カードローンの返済が終わらない!元本・残高が減らない理由や解決方法等を解説

カードローンの返済が終わらない時は、まずは返済の仕組みを知ることが大切です。

借金返済する方法も、数種類あるので、それぞれの返済方法を理解しておくことで効率的に計画することができます。

実際に計画したら、実行に移すことが大切で、返済シミュレーションを利用して、具体的な返済計画を立てることで、借金完済への道のりが見えてきます。

しかし、借金返済中は、計画どおり進んでいかないことも多々ありますので、事前に返済額を減らす方法や返済するうえでの大切なポイントを抑えておくことで、毎月の支払いが滞ることは起こりえません。

支払いが滞ってしまうと、遅延損害金などのペナルティーも発生してしまうので、支払総額をおさえるためには、いち早く完済を目指していくことが理想です。

この記事でわかること
  • カードローン返済終わらない時は返済シミュレーションを活用し計画する
  • カードローン返済終わらない時は返済の仕組みを理解する
  • カードローン返済終わらない時は支払総額を減らす
  • 利息だけ支払っていてもカードローン返済は終わらない
  • カードローン返済終わらない時は一括返済を目指す

先読み【目次】>>

カードローンの返済が終わらない時は仕組みを知ることが大切

カードローンは利用限度額に満たない範囲であれば、何度でも借入できる便利なシステムですが、自分の返済能力以上に借入してしまうと、いつまでたっても返済が終わらずに借金の返済に苦しむことになります。

借金の返済が終わらない人は、まず自分自身でしっかりとした返済計画を立て、毎月の支払をするうえでの仕組みを理解する必要があります。

借金の返済は、借りた額の元本だけでなく、利息も借入期間にあわせて支払っていく必要があるので、計画を立てることで、毎月いくら返済すれば、いつ完済できるのか目標が明確になります。

まずは、返済するうえでの支払い方法と利息について、理解したうえで、今後の対策を立てていく必要があります。

返済シミュレーション

お金を借りる段階、できれば事前に返済シミュレーションを使っての返済計画をたてることはとても大切です。

返済計画表と聞くと、膨大な数の情報を調べあげ、毎月の返済額について事細かく記載していかなければならないイメージがあるかもしれませんが、返済シミュレーションを使うと簡単に毎月の返済額がわかりますので、淡々と完済に向かって毎月の支払いをしていくことなります。

しかし実際は、生活していく中で、思わぬ出費があったりするので、当初の計画とは異なる部分も必ず出てきますが、その際も現状の返済額を把握するため、返済シミュレーションで再度計算をして、計画を立て直す必要があります。

下記、返済シミュレーションは、借入額50万円、100万円でそれぞれ返済月数を設けて、毎月の返済額を示したもので、実際の数字と異なる場合もありますので、あくまで参考値です。

借入額50万円の場合のシミュレーション

毎月の返済額 返済月数 借入金額 金利(年利)
45,011円 12ヵ月 50万円 18.0%
24,124円 24ヵ月 50万円 18.0%
13,788円 48ヵ月 50万円 18.0%
11,764円 60ヵ月 50万円 18.0%

借入額100万円の場合のシミュレーション

毎月の返済額 返済月数 借入金額 金利(年利)
90,022円 12ヵ月 100万円 18.0%
48,249円 24ヵ月 100万円 18.0%
27,577円 48ヵ月 100万円 18.0%
23,528円 60ヵ月 100万円 18.0%

 

カードローンの返済が終わらない理由は?

カードローンの返済がいつまでたっても終わらない人は、返済する方法に問題があるといえます。

返済に回すまで資金に余裕がなく、借入した額に対して、毎月の返済額が少ない場合や、支払い日に遅れてしまい遅延損害金が発生している状態は、余分に借金を支払わなければなりませんので、非常にもったいないことです。

毎月借金返済をしていても、借入れ残高が減らない場合、まず返済についての仕組みを理解し、自分の返済の仕方が正しい方法で行われているか、確認していく必要があります。

借金返済が終わらない理由について、考えられる要因に自分は当てはまるものはないか確認することで、カードローンの返済方法の特徴を理解できますので、効率よく返済が可能です。

