産休・育休中で貯金ゼロの時に出費を抑える方法や工面の仕方・国の制度や対処方法等を解説

産休・育休中になると、将来に備えてなるべく賢い家計のやり繰りをしていたとしても、二人の自由に使えるお小遣いや貯金はやはり窮屈になります。

大きなお腹で辛いながらも産休まで頑張って働き、これからは生まれてくるわが子と夫中心の生活をしようと、楽しみにしている妻も多いはずです。

しかし、ほっとする暇もなくこれから先、夫だけの収入で生活していかなくてはと思って不安を感じる妻もいます。

それをどのようにカバーしていけばいいのか、又は出産、子育てに対する国の制度はどのようなものがあるかなどご紹介します。

この記事でわかること
  • 産休中・育休中、在宅で稼ごう
  • 産休・育休中で貯金がゼロ、公的給付金をもらう
  • 産休で生活できない、節約して家計を見直す
  • 育休中でも貯金、サイドビジネスや投資で稼ごう
  • 育休中でお金がない、レンタルやフリマを活用する

先読み【目次】>>

「産休・育休中に貯金ゼロ」よくある相談内容や解決策(Yahoo!知恵袋)

産休・育休中に夫の収入は変わりませんが、妻が今まで得ていた収入は国が補助する給付金を考慮しても減額されてしまいます。

しかし、妊婦検診や出産費用、育児用品購入など新たな出費もたくさんあります。

「この時期、働けないのに、子供ができた時に備えての貯金もなくて、これからの生活が不安」とYahoo知恵袋などに多くのお悩み相談が寄せられています。

その解決策を、産休・育休を上手に乗り切った先輩ママのアドバイスや家計の専門家の意見などを参考に考えてみましょう。

お金がなくて、仕事がなくて、収入が減って不安

「共稼ぎの時は、二人で働いているから少しぐらいの贅沢はいいかな?と考えて貯蓄にあまり目を向けていませんでした。しかし、産休・育休に入った途端、家計について考える時間ができたこともあって、不安が押し寄せてきた」

という内容のお悩み相談がありました。しかし、

あまり悩まなくてもいいのではないでしょうか。

そんなお悩みに対する解決策がネット上でたくさんありました。自分一人ではなかない思いつかない賢い生活のしかたが紹介されています。

例えば、

  • ポイントを上手に集めて生活用品を安く手に入れる
  • ポイントを投資などの運用に充てるなど

つい最近まではあまり聞きなれない小さな資金運用方法も注目されつつあるようです。

まず、たっぷりある在宅の時間を情報収集に充ててみるといいでしょう。そして、家計の見直しの時間とすること、短期間の家計の見直しではなく子どもの未来につながるような夢のある計画を立ててみます。

この時期が在宅で過ごせる貴重で有意義な時間だと思って大きな心で乗り切りましょう。

どうやって節約をしたか、乗り越えたか、出費を減らしたのか

共稼ぎ時代、自分の楽しみを優先してきた人は、お金の使い方もある程度ルーズで太っ腹?という人が多い傾向があります。

そんな人は産休・育休に入って家計を引き締めなければと頭でわかっていても、具体的にどのようにしたらいいのかわからないのです。

「我が家の家計の問題点や改善点はどこかわからない」

「節約のしかたがあるなら知りたい」

というお悩みがYahoo知恵袋の質問でたくさん取り上げられています。

そんな場合の回答として、

家計費、特に固定費の見直し、保険の見直しなど今までの毎月の出費を一つ一つ見直して、スリムな家計にする努力を知ることに尽きる

とのアドバイスが多く見られました。

外食を控えて、時間と労力を使って手作りしたりお弁当作りにするというだけでも、1か月の食費としてみると結構な節約にもなります。そんな努力をした場合の家計の具体的な節約金額などもネットで紹介されています。

たっぷりある時間を有効に使って、細かくチェックすることでだいぶ違ってくるものです。毎月少額しか節約できなくても、年間で考えたり我が子の教育費としての貯金をと考えるとモチベーションが上がります。

