楽天カードのリボ払いを一括返済する方法！残高のおまとめ払いで繰り上げ返済するやり方やデメリット・手数料等解説

楽天カードを利用している方は、リボ払いで支払いをしている方も多いことでしょう。しかし、リボ払いは利息がかかるため、長期間利用してしまうと返済額が膨らんでしまいます。そこで、リボ払いの利息を節約する方法として「一括返済」があります。

楽天カードでは、「リボ残高のおまとめ払い」という決済手段を利用することで、リボ払いの残高を一括返済することができます。この記事では、楽天カードのリボ払いを一括返済する方法や、リボ払いのデメリット、手数料について解説します。

楽天カードのリボ払いを繰り上げて一括返済するやり方

楽天カードのリボ払いの一括返済方法は2つあります。1つは会員専用のマイページ「楽天 e-NAVI」から手続きする方法で、パソコンやスマホからアクセスが可能です。

もう1つは、楽天カードの専用ダイヤルに電話して支払金額と振込先口座情報を確認し、銀行振込する方法です。

Webでのやり取りに慣れている方もいれば、苦手な方もいるかと思います。そのため、楽天カードではWeb上での手続きだけでなく、電話による手続きも用意しています。自分に合った手続き方法を選んで利用することができます。それぞれの方法について詳しく説明します。

楽天e-NAVIにログインし「リボ残高のおまとめ払い」を選択

リボ払いの一括返済手続きは、会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」から簡単にできます。

これまでの利用分については一括返済をすることで利息がなくなります。ただし、デフォルトの支払い方法がリボ払いの場合、次回以降のカード利用では再びリボ払いが適用されることに注意が必要です。

今後はリボ払いを選択しない場合、楽天e-NAVIからリボ払い宣言を解除する必要があります。

楽天の自動音声専用ダイヤル電話し銀行振込

次回の支払日を待たずに、リボ利用残高を一括返済したい場合は、電話での手続きが必要です。電話手続きならすぐに銀行振り込みをすることができます。

先ほどの楽天e-NAVIからのリボ残高のおまとめ払いでは、支払日までリボ払いの利息が発生し続けますが、電話での手続きであれば支払予定日までのリボ払いの利息になります。ですので、今すぐにでもリボ払いを一括返済したい場合には、電話での手続きの方が早く利息も抑えられます。

電話代がかからないフリーダイヤルが用意されていて電話番号は0120-30-6910で、24時間体制で対応しています。音声案内に従って簡単に手続きができますが、カード番号の入力が必要ですので、事前にクレジットカードを用意しておいてください。

全額を一括で支払う場合は、自動音声で手続きが可能です。ただし、一部支払いを行う場合は、楽天カードコンタクトセンターで対応する必要があります。手続きには金融機関の振込手数料がかかりますが、利用者の負担になります。

楽天カードのリボ払いとはどんな返済方法？

リボ払いの特徴は、利用した件数や金額に関係なく毎月一定の金額で返済することです。リボ払いは、大きな買い物をする際や手持ちのお金がなく購入したい場合などに便利なお買い物の方法です。

リボ払いには、定額方式と残高スライド方式の返済方法があります。

定額方式は、毎月決められた金額を支払う方式です。例えば、毎月支払う金額を1万円に設定している場合、高額な商品を購入しても毎月の支払いは1万円で済みます。しかし、実質年率で15%の利息がかかるため、残債が長期間にわたって支払われることになります。

残高スライド方式は、支払い残高に応じて毎月の支払額が変動する仕組みです。

また、リボ残高を一括で返済するおまとめ払いもあります。おまとめ払いについては、後の章で詳しく説明します。

楽天カードの利用限度額は100万円ですが、仮に100万円をリボ払いにした場合、年利15%の利率で返済することになります。

月々の返済金額は2万円とすると、返済期間は4年2ヶ月になります。この期間中に支払う利息は約32万円にもなります。つまり、元本の100万円に加えて利息32万円を支払うことになり、合計132万円を支払うことになります。

リボ払いを利用する際には、どの返済方法を選んでも利息が発生するため、そのことを念頭に利用することが大切です。

楽天カードのリボ払いを一括返済するメリット

クレジットカードは便利なものですが、利用した金額に対して借金として利息が発生することには変わりありません。

このため、リボ払いを一括返済することで利息を減らすことができます。さらに、カードは利用限度額が設定されており、一定額を超えると利用できなくなりますが、一括返済によって利用可能額を元に戻すことができます。(リボ払いの限度額とは？)

