【2023年度】カードローン・キャッシング利用者へのアンケート調査結果

【2023年度】カードローン・キャッシング利用者へのアンケート調査結果詳細

当サイトではカードローン・キャッシングを利用したことがある方を対象にアンケート調査を実施しました。

アンケート調査概要

 

調査目的 カードローン・キャッシング利用者の実態を知るため
調査対象 過去また現在、カードローン・キャッシング経験のある方
20歳~70歳の男女
調査対象人数 174人
調査実施期間 2023年7月18日~2023年7月25日
調査方法 インターネット
調査主体者 株式会社トイント

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アンケート調査項目

アンケートの調査項目は以下表のとおりです。

 調査項目 選択回答・記述
1.カードローン・キャッシング利用者の性別 男性・女性
2.カードローン・キャッシング利用者の年代 20代・30代・40代・50代・60代・70代
3.カードローン・キャッシング利用者の職業 正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト・自営業・フリーランス・専業主婦(主夫)・年金受給者・学生・無職
4.どこの金融機関でお金を借りましたか 銀行・消費者金融
5.何社から借りていますか 1社のみ・2社・3社・4社以上
6.お金を借りることになったきっかけは何ですか 浪費・給料が下がった・無職になったなど
7.借りたお金は何に使いましたか 生活費・家賃・食費など
8.初回借入額はいくらでしたか 3万円未満・3万円以上5万円未満・5万円以上10万円未満など
9.借りれた融資額は希望額でしたか はい・いいえ
10.その金融会社に決めた1番の理由はなんでしたか 金利に納得できた・審査時間の早さ・無利息サービスが受けられた・カードレス・郵便物なし・電話での在籍確認なし・申込み方法が自分にあっていた・返済方法が自分にあっていた・提携ATMが多い・近い・電話対応が良かった・アプリから利用できた・安心感・親近感があったから・選べなかった・決まっていた・その他
11.金利は何%でしたか 14.0%未満・14.0%以上16.0%未満・16.0%以上18.0%未満・18.0%以上20.0%未満・20.0%以上
12.申し込みはどのような方法でしましたか インターネット(パソコン)・インターネット(スマホ・携帯)・スマホアプリ・電話・店舗・窓口・郵送・無人契約機
13.審査結果がでるまでにどれくらいかかりましたか 25分未満・25分以上~60分未満・申込み当日・翌営業日・3翌営業日以内・3翌営業日以上
14.申込から融資まではどれくらいかかりましたか 1時間未満・1時間以上5時間未満・5時間以上申込当日・翌営業日・3翌営業日以内・3翌営業日以上
15.利息0円サービスを利用しましたか 180日以上・60日以上180日未満・30日以上60日未満・30日未満・無し
16.会社への在籍確認はありましたか 電話での在籍確認あり・書類のみ・電話連絡なし・なし・わからない
17.増額申込はしましたか はい・いいえ
18.増額審査は厳しかったですか はい・いいえ
19.返済に遅れたことはありますか はい・いいえ
20.返済に遅れた理由はなんですか 忘れていた・口座の残高不足だった・お金がなかった・返済方法を間違えていた
21.返済に最高で何日遅れましたか 1日未満・1日以上3日未満・3日以上1週間以内・1週間以上10日未満・10日以上1か月未満・1か月以上2か月未満・2か月以上
22.金融機関でお金を借りる時の注意点は何だと思いますか 記述
23.金融機関でお金を借りたことをどう思っていますか? 良かった・後悔している・その他

アンケート回答詳細

アンケートの調査内容と回答は以下の通りです。

①カードローン・キャッシング利用者の性別

今回のカードローン・キャッシング利用経験のある方の男女比は、男性が少し多く6:4ぐらいの割合でした。お金を借りる割合としても男女差はあまり関係ないのかもしれん。

利用者の性別 人数 割合
男性 98人 56.32%
女性 76人 43.67%

②カードローン・キャッシング利用者の年代

カードローン・キャッシングを利用したことのある年代で一番多かったのは、30代でした。

次いで40代です。30代40代で全体の約7割を占めていることがわかります。

利用者の年代 ランキング 人数 割合
20代 第3位 28人 16.09%
30代 第1位 70人 40.23%
40代 第2位 48人 27.59%
50代 第4位 24人 13.79%
60代 第5位 4人 2.30%
70代 0人 0.00%