どうやって稼いだのか、お金を増やす方法

これからは子どものためにも、節約だけではなくもう一歩進んでお金を増やしたいと考えている人もいます。

そんな人の悩み相談としては、

「在宅で、なんとかお金を稼ぎたいのですが、何かいい方法はありますか」

という内容のものが多くありました。

そこでアドバイスされていたのが、やはりこの時代、

スマホやパソコンを利用して少しでも収入を得ることを考えてみよう

という内容でした。

時間の余裕があることを利用してパソコンやスマホでのお小遣い稼ぎも大きな金額にはなりませんが、たくさん回数を重ねれば、ある程度の金額になります。

不用品はフリマアプリで売ります。そのお金でベビー用品を買ったり必要な物を購入する足しにします。

「この際、投資や保険関係、子どもの学資資金などじっくり考えて挑戦することも意味があります。よく勉強して知識をつけることが大切なので自由になる時間を有効利用しましょう。」

という産休・育休を終えた先輩ママからの貴重なアドバイスもありました。

産休・育休中に貯金がゼロでお金がないストレスの解消方法

妊娠も将来計画の中に入れて準備を進めてきた夫婦は問題ありませんが、急な妊娠などで予定が狂うことあります。

そんな場合は、プラス思考でその時期を有効に使おうという気持ちを持つことが大切です。

すれ違いが減って夫婦での話し合いの時間は増えるはずですから、明るい未来に向けての計画を練るなど有効に使いたいものです。

また、それまでとかなり違った生活になるので、ストレスを貯めない努力も必要です。

育児やその後の仕事復帰には体力もかなり必要になります。そのためのトレーニングが必要ですし、気分転換となります。

夫婦で一緒にお金の勉強をして共有の貯蓄目標を持つ

今までの生活を見直す時間はたっぷりあります。生活時間を夫に合わせてじっくり話す時間も持てるでしょう。

子供の将来のための資産の作り方などを夫婦で話し合うことは前向きで夢があることです。

投資やイデコ、保険など今まで知識が浅かった分野についても理解を深めて、少しずつでも、今後貯金できるような方法を考えてみます。

その中にはローンの組み換え、自分の保険の無駄の見直しなど様々あります。

育休中で時間のある方が研究し、その知識を分け合い、決定は二人で行います。二人が同じ方向を向いて頑張れる体制を作れると理想的です。

体力をつけるためにも運動をする・動く

産休・育児中は家にいることが増えて、運動不足になりがちです。

出産や育児にも体力が要ります。ママの体調が悪いようでは一番困るのです。

また、運動不足ということは心の不健康にもつながります。

産休・育休が明けて、子ども預けて働く場合は想像以上の忙しさと体力が必要となります。

かといって、子どもがいつも一緒ですからジムに行ったり、ジョギングというわけにもいきません。

まずはヨガやストレッチなど自宅でできることをやってみます。オンラインストレッチなども参考にします。

赤ちゃんも大きくなれば一緒にスイミングやエクササイズができることもあります。

復職に向けて体力増進、美容のためにも、運動するように心がけ、同時にストレスを解消しましょう。

深刻になりすぎない

産休・育児中収入が減ってお金も心細いとなると、落ち込んだ精神状態になることがあります。マタニティブルーもあるかもしれません。

それはお母さんだけではなく、赤ちゃんや家族にとってもいいことではありません。新しくママになる人の心の持ちようがすべてに影響します。

この時期は有意義な期間だと考え子供のためにお母さんも元気でいることが一番と心に言い聞かせて、ゆったりと過ごしましょう。

この時期を乗り越えればまた働いて家計も潤うという展望をしっかり持って、とことん子どもとの時間を大切にしたいものです。

産休・育休中の出費を抑える方法

これまでの貯金はなるべく使わずに、未来のために使えるといいです。

出費を抑えるために、レンタルやおさがりを上手に利用するのも一つの方法です。

じっくり考える時間を持てるので家計について見直し、少しでも無駄を省く努力をししましょう。

結婚前の貯金を切り崩して耐え忍ぶ

結婚前から出産やマイホーム購入、ゆくゆくは介護など将来設計をして取り組んできた人はさすがです。しかし、みんながみんな、そんなにしっかり計画を立てているわけでもありません。