これから払うはずだった手数料を節約できる

リボ払いを利用する場合、返済期間が長くなるほど手数料が高くなりますが、一括返済をすることで手数料を節約することができます。

リボ払いの計算は複雑で、頭の中で簡単に計算できるものではありません。しかし、楽天カードの公式サイトにはリボ払い返済シミュレーターが用意されており、利用残高や毎月の支払金額を入力することで、何年間の返済になるかを試算することができます。このシミュレーターを使うことで、リボ払いの返済に必要な期間や利息の額などがより具体的に理解できます。

(参考URL:ショッピングリボ払い返済シミュレーション｜楽天カード)

楽天カードの利用可能額が戻る

リボ払いを行う際には、あらかじめカード会社から設定された利用可能額の範囲内で利用する必要があります。つまり、利用可能額の枠内でのみリボ払いが可能です。一括返済をすることで、リボ払いによって利用可能額が減少した枠を戻すことができます。

例えば、クレジットカードの利用可能額が10万円で、そのうち5万円をリボ払いで利用した場合、利用可能額は5万円に減少します。しかし、その後、5万円を一括返済することで、クレジットカードの利用可能額が元の10万円に戻ることになります。

楽天カードのリボ払いを繰り上げ返済するデメリット

楽天カードのリボ払いの繰り上げ返済をすることにはたくさんのメリットがありますが、逆にデメリットはほとんどありません。

あえてあげるとしたら楽天銀行以外からの振り込みには手数料がかかる事です。ただし、手数料を払いたくないと言って一括返済をしないと、より多くの支払利息がかかることになりますので、デメリットといえるほどのものではありません。

楽天銀行以外での振込には手数料がかかる

繰り上げ返済には基本的に振込手数料がかかりますが、楽天カードからの振込であれば手数料がかかりません。楽天経済圏という言葉があるように、楽天グループ内でのサービス利用で手数料を節約できます。

振込手数料は、振り込み元や振り込み先の金融機関、振込額によって異なります。数百円程度から数千円以上になる場合もあります。

支払いに余計な手数料がかかるのは悔しいです。もし他行手数料無料の条件に当てはまっている場合は、普段使っている銀行から振り込むのも一つの方法です。またネットバンキングでの振込であれば手数料が一般的には安いことがほとんです。

楽天カードリボ払いの「一括返済」と「一括支払い」の違い

「一括返済」と「一括支払い」は言葉が似ていますが、内容は異なります。

一括返済は、カード会社に残高として残っている返済額を一度に返済することを指します。リボ払いや分割払いで残債が残っている場合に、その残債を完済するために使う方法が一括返済です。

一方、一括支払いは、商品を購入する際の支払方法の選択肢の1つであり、次回の支払い時に一度に全額を支払うことを指します。例えば、店員に「一括か分割ですか？」と聞かれた場合、一括と答えた場合の支払い方法が一括支払いです。

リボ払いのリボ残高を一括で支払い、残債をなくすことは可能です。しかし会計時に一括支払いとして登録したことを遡って「一括支払い」に変更することはできません。

楽天カードのリボ払いの支払い金額の変更方法

楽天カードのリボ払いの支払金額を変更する方法はいくつかあります。

まず、毎月のリボ払いの金額を変更する方法があります。例えば、これまで1万円支払っていた場合に、今後は8,000円とするといった具合です。

また、リボ払いの残高の一部もしくは全額をまとめて支払うことで、支払い金額を変更することもできます。

楽天カードには利用金額を均等に分割する分割払いもありますが、リボ払いにした取引を後から分割払いにすることはできないため、注意が必要です。

支払い金額を増減するコース変更

毎月の支払い金額は変更することができます。増額も減額も可能です。変更は、楽天e-NAVIの「リボお支払いコースの変更」から行います。

リボ払いの支払いコースを変更する場合は、請求月の10日までに変更手続きを完了する必要があります。10日までに変更手続きが完了した場合、当月分から変更後の支払いコースが適用されます。

