予算設定を心がけてください。徹底した我慢は長続きしません。適度な我慢が、長期的に無駄遣いをセーブするコツと言えます。

  • 衝動買いや無駄遣いを抑えて、浪費を削減する
  • 毎月の予算を決めることで、衝動買いを我慢できるようになる
  • 過度な我慢は続かないので、予算には少し余裕を持たせることが大切

ギャンブル・投機、儲け話にのらない

多額の借金を背負っている人は、一気にお金を稼いで返済したいと思いがちです。しかし、たくさんのお金を得られる可能性があるからといって、ギャンブルや投機、儲け話にのってしまうのは絶対に避けてください。

短期間で多額のお金を得られるということは、同じ位の確率で多額のお金を失うことを意味しています。ギャンブルや投機には再現性がないため、成功者のマネをしても確実にお金を得られる保証はありません。

また、人から流れてくる儲け話は、詐欺である可能性が非常に高いです。安易に信じてしまうと、お金を得るどころか大金を失ってしまいます。借金があるうちは、お金を失ってしまう可能性がある行為をしないよう徹底してください。

  • ギャンブルや投機は、大金を失うリスクがある
  • 短期間での儲け話には再現性がないため、確実に稼げる保証がない
  • 人づての儲け話は、詐欺である可能性が高い

借金200万が返済できなくてやばい時の対策は自己破産も

債務整理の判断は慎重におこなうべきですが、返済できる見込みがなく公的機関も頼れない状態であれば、債務整理も選択肢に入ってきます。特に、返済の遅延によっていつ訴訟されてもおかしくない状態であれば、自己破産も検討してください。

自己破産をすれば、借金の支払い義務を免除されるため、これ以上返済に苦しめられる心配はなくなります。しかし、自己破産すると最低限の財産を除きすべて差し押さえられてしまうため、決してリスクは小さくありません。

また、自己破産してから最低でも7年が経過しないと、基本的に2度目の自己破産は認められません。借金が返せなくても自己破産すればいいと思わず、今後借金に手を出さないこともとても大切です。

  • 返済が遅れている場合は、自己破産も選択肢に入れる
  • 自己破産をすると、借金の免除と引き換えに財産の多くを差し押さえられる
  • 2回目の自己破産には、最低でも7年の開きが必要

返済延滞で遅延損害金も膨らんでいるならなるべく早く相談

債務整理を避けるのは、生活を破綻させずに返済ができる人に限られます。現時点で借金の返済が滞っている人は、一刻も早く債務整理の相談をおこなってください。

返済が遅れると、遅延損害金が発生してさらに利息が膨れ上がっていきます。さらに延滞が続けば、最終的には訴訟を起こされ、財産や給料から差し押さえられてしまいます。

借金によって生活が破綻してしまったら、今後の人生に及ぼす悪影響も計り知れません。最悪の事態になる前に、債務整理によって借金の減額や免責を得ることが求められます。

  • 遅延損害金が発生しているなら、すぐに債務整理の相談をおこなうべき
  • 延滞が続くと、最終的には訴訟を起こされ財産を差し押さえられる

自己破産のリスクも理解しておく

自己破産をすると、借金の支払い義務を免除されます。どれだけ借金があっても、一切支払う必要はありません。しかし自己破産はメリットが大きい分、債務整理の中でも特にデメリットが強烈です。

債務整理に共通するデメリットであるブラックリスト入りに加えて、連帯保証人にもなれなくなってしまいます。また、弁護士や警備員など、公的な資格が必要になる一部の職業に就けなくなってしまうため、場合によっては進路変更を余儀なくされてしまいます。

そして最大のデメリットが、最低限の財産以外が差し押さえられてしまうことです。特に、家や車は最優先で差し押さえ対象になってしまうため、自己破産をおこなうと大きく生活を変えなければいけない点は、頭に入れておく必要があります。

自己破産のリスク
  • 官報に掲載され、周囲に自己破産したことが知られてしまう
  • 手続き中は一部の職業に就けなくなる
  • 最長10年間ブラックリスト入りし、クレジットカードやローンが利用できなくなる
  • 生活に必要な最低限の財産を除き、差し押さえられてしまう
  • 連帯保証人になれない

2度目の自己破産はないと覚悟して今後借金はしない

どれだけ借金をしても自己破産すれば大丈夫だと思う人がいますが、それは大きな間違いです。自己破産は認められないケースも多いため、自己破産すれば借金がチャラになるという考えは、甘いと言わざるを得ません。

自己破産が認められない免責不許可事由には、1回目の自己破産から原則として7年経過しているというものがあります。また、2回目以降の自己破産は審査も厳しくなるため、同じ理由の借金では認められない可能性が高いです。

自己破産が認められなければ、自力で返済するしか選択肢がなくなります。基本的に2回目の自己破産は不可能だと思って、新しく借金を作らないことを意識してください。

免責不許可事由の一例
  • ギャンブルによる借金
  • 株や仮想通貨による借金
  • 過度な娯楽や飲食によってできた借金
  • 前回の自己破産から7年以内に、同じ理由で作った借金
  • 手続きの途中に虚偽報告があった

借金200万円手取り18万円の彼氏とは別れるべき?