この時期に今までの貯金が、なし崩し的になくなっていったら残念ですですね。もちろん、どうしてもの出費に貯金を使うことは避けられないことですが、その場合もなるべく計画的に納得のいく貯金の使い方をしたいものです。

でも、お金も乏しいし、貯金も使いたくないということで、欲求不満に陥ることは精神衛生上よくありません。今は貯金が目減りしてもしょうがない、ここを乗り切ってまた仕事に復帰してお金を貯めようというプラス思考も大切です。

レンタルができるものがないか、購入前に調べる

最近では、レンタル業界も伸びてきて、思いがけないものまでレンタルできて、もちろん新品を購入するより安く使うことができます。

子どもは日々成長して、その月齢でしか使えないものも多数あります。ベビーカーやベット、サークルなどは使う時期も限られています。レンタルを考えた方が絶対経済的です。

レンタルは、他人の使ったもので受け入れられないという人もいるかもしれません。しかし、最近は消毒の技術も格段に進んでいます。

また価格は高めになりますが、新品をレンタルできる場合もあるのです。

子供が成長して使わなくなった場合、それを処分したり保管するのも大変なので、レンタルを利用することを前向きに考えたいものです。

毎月かかる固定費(スマホ・保険代・サブスク)を見直す

毎月の出費について検討し節約して、収入が減った分を補うべきです。

例えばスマホ、最近の格安スマホは格段に性能がよくなっています。乗り換えを考えてみます。

また、使っているスマホの契約を見直し、使っていないようなプランやオプションを解約して利用料金を抑えましょう。

Wi-Fiの利用は必須です。

保険も今まで勧誘のままに契約しているとしたら見直します。また、子供のための将来の保険はよく検討して選びます。

サブスク利用のデメリットは利用しなくても料金がかかるということです。始める時は手軽にできて便利ですが、この際よく見直して使っていないものは解約します

産休・育休中にできる在宅ワーク・稼ぐ方法

産休・育休中はとにかく在宅でお金を稼ぐことを考えなければいけません。スマホやパソコンを上手く利用してお小遣い稼ぎをすることを考えてみます。

スキルのある人であればインターネットで、文章やイラストをお金に換えることができます。

自由な時間を活用して、YouTubeやインスタなどの広告収入を得ることを狙ってもいいです。

スキルがなくても、スマホでポイ活したり、アンケートに答えてお小遣いを稼いだり、フリマアプリやヤフオクなどでこまめな取引をするのもありです。

なかなか、ガッチリ稼ぐというわけにはいきませんが、おまけの意味で楽しくできればいいでしょう。

インターネットでできる記事・イラスト作成などで稼ぐ

インターネットで記事を作ったり、イラストを描いて収入を得ることは可能です。

もちろん、完全在宅です。

ライティングやイラスト作成は資格がいるわけではありません。

どうしたら作品をより高額のお金に換えることができるか工夫することは必要です。

初心者でも、スキルが上がるように努力しながら、低い単価しか得られなくても継続してやり続け、経験を積むといいでしょう。

スマホでアンケートに答えたりポイ活をしたりする

スマホをいつも手元において、操作するのが習慣になっている人が多くなっています。

そんな人はただ漠然とネットの情報を見るだけでなくアンケートに答えてポイントや特典を獲得する小さなお小遣い稼ぎをすると楽しくなります。金額は小さくても、全くやらないよりは特典があります。最近ではポイントで投資という財テク法あります。