③カードローン・キャッシング利用者の職業

職業については、正社員でお金を借りている方が断トツで多く半数を占めています。カードローン・キャッシング申込時に正社員であるということが審査に通りやすいとことがわかるのではないかと思います。

その他のパートや派遣社員など非正規雇用でない属性の方も借りれているということはやはい安定収入があるということを伝えることができれば借入れ審査は問題がないということです。

学生や無職でも借りていると答えた方が7人ありましたが、返済ができているのか気になるところです。

利用者の職業 ランキング 人数 割合
正社員 第1位 87人 50.00%
契約社員 第5位 12人 6.90%
派遣社員 第4位 13人 7.47%
パート 第2位 23人 13.22%
アルバイト 第7位 5人 2.87%
自営業・フリーランス 第3位 16人 9.20%
専業主婦(主夫) 第6位 10人 5.75%
年金受給者 第10位 1人 0.57%
学生 第4位 2人 1.15%
無職 第9位 5人 2.87%

④どこの金融機関でお金を借りましたか※複数回答

カードローンでお金を借りる時の金融機関選びの参考になるのが、この「どこの金融機関で借りましたか」になります。

借りた人数が多い順番に表にしていますが、三大大手消費者金融が上位を占めています。全体の44%がアコム・アイフル・プロミスから融資を受けています。

その他は、票数に大きな違いはありません。

地域密着、日ごろからお付き合いのあるであろう地元の銀行や信用金庫でお金の相談をしているのではないかというイメージができる結果となりました。

金融機関名 ランキング 人数 割合
アコム 第1位 44 21.78%
プロミス 第2位 27 13.37%
アイフル 第3位 17 8.42%
楽天銀行カードスーパーローン 第4位 15 7.43%
レイク 第5位 9 4.46%
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック 第6位 8 3.96%
SMBCモビット 第7位 4 1.98%
auじぶん銀行カードローン 第7位 4 1.98%
みずほ銀行カードローン 第7位 4 1.98%
三井住友銀行カードローン 第7位 4 1.98%
JCBカードローン 第11位 3 1.49%
イオン銀行カードローン 第11位 3 1.49%
三井住友カードローン 第11位 3 1.49%
信用金庫 第11位 3 1.49%
西日本シティ銀行カードローン 第11位 3 1.49%
北海道銀行カードローン 第11位 3 1.49%
北洋銀行カードローン 第11位 3 1.49%
LINEポケットマネー 第18位 2 0.99%
PayPay銀行カードローン 第18位 2 0.99%
セブン銀行カードローン 第18位 2 0.99%
ライフカード 第18位 2 0.99%
愛知銀行カードローン 第18位 2 0.99%
山陰合同銀行カードローン 第18位 2 0.99%
七十七銀行カードローン 第18位 2 0.99%
千葉銀行カードローン 第18位 2 0.99%
福岡銀行カードローン 第18位 2 0.99%
NICOS 第27位 1 0.50%
アプラス 第27位 1 0.50%
エポス 第27位 1 0.50%
オリエントコーポレーション 第27位 1 0.50%
きのくに信用金庫 第27位 1 0.50%
クレディセゾン 第27位 1 0.50%
スルガ銀行カードローン 第27位 1 0.50%
りそな銀行カードローン 第27位 1 0.50%
ろうきん 第27位 1 0.50%
ローソン銀行カードローン 第27位 1 0.50%
沖縄銀行カードローン 第27位 1 0.50%
関西みらい銀行カードローン 第27位 1 0.50%
紀陽銀行カードローン 第27位 1 0.50%
広島銀行カードローン 第27位 1 0.50%
山形銀行カードローン 第27位 1 0.50%
四国銀行カードローン 第27位 1 0.50%
滋賀銀行カードローン 第27位 1 0.50%
鹿児島銀行カードローン 第27位 1 0.50%
住信SBIネット銀行カードローン 第27位 1 0.50%
十六銀行カードローン 第27位 1 0.50%
常陽銀行カードローン 第27位 1 0.50%
青い森信用金庫 第27位 1 0.50%
仙台銀行カードローン 第27位 1 0.50%
中央労働金庫 マイプラン 第27位 1 0.50%
中国銀行カードローン 第27位 1 0.50%
百十四銀行カードローン 第27位 1 0.50%
北越銀行カードローン 第27位 1 0.50%