もし自分のパートナーが200万円の借金を背負っていた場合、将来を不安に思ってしまうのは当然です。手取り月収が18万円程では、完済まで何年もかかってしまうため、自分の将来のために別れを選択することも、決して間違いではありません。

しかし、別れたくないのであれば、相手に明確な返済計画があるか確認してください。200万円を返済するための具体的なプランがあったり、副業などで収入を上げる努力をしていたりする人は、200万円の借金からも立ち直れる可能性があります。

反対に、明確な返済計画がなかったり、借金の理由がギャンブルやリボ払いだったりする場合、お金にずさんな人なので返済に苦労することは目に見えています。そういった相手とは、共倒れを避けるためにも別れたほうが賢明です。

  • しっかり返済計画を持っている人なら、200万円の借金も完済できる
  • お金にルーズな人と付き合うと、共倒れしてしまう

借金の理由がギャンブルやリボ払いなら別れた方がよい

200万円の借金を作った理由がギャンブルやリボ払いの場合、すぐに別れることをおすすめします。ギャンブル好きな人がお金遣いの荒さを改善するのは容易ではないため、返済に苦労する可能性が高いからです。

リボ払いで借金を増やす人も、収支の管理ができているとは言えません。リボ払いで借金を作ってしまう人は、仮に200万円の借金を完済できても、また同じ理由で借金を作ってしまうケースが多々あります。

お金に無頓着な彼氏と付き合っていても消耗するだけですし、こちらのお金を当てにされて共倒れする未来が待っていることは明白です。自分の身を守るためにも、お金にだらしがなく返済能力が低い相手と付き合い続けるべきではありません。

  • ギャンブル癖はすぐに改善できないので、借金の返済に苦労する
  • リボ払いで借金を作る人は、お金の管理が雑な人
  • お金に無頓着な人と付き合うと、自分が消耗させられる

返済計画があり副業をするなど改善がみられるなら見守る

200万円の借金があり現在定収入だったとしても、明確な返済計画を持っている人は、借金を完済できる可能性が高いです。目標に沿った行動ができる人であれば、時間はかかっても確実に借金を減らしていけます。

副業で収入を増やそうとする人も、返済に対する意欲があるため完済できる人と言えます。副業をすれば収入が増えるため、完済後の生活が今より豊かになる点も大きなメリットです。

また、多額の借金を完済できる人は、返済の過程でマネーリテラシーが高くなっているため、借金をしたことがない人よりもお金に強い傾向があります。借金があっても返済への道筋を立てられる人なら、付き合い続けて支える選択肢も十分に検討できます。

  • 具体的な返済計画がある人は、時間をかけてもしっかり返済できる
  • 副業で収入を増やすと、完済後の生活が豊かになる
  • 返済の過程でお金の知識がつくため、今後お金で困りにくい

借金200万円はやばい?によくある質問

借金200万円はやばい状況?

一般的に、200万円は高額な借金です。長期にわたって返済が続けば返済で利息も多く発生しますし、返済しきれず生活が破綻する人も多いです。

しかし、債務整理が必須というほどでもありません。支出を見直したり固定費を削減したりすれば、低収入であっても十分完済できる金額でもあります。

借金200万円のリボ払いは何年かかる?

利息が15%の場合、毎月10万円ずつ返済しても完済まで2年かかります。さらに、利息分の支払いだけでも約33万円ほどかかってしまいます。

収入が少ないと、毎月の支払いは5万円程度が限界の人も多いです。その場合、返済期間は4年9か月、利息の支払いは約83万円にまで膨れ上がってしまいます。

借金200万円で自己破産はできる?

200万円の借金が返済できないのであれば、自己破産も可能です。しかし、自己破産はリスクも大きいため、可能な限り避けるべき選択肢と言えます。

支出の削減や収入を増やすほか、国や自治体から借入をおこなって返済する方法もあります。また、利息こそ発生しますが、時間をかければ自己破産に頼らずとも返済は可能です。

200万円借りたら利息はいくら?

200万円を1年で完済した場合、発生する利息は約15万円です。完済まで2年かかってしまうと、利息は約33万円まで膨れ上がります。

利息は時間と共に増えていくため、返済期間が長くなればなるほど、比例して利息も増えていきます。もし毎月3万円程度の少額返済を続ける場合、利息部分の支払い分だけでも元金の200万円を上回ってしまうので注意してください。

借金200万円あっても住宅ローンは組める?

結論から言えば、200万円の借金があっても住宅ローンが組める可能性はあります。住宅ローンの審査は借入金額だけでなく、返済能力や借入の目的などによっても精査されるからです。

毎月の返済が滞らないほど収入があったり、200万円の内訳が他のローンによる借金などであったりすれば、問題なく審査に通ります。もちろん、過去に支払い遅延があったり、返済能力を超えると判断されたりすれば、ローンは組めません。

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この記事の監修者 山口学
自己紹介 株式会社トイントの代表取締役。「債務解決サポート」の編集・監修を行っています。10年以上のWEBメディアの運営・管理経験を活かし、最新のトレンドや現実事例を元にした情報提供に力を注いでいます。
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