11日以降に変更すると、翌月の請求分から変更が適用されます。支払いコースの変更は1日につき1回まで可能です。変更可能な金額は1,000円単位で設定できます。

リボ残高の一部、もしくは全額を払うおまとめ払い

楽天e-NAVIにログインして、「リボ残高のおまとめ払い」の手続きを行います。支払金額のコース変更と同じく、請求月の10日までに変更手続きをすれば当月分の支払いにおいてリボ残高を一括で支払うことができます。

画面内の支払関連サービス(リボ・分割払い)を選択します。そこで、金額の希望入力欄画面が表示されますので、ご希望の金額を指定します。

楽天カードはリボ払いを途中で分割払いに変更できない

既にリボ払いにしている利用額を、途中で分割払いに変更することはできません。楽天カードの支払い方法で途中で分割払いに変更できるのは、一括払いのみです。ただし、分割2回払いで支払う明細については、リボ払いに変更することが可能です。

Ｑ.分割払いの利用分を、リボ払いに変更することはできますか？

A.分割2回払いでお支払いいただいている場合のみ、リボ払いに変更可能です。
何卒、ご了承ください。

引用：分割払いの利用分を、リボ払いに変更することはできますか？ | 楽天カード：よくあるご質問

楽天カードのリボ払い一括返済時によくある質問

楽天カードのリボ払いの一括返済できない理由や原因は何がありますか？

楽天e-NAVIでの手続きの場合、ログインが必要となるため、IDやパスワードを忘れてしまった場合が考えられます。ログインできているにもかかわらず、画面上で進めない場合は、楽天カードに問い合わせる必要があります。問い合わせには、楽天カードのAIチャットまたは電話が利用できます。(詳しく見てみる >>リボ払いをやめたい時の注意点や解除方法・やめられない時の返済方法や間違えてリボ払いにした時の対処方法等解説)

楽天カードのリボ払いの一括返済する方法はどうしたらいいいですか？

楽天カードで一括返済をする場合、2つの方法があります。

1つは、24時間対応の自動音声フリーダイヤルに電話し、支払金額と振込み先口座情報を確認する方法です。もう1つは、楽天e-NAVIにアクセスしてお申し込み画面から手続きする方法です。

楽天e-NAVIはパソコンからもスマホからもアクセスできます。パソコンやスマホでの操作に慣れている方であれば楽天e-NAVIからの手続きの方が早くて簡単です。(詳しく見てみる >>楽天カードのリボ払いは何がやばい？理由・やめる方法や手数料・金利がいくらか等を解説)

楽天カードリボ払いの一括返済への手続期限はいつですか？

毎月の支払い締め切りは10日です。10日までに手続きを完了すれば、次回の支払い日に一括返済が可能です。10日を過ぎると、翌月の支払い日になります。

楽天カードリボ払いの一括返済時の連絡電話番号は？

一括返済時の連絡電話番号は0120-30-6910です。24時間対応のフリーダイヤルで、自動音声によって手続きを進められます。手続きにはカード番号16桁と生年月日の入力が必要なので、カードを手元に準備した上で電話をするとスムーズです。

楽天カードリボ払いを一括返済にすると手数料がかかりますか？

リボ払いにするための手数料はかかりませんが、銀行振込の場合は振り込み手数料がかかります。ただし、おまとめ一括払いにする場合には次回の請求時にまとめて請求されるため、振込手数料はかかりません。

【要確認】―――――――――
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。
借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
＜診断しても依頼にはなりません＞
――――――――――
グリーン司法書士法人・行政書士事務所

＼【簡単1分】質問に答えるだけ／
しんどい返済生活から抜け出したいなら
↓職場・家族、誰にもバレずに試せます↓

―――――――
弁護士法人サンク総合法律事務所

＼【簡単1分】質問に答えるだけ／
↓しんどい返済生活から抜け出したいなら↓

―――――――

この記事の監修者	山口学
自己紹介	株式会社トイントの代表取締役。「債務解決サポート」の編集・監修を行っています。10年以上のWEBメディアの運営・管理経験を活かし、最新のトレンドや現実事例を元にした情報提供に力を注いでいます。
事務所	株式会社トイント
法人番号	5120001190113
Twitter	@saimukaiketsu1
お問い合わせ	※下記フォームよりご連絡をお願いします。 フォーム

・TOPへ戻る >>債務整理・借金問題を解決したいなら債務解決サポート