暇な時間を有効利用して少額を稼ぐだけでもたくさんチャレンジすれば、そのこと自体が楽しみとなり、ストレス解消にもつながります。

TikTokやインスタ、YouTubeで広告収入を得る

TikTokやインスタ、YouTubeなどは今時、誰でもできます。工夫を凝らして、広告収入をまで得るようになればこれも立派なビジネスです。

スマホやパソコンに向かう時間を増やし、フォロワーを増やしマメに更新すれば、少しずつ広告収入が上がるはずです。どうしたら自分のTikTokやインスタ、YouTubeをたくさんの人に見てもらえるかを常に考えて、魅力あるものにすればいいのです。

最初はなかなか収入を得るまでにはいきませんが、育児や家事の合間の時間を利用してアイディアを集めたり、情報収集を心がけます。みんなが注目してくれるようになって、ほんの少しでも収入となれば励みになります。

メルカリやヤフオクなどフリマアプリで使わなくなったものを売る

フリマアプリで家の中の使われていない不用品を売ることにします。

洋服や靴、読み終わった本、家具などあらゆるものを出品してお金に換えることができれば、家の中もすっきりきれいになります。

また子供用品はフリマアプリを大いに利用したいところです。ベビー服などあっという間にサイズが上がって二度と着れない不用品となります。中には新品でもサイズが合わずに使えないこともあります。マメに出品して、少額でもいいからお金に換えることができるとラッキーと考えましょう。捨てるよりはましです。

子供用品はメルカリやヤフオクで手に入れるといいです。新品もネットやお店で買うより安く出ていることも大いになりますし、新品未使用などの商品に着目するといいでしょう。

産休・育休中に必要な物と金額の目安

産休・育休になって準備を始めてみると細々費用がかかることに気づかされます。

出産にかかる費用の公的な給付はしっかり受けること、ベビー用品・内祝いの品も必要な物のみを賢くそろえること、育休明けの仕事に備えて、保育園についても事前によくリサーチして、スムーズに仕事復帰できるように準備します。

妊娠前・妊娠中の検査費用

健やかな出産をするためのいわゆるブライダルチェックもポピュラーな検診となってきました。保険がきかない検査ですが前もって受けておくと、安心して妊娠に臨めます。金額は1万円から、項目が増えるごとに数万円まで選ぶことができます。

妊娠中の検診も保険適用外です。通常の検査は3,000円から7,000円ぐらいで出産までに14回前後あり、10万円から15万円かかります。

しかし、母子手帳が交付されると自治体の助成があります。そのため自己負担額としては通常3~7万円ほどになります。

病院によって検査の種類も金額も違いがあります。検診する病院を経済的な面からも選びたい場合は費用も調べて決定してするといいでしょう。

また医療費控除は、その年の医療費が10万円以上の場合に受けることができます。

出産費用(入院・分娩)

正常分娩で赤ちゃんを産んだとしても50万円近くの費用がかかります。

自然分娩、帝王切開、無痛分娩などケースによってかかる金額は違ってきます。

しかし、そんな出産費用も健康保険や国の給付金の助成があります。

例えば健康保険組合からの出産育児一時金、その他出産育児付加金などです。

また、妊娠・出産時、病気になったり通常の妊娠とは別の治療や入院などが必要となった場合は、健康保険が適用となります。

医療費控除や民間の医療保険に加入している場合の保険金などもいろいろありますので、よく調べて受け取るようにします。

ベビー用品

新生児の肌着や授乳用品、寝具、おむつ用品、お風呂用品、衛生用品さらにはベビーカーやおもちゃなどは最低限のものは揃えなくてはなりません。

想像以上の出費になります。初めての赤ちゃんなら勝手がわからないしなおさらです。

生まれてくる前によく選んで良い品をなるべく安く購入します。代用できるもの、レンタルできるもの、譲ってもらえるものなどを視野に入れて、時間に余裕を持って買い揃えておきましょう。慌てると高額な買い物になったり、良い品を選ぶことができませんし無駄遣いになってしまうことも多いです。