⑤何社から借りていますか

カードローン・キャッシングしているのは何社なのか、どれくらいの人が複数他社からの借入を行っているのかも気になりましたのでアンケートを取りました。

約7割が1社のみとの答えでしたので実態は、堅実な借入を行っている方が大多数なのだとわかります。

2社3社4社以上となると返済日や返済額の管理が大変になりますし、多重債務者落ちいってしまうので注意が必要です。

何社から借りていますか 人数 割合
1社のみ 113人 64.94%
2社 30人 17.24%
3社 17人 9.77%
4社以上 14人 8.05%

⑥お金を借りることになったきっかけは何ですか

カードローン・キャッシングに至るにはそれなりのきっかけがあるはずです。

考えられる回答は準備しましたが、残念ながら浪費が第1位となりました。浪費という自覚があるということは節約すればなんとかなる!はずです。

他には、安定収入を得るための方法、職場環境の変化によるところが大きいです。減額、昇給しない、転職、転職に失敗、リストラ、廃業、倒産、休職、無職。

今まで給料内でなんとかやり繰りをしていたなか、給料がストップしてしまえば借りるという流れになるのはしかたがありません。

きっかけ ランキング 人数 割合
浪費 第1位 86人 43.65%
給料が下がった 第2位 37人 18.78%
転職した 第3位 17人 8.63%
休職した 第4位 12人 6.09%
無職になった 第5位 10人 5.08%
その他 35人 17.77%

⑦借りたお金は何に使いましたか

めでたく金融機関の融資審査に通りお金が手に入った人は一体何にお金を使ったのか。

ざっくりわけるとすべて生活費に分類されてしまうかもしれませんが、具体的に使用用途が決まっているものも多く「食費」「リボ」「スマホ代」「税金」など緊急性が高いものも多くありました。

パチンコ・パチスロ・競馬・競輪に使った方は完済まで辿り着けたのかその後が心配になります。

借りたお金は何に使いましたか ランキング 人数 割合
生活費 第1位 112人 34.67%
趣味・娯楽費 第2位 30人 9.29%
食費 第3位 29人 8.98%
ローン・リボ返済 第4位 23人 7.12%
家賃 第5位 18人 5.57%
交際費 第5位 18人 5.57%
パチンコ・パチスロ 第5位 18人 5.57%
通信費(スマホ・ネット利用料) 第8位 15人 4.64%
税金 第9位 10人 3.10%
医療費 第10位 9人 2.79%
借金 第11位 8人 2.48%
冠婚葬祭費 第12位 6人 1.86%
学費 第12位 6人 1.86%
衣服費 第14位 5人 1.55%
競馬・競輪 第15位 4人 1.24%
引っ越し 第15位 4人 1.24%
その他 第16位 8人 2.48%

その他の理由

引っ越し費用・事業のため・奨学金・投資の保証金・入れ墨など

⑧初回借入額はいくらでしたか

カードローン申込時には融資希望額が必要です。初回借入れ時には少なく申告するほうが審査には通りやすくなる傾向があります。初回契約時にいきなり高額を借りることができないという実情もあります。

では、実際どれくらいの金額が借りられるものなのか。

一番多かった答えは、「5万円以上10万円未満」でした。10万円未満というのは、ひとつのポイントで「10万円未満」と「10万円以上」で、金利の上限が変わってきます。

〇元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
◯元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
◯元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%

引用:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

10万円以上借りれると年利18.0%で借りれるのに対し、10万円未満、例えば9万円9千円だとすると年利20.0%が適用されます。最初から2.0%の差がついています。これは大きいです。

10万円以上を借りるには、安定収入とその他の属性(持ち家であるか、正社員であるかなど)、過去の信用情報などすべて総合で判断した上で貸付が行われます。

初回借入額 ランキング 人数 割合
3万円未満 第5位 23人 13.22%
3万円以上5万円未満 第4位 24人 13.79%
5万円以上10万円未満 第1位 41人 23.56%
10万円以上30万円未満 第2位 38人 21.84%
30万円以上50万円未満 第3位 28人 16.09%
50万円以上100万円未満 第6位 14人 8.05%
100万円以上300万円未満 第7位 3人 1.72%
300万円以上 第7位 3人 1.72%