マタニティ用品

マタニティ用品を準備することも初めてお母さんになる人にとっては何かと迷うところです。

マタニティ用品と分別された品は一般に高額な傾向にあります。

マタニティウエアなどは今まで着ていたものでも代用できることがあります。わざわざマタニティ用のを買わなくとも利用できます。レンタルを利用するのも一つの方法です。

どうしてもマタニティ用として必要なものだけしっかり準備するといいでしょう。

小物は100円均一、300円均一など上手に利用することによって費用を抑えることができます。

出産内祝い

出産内祝いにも、お金が必要です。

選んだり送ったりと時間も必要になりますが、しない訳にもいかず、将来のある赤ちゃんの門出に気持ちよくお返しをしたいものです。

内祝いはお礼の気持ちが伝わればいい事なので、いただいた額の半額程度で十分です。

また友人の間で出産祝い、内祝いとやり取りするとなると両者お互い様ということもあります。事前に、お祝、お返しは気持ち程度でと話し合って、お互いの負担を少なくすることも、考えてみるといいでしょう。

保育費・保育園費用

産休・育休明けから預けたい人は、前もって保育園を選んだり、申し込みを早めにする必要があります。

収入によって決まる保育料の目安などを調べておきます。

また月齢、年令によってそろえる持ち物も違います。お着換え、お昼寝布団、保育園バッグなど一から揃えると結構なと出費となります。入園直前にすべてを用意するのでは手間もかかるし出費も大変です。

既に持っているベビー用品を保育園用に利用できないか見極めたり、気が付いたら少しずつ買い揃えておくといいでしょう。

産休・育休中の生活が苦しい時、頼れる国の制度

経済的に不安で子供を待つことに消極的になっている人がいるかもしれません。

しかし、その期間の国の助成や健康保険組合の支給制度や貸付制度など利用できる制度が数々あります。

そんな制度をいろいろ調べて、最大限に利用すれば安心して出産・育児に取り組むことができます。

制度を効率的に利用するには、自分が利用できる制度をしっかり理解して申請することがとても大切です。

全国健康保険協会の出産費貸付制度

全国健康保険組合の出産育児一時金を利用しても出産に必要な費用が工面できない場合、貸付制度があります。

貸付額は出産育児一時金の8割相当で無利子で借りることができます。

全国健康保険協会健康保険の被保険者又は被扶養者が対象であり、出産予定日まで1か月以内の人や妊娠4か月以上で病院に一時的な支払いをするためにまとまったお金が必要な人などが対象となります。

国の生活福祉資金制度

妊娠・育児期間に、
妊娠・育児期間に、病気の治療や育児資金が足りない場合に>国からお金借りる生活福祉資金貸付制度を利用することができます。

この制度は自治体が窓口となっている公的な貸付制度です。出産に関して資金繰りが厳しい時は、民生委員、社会福祉協議会などに積極的に相談してみます。

連帯保証人がいる場合は無利子、いなくても年1.5%の低利子で借入できます。

居住地による妊婦検診費の助成

妊婦検診費用は保険診療ではないので毎回、窓口での支払いがあります。

しかし、各自治体が補助券を発行し助成を行っています。そのため妊娠中の自己負担額は数万円ほどで済みます。

しかし、特別な検査が必要となると自己負担額も多くなったり、病院によって検査費用も違うので、余裕を持って用意しておきます。

里帰り出産の場合の補助券の使用や助成制度の償還払いについては前もって確認しておきましょう。

また、健診の際、補助券を忘れることのないよう注意します。

妊娠した時の申請すべき手当・給付金

妊娠すると、新しく準備するものも多く、健康保険の適用ではない妊婦健診、分娩費用などいろいろあるので、かなりの費用がかかり不安な気持ちを持つ人もたくさんいます。

しかし、国や健康保険からの手当てや給付金もいろいろあります。

しっかり調べて、該当するものはしっかりもらうような努力をします。

42万円もらえる出産育児一時金

出産一時金とは、出産による家計の負担を軽減するために、公的医療保険から一定の金額が支給される制度のことです。

子ども一人について42万円もらうことができます。

対象は、公的健康保険に加入している人で妊娠4か月以上で出産をした場合です。(早産、死産、流産、人工妊娠中絶の場合も対象)