⑨借りれた融資額は希望額でしたか

そして、実際に借りられた金額で満足をしたのかを聞いています。97%以上の方が「はい」と答えて希望額だったようです。

予想に反して不満を抱いている方は少なかったです。返済をすることを考えると無謀な金額は希望しなかったということでしょうか。

希望額でしたか 人数 割合
はい 169人 97.13%
いいえ 5人 2.87%

⑩その金融会社に決めた1番の理由はなんでしたか

初めてお金を借りるとしてもどこで借りるべきなのか、どういう基準で判断すればいいのか見当もつきません。

一般的に他のひとはどういう判断基準を持っているのか、この表からわかるのではないでしょうか。

ランキング第1位は32%で「審査時間の早さ」です。銀行では即日融資は期待できませんが、消費者金融は、審査時間のスピードをどんどん早くしています。それだけ、消費者がスピード感を求めている結果なのだと考えられます。

第2位は、「安心感・親近感」です。銀行は銀行というだけで安心感がありますし、消費者金融は、様々なCMを展開しよく目にすることで親近感を獲得しています。どれだけ人の目に触れることが重要かがわかります。

以下は、サービス内容を重視しています。「提携ATMが多い・近い」ことでキャッシングにも返済にも便利です。

金利は低く抑えたいという心理が働きます。無利息サービスも少しでも得をしたい、損をしたくないという債務者に対して背中を押すのには最適なサービスです。

 決めた理由 ランキング 人数 割合
審査時間の早さ 第1位 93人 32.75%
安心感・親近感があったから 第2位 37人 13.03%
提携ATMが多い・近い 第3位 29人 10.21%
金利に納得できた 第4位 26人 9.15%
無利息サービスが受けられた 第5位 17人 5.99%
アプリから利用できた 第6位 15人 5.28%
申込み方法が自分にあっていた 第6位 14人 4.93%
カードレス・郵便物なし 第8位 14人 4.93%
電話での在籍確認なし 第9位 12人 4.23%
返済方法が自分にあっていた 第9位 12人 4.23%
選べなかった・決まっていた 第11位 5人 1.76%
電話対応が良かった 第12位 2人 0.70%
その他 8人 2.82%

⑪金利は何%でしたか

借りた時の金利も聞きました。

もっとも多かったのは14.0%以上16.0%という答えが一番多いという結果でした。

金利(年利) ランキング 人数 割合
14.0%未満 第2位 61人 34.46%
14.0%以上16.0%未満 第1位 62人 35.03%
16.0%以上18.0%未満 第4位 23人 12.99%
18.0%以上20.0%未満 第3位 28人 15.82%
20.0%以上 第5位 3人 1.69%

⑫申し込みはどのような方法でしましたか

カードローン・キャッシングの申込み方法は増えて、より便利になっています。

主流としてはインターネットが使える環境でのWEB申込みです。いつでも手元にあるスマホや携帯、PCからの操作で申込みから融資・返済までできるようになっている金融機関も増えていますので、第1位は納得の結果です。

申込み方法第2、3位は、店舗・窓口、無人契約機でした。直接対話をしながら相談できるというメリットがあるので店舗や窓口の需要があるのはわかる気がしますが、無人契約機の役割も大きなものだということがわかりました。

スマホアプリは、もっと浸透しているのかと想像していましたが、5位でまだまだ普及しているわけではないのかもしれません。

申込み方法 ランキング 人数 割合
インターネット(スマホ・携帯) 第1位 67人 34.90%
店舗・窓口 第2位 46人 23.96%
無人契約機 第3位 25人 13.02%
インターネット(パソコン) 第4位 22人 11.46%
スマホアプリ 第5位 20人 10.42%
電話 第6位 9人 4.69%
郵送 第7位 3人 1.56%

⑬審査結果がでるまでにどれくらいかかりましたか

どこの金融機関にするかの決め手として「審査時間の早さ」という項目が上がりましたが、では実際どれくらいの時間がかかったのか。

結果としては、「申込み当日」に借りれた人が56人と31.64%でした。

「25分未満」「25分以上~60分未満」を合わせると70%を占める方が当日には借りれているので消費者金融の審査までの時間は早いと言えるのではないでしょうか。

審査結果が出るまでの時間 ランキング 人数 割合
25分未満 第3位 26人 14.69%
25分以上~60分未満 第2位 43人 24.29%
申込み当日 第1位 56人 31.64%
翌営業日 第5位 17人 9.60%
3翌営業日以内 第3位 26人 14.69%
3翌営業日以上 第6位 9人 5.08%