手続き方法として

  • 直接支払制度
  • 受取代理制度
  • 償還払い制度

があるので出産する医療機関に前もって確認しておきます。

健康保険に加入していて産後には復職すればもらえる出産手当金

健康保険の被保険者が出産のために休暇を取り、給料を受け取れなかった場合に出産手当金を受け取ることができます。

出産日以前の42日、出産日の翌日から56日の間で仕事をしなかった期間が対象です。出産が予定日より遅れた場合も遅れた分の手当金が支給されます。

給料のほぼ2/3の額が支給されます。

この手当てによって、被保険者と家族の生活が保障され、産前産後の一定期間、安心してゆっくり休養できる権利が認められています。

パパもママも申請できる育児休業給付金

雇用保険に加入していると育児休業中の育児休養以前の給料に応じて給付金を受け取ることができます

またその期間中は健康保険や年金の保険料の支払いは免除されるという優遇もあります。

母親、父親双方ともこの給付金を受け取ることができますが、

  • 母親の場合は、産後8週間の産後休養が終わった後から
  • 父親の場合は、出産日より給付することができます。

この給付金は子どもが1歳の誕生日の前日まで受けることができます。

ただし、この給付金を受けるには休業開始時点でこの会社に1年以上雇用されていること、その他の条件があります。

出産した子供が1歳6か月になるまで雇用契約を続けることも条件となります。

育休・再産休中に貯金がゼロで旦那の給料じゃ足りない時の対処方法

育休・再産休中にいろいろの給付金や手当をしっかりもらって生活しても、預金がゼロで、夫の給料のみでは生活することが不安な場合もあります。

子どもも成長して動き回るようになり目が離せなかったり、兄弟も増えるにしたがって妻が育児と家事の合間にサイドビジネスをという余裕もなくなってきます。

そんな場合は、働けるようになるまでの間、臨時収入を得るというより、やり繰りと借金などで乗り越えなければなりません。

もちろん、夫に余裕があれば給料以外に副業を頑張ってもらうという手もありです。

両親・義両親に頼る

まず、親にお金を貸してもらうのも一つの方法です。(親にお金を借りるのが言いづらい時の言い方・言い訳は何て言う?年代別(中・高・大学生から30・40代)頼み方・諦めた場合の対処方法等解説)

可愛い孫のためとなれば貸してくれる可能性もあります。

子どもがある程度大きくなれば、「また共働きして、お金を返します」と約束して、お願いしてみます。

漠然とお金を貸してくださいというより、こんなことにお金が必要、毎月これくらいの額が不足であるなど具体的に説明してお願いします。

旦那に副業をしてもらう

旦那も子供ができたことによって、親としての自覚がしっかり芽生える時期です。

妻が育児については何とか頑張るからということで、旦那に空いた時間のサイドビジネスをお願いしてみます。

休日や仕事が終わってからの時間在宅ワークで空いた通勤時間などを利用して、わずかでもいいのでお金を作ってもらうといいでしょう。

ずっとサイドビジネスを続けて欲しいというのではなく、妻が働けるようになるまで、この時期を乗り越えるまでと話してお願いします。

消費者金融カードローンで一時的にお金を借りる

長期的に借金をするというわけではありません。

消費者金融のカードローンは、審査も早く、すぐお金を用立ててくれます。限度額内であれば何度でも借りることができます。

安易に利用することはおすすめできませんが、無利子のサービス期間など上手く利用して足りない費用を補うためには便利です。

ただし、くれぐれもその利子で首が回らなくなるような事態は避けなければなりません。

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