⑭申込から融資まではどれくらいかかりましたか

審査までの時間も大切ですが、最も重要なのは手元にお金が届くまでの時間です。融資までの時間で最も割合が高いのは「1時間未満」の25.7%でした。

申込みをしてから1時間後には現金を手にしているというのは、本当に困っている時には大きな助けとなってくれそうです。

申込み当日に借りれるケースがト-タルで70%もあり即日融資を受けている人が多いことがわかります。

申込から融資までの時間 ランキング 人数 割合
1時間未満 第1位 46人 25.70%
1時間以上5時間未満 第2位 44人 24.58%
5時間以上申込当日 第5位 19人 10.61%
翌営業日 第3位 34人 18.99%
3翌営業日以内 第4位 21人 11.73%
3翌営業日以上 第6位 15人 8.38%

⑮利息0円サービスを利用しましたか

初回契約時に限られますが、無利息期間を設けている消費者金融が多いです。お金を借りたいけどどうしようかなと迷ってる時には、選ぶ重要なポイントにもなってきます。

実際に利用している人と利用しなかった(無かった)人の割合はちょうど半分くらいです。

できることならこの利息0円サービスをうまく活用してピンチを乗り越えたいものです。

利息0円サービスは利用しましたか 人数 割合
180日以上 13人 7.39%
60日以上180日未満 9人 5.11%
30日以上60日未満 30人 17.05%
30日未満 30人 17.05%
無し 94人 53.41%

⑯会社への在籍確認はありましたか

お金を借りる時の心配ごとと言えば、勤務先への在籍確認です。

最近では、「原則電話での在籍確認はしていません」としている消費者金融も多く、書類の提出などで代替えがきくこともできとても便利になってきています。

実際には、在籍確認が行われたのかどうか「わからない」まま、審査通過をしている方も16%ありますが、「なし」が42%、「書類のみ・電話連絡なし」14%と半数を占め、会社への在籍確認は、そこまで心配をする必要はないのではないかと思いました。

ただし、この場合には本人確認書類で本人確認、借りる意志が確認でき、必要書類などで安定収入があることを証明できた場合に限られるのだと思います。

在籍確認の有無 人数 割合
電話での在籍確認あり 48人 27.59%
書類のみ・電話連絡なし 25人 14.37%
なし 72人 41.38%
わからない 29人 16.67%

⑰増額申込はしましたか

融資審査に通り、一定期間返済をして実績を積むことで、増額融資を勧められる場合があります。また、今の融資上限金額では足りない、もう少しお金が必要となった時には、新規審査を受けるよりも同じ金融機関で増額審査を受けるほうが早いこともあります。

ですが、実際に増額の申込みをしたことがあるという方は30%と少ないということがわかりました。

増額申込はしましたか 人数 割合
はい 53人 30.46%
いいえ 121人 69.54%

⑱⑰で「はい」の方:増額審査は厳しかったですか

増額を金融機関から勧められた場合にでも審査は受けなければなりません。

増額審査は難しいと一般的に言われていますが実際には「増額審査は厳しくなかった」という方の割合の方が多いという結果でした。

増額審査は厳しかったですか 人数 割合
はい 12人 14.63%
いいえ 70人 85.37%

⑲返済に遅れたことはありますか

ここからは返済についての答えていただきました。

カードローン・キャッシングでお金を借りたら次は返済です。

滞納したことがあるかどうかの回答としては、7割の方が支払い期日を守りしっかり返済をしているということがわかります。

約3割の方が何かしらの理由で返済に遅れたことがあるとの答えでした。

返済に遅れたことはありますか 人数 割合
はい 48人 27.59%
いいえ 126人 72.41%

⑳⑲で「はい」と答えた方:理由は何ですか

カードローン・キャッシング返済に遅れた理由については、そのままずばりの「お金がなかった」が第1位です。「口座の残高不足だった」もお金がないということなので、遅れる理由は、「お金がないから返済できない」という当然の答えとなりました。

初回返済時に起こり得るのが「返済方法を間違えていた」で、「引き落としだと思っていたら振込だった」「使えるATMと使えないATMがあるのを知らなかった」という答えがありました。

返済に遅れた理由 ランキング 人数 割合
お金がなかった 第1位 21人 43.75%
口座の残高不足だった 第2位 15人 31.25%
忘れていた 第3位 10人 20.83%
返済方法を間違えていた 2人 4.17%

㉑⑲で「はい」と答えた方:最高で何日遅れましたか

カードローン・キャッシング返済で遅れた経験がある方に最高で何日延滞をしたのか答えていただきました。

この設問では偏った回答はなく、1日未満から最高で2ヶ月という方までありました。数日の遅れはまだ信頼回復できそうですが、1ヶ月、2ヶ月以上となると信用問題にも関わってきます。

返済遅延が長引くと利用停止、一括返済なども起こってきますので、延滞はしないつもりでお金を借りたほうがよさそうです。

最高で遅れた日数 人数 割合
1日未満 8人 15.38%
1日以上3日未満 12人 23.08%
3日以上1週間以内 10人 19.23%
1週間以上10日未満 9人 17.31%
10日以上1か月未満 7人 13.46%
1か月以上2か月未満 2人 3.85%
2か月以上 4人 7.69%

㉒金融機関でお金を借りる時の注意点は何だと思いますか

実際にカードローン・キャッシングを利用したことのある人からの注意点なので、説得力があります。

それぞれ記述式で「お金を借りる時の注意点」を答えていただきましたが、以下の内容に区分ができる内容でした。

第1位だった答えは「お金は借り過ぎてはいけない、返済できる範囲で借りる」でした。表現の仕方はそれぞれなのですが、簡単に借りれるからと言って必要以上のお金を借りると返済で困るという意味合いが多かった印象です。

返済計画が大切だと実感している答えが第2位です。金融機関のCMでも「ご利用は計画的に」と言っているように、借りる前から返済計画は意識をしておいた方がよさそうです。そしてそれを実行することで完済に向かいます。

「金利を確認する」という答えも多く、「金利が高かった」「金利の計算方法をしっておくべきだった」「金利の比較をすべきだった」という金利に関して後悔している内容がありました。

注意点 ランキング 人数 割合
借り過ぎない・返済できる範囲で借りる 第1位 60人 34.48%
返済計画をたてる・実行する 第2位 42人 24.14%
金利を確認する 第3位 29人 16.67%
返済期日を守る 第5位 15人 8.62%
信用が大切 第6位 11人 6.32%
借金はしない 第7位 10人 5.75%
信頼できる金融機関かどうか 第8位 7人 4.02%

借り過ぎない・返済できる範囲で借りる

・返せる範囲内でお金を借りること
・次の給料で返せる範囲におさめること
・簡単に借りれるので借り過ぎないようにする
・本当にそれだけのお金が必要なのか、必要以上に希望していないか
・増額しないと決めること

返済計画をたてる・実行する

・確実に返済できるという見通しを持って借りないといけないということ
・計画的な返済スケジュールを決めてから
・支出や給料とのバランスを見て返済出来るかしっかりと考えること

金利を確認する

・金利がどのくらいなのか
・利息がかなり高くなること、計画的に借りないと借金を借金で返す形になる
・利息計算方法や返済のシステムについてよく調べるべき

返済期日を守る

・返済日までに入金
・支払いを遅れないこと
・返済の遅延などの契約違反に気をつけること

信用が大切

・正直に申請すること
・過去の返済履歴
・無職では借りれません。勤務実績が必要・過去に返済の遅れ(滞り)がないこと
・スマホの支払いやその他の支払いが遅れてない事だと思います
・身分証、各種証明書の提出をきっちりすること
・嘘を付かない事

借金はしない

・借金は、最終手段と考えること
・これで最後だと戒めること
・緊急時の手段として出来る限りは借金を作らない事

信頼できる金融機関かどうか

・信頼できる金融機関かどうか
・安全な会社かどうか

㉓金融機関でお金を借りたことをどう思っていますか?

とてもざっくりした質問でありますが、カードローン・キャッシングを利用したことについて「よかった」か「後悔したか」で答えていただきました。

「その他」の答えも含めて半々という感じでしょうか。

借りなくても済む状況であれば借りなかった訳で、借りなければどうにもならなかった、そういう状況だったから、良いも悪いもないというそんな感じではないでしょうか。

金融機関でお金を借りたことをどう思っているか 人数 割合
良かった 96人 52.75%
後悔している 74人 40.66%
その他 12人 6.59%

「その他」回答の一部抜粋

  • いつまでも返済が終わらない
  • キャッシングという形でなければよかったが、仕方がなかったので良いとも後悔しているとも言えない
  • 急場しのぐにはそれしかなかったから
  • 計画的に利用すれば問題ないとおもう
  • 後悔もありますが、そうしないと生活できなかったのでやむを得ないとも思っています。
  • 他に方法が本当になかったのか?あの時の自分へ問いたいです。
  • 特にどうも思っていなかった。
  • 返済さえ遅れなければ、急な出費が出た時など、便利に使えたので満足しています
  • 利息が高すぎる