カードローンの返済のしくみを理解していない

まずカードローンの返済が終わらない場合の原因として考えられるのが、返済のしくみを理解していないことです。

カードローンの返済には基本的に「約定返済」と「繰上げ返済」の2種類の方法があります。

約定返済

毎月契約で決められた「約定返済日」に、カードローン会社との契約によって定められた「約定返済額」を返済することです。

繰り上げ返済

約定返済とは別に、いつでも本人の希望で可能な返済のことです。経済的に余裕ができたときに、利用することが多い返済方法で、「臨時返済」「任意返済」といわれます。

引用:カードローンの返済方法は?仕組みや上手な返済のコツを解説

カードローン会社の返済方式は、基本的に約定返済を利用しており、その中でも、元利定額返済と元金定額返済の2種類の返済方式があります。

カードローン会社によりどちらが採用されているかは異なりますが、2種類の返済方式の仕組みを把握していなければ、計画を立てても計算が狂ってしまい、結果的に借金が減っていかないということになりかねません。

元利定額返済

50万円を年利18.0%で毎月1,5000円返済した場合のシミュレーションです。返済期間は47ヵ月かかります。

50万円を年利18.0%で毎月1,5000円返済した場合:返済期間47ヵ月
返済回数
返済金額 元金充当 利息充当 残高
1ヵ月目 15,000 7,500 7,500 492,500
2ヵ月目 15,000 7,613 7,387 484,887
3ヵ月目 15,000 7,727 7,273 477,160
4ヵ月目 15,000 7,843 7,157 469,317
5ヵ月目 15,000 7,961 7,039 461,356
6ヵ月目 15,000 8,080 6,920 453,276
7ヵ月目 15,000 8,201 6,799 445,075
8ヵ月目 15,000 8,324 6,676 436,751
47ヵ月目 8,327 8,204 123 0

元利定額方式は、毎月の返済額が一定になっており、元金と利息を含めて計算される返済方式です。

例えば、毎月15000円の返済の場合、15000円-利息分が元金に充てることができ、支払額は一定になりますので、返済計画を立てやすいメリットがあります。

また、返済を始めたばかりの時期は、利息の割合が多く、元金は減りにくくなりますが、徐々に借入残高が少なくなってくると、元金部分の支払額が多くなります。

元利定額方式は、月々の支払額は一定のため、精神的に安心した返済を行うことができますが、利用状況によっては、完済するまでの期間が長くなる場合もあります。

自分自身で借入額に対して、毎月の返済額はいくらになるのか、しっかりと確認しておくことが大切です。

元金定額返済

元金定額方式は、返済期間中の元金の部分が一定額であり、元金の残高に応じて、利息を上乗せし、返済する方法です。

毎月の返済額は利息部分で変動しますが、元本は徐々に減っていきますので、利息を含む返済残高の減りも分かりやすく管理できます。

返済を始めたばかりの時期は、返済額が大きくなり、負担が増えることもありますが、元利定額返済と比較すると、元金が早く減り、返済も早く終わることから、総利息は少なくなります。

ただし元利定額返済よりも、早く元本は減っていきますが、毎月の返済額が一定にはなっていないため、返済計画を出しにくいというデメリットがあります。

今後カードローン会社を契約する方は、どちらの返済方法採用しているのか、確認しておくことが大切です。

返済額が低いため元本が減らない

借金の返済額は、毎月の収入、支出を考慮し、自分にとって無理のない範囲で、調整することが大切ですが、返済額が低く設定されすぎていると、利息にあてる割合が大きく、元本は減っていきません。

仮に50万円を借入し、年利18%、毎月15,000円で元利定額方式で返済する場合、完済するまでに約4年ほどかかる計算になります。

利息は期間が延びるほど、金額はあがっていきますので、返済期間はなるべく短くすることは必須です。

カードローン会社には、利用者に対して、最低でも毎月このくらいの金額は支払わなければならないといった額が決まっており、この最低返済額を下回ることがなければ、特別催促などはされませんが、重要な元本が減っていきませんので、返済額を少しでも上げられるような工夫が必要です。

返済してまた借りるを繰り返している

カードローンは限度額内であれば、いつでも借入れを繰り返し行うことができるシステムです。

しかし返済して、再度借入れを繰り返していると、残高は増えてしまい、完済までの道のりは遠くなります。

カードローンは利便性が高く、比較的簡単に借入できることから、借金することが当たり前の感覚になってしまい、逆に借金していないと落ち着かないといった、借金依存症に陥っている場合も考えられます。

返済しても、また借りる行為を繰り返してしまう人は、自身がカードローンを使用できない環境に身を置くか、収入と支出のバランスを整え、借金する必要がない財力を身につけるしかありません。

お金を借りるという行為に対して罪悪感をもつことができなければ、いつまでも借入を繰り返してしまう可能性があります。

返済方法をリボ払いにしている

カードローン会社はリボ払いの返済が一般的で、毎月の支払額が一定になり、管理がしやすくなりますが、支払額が少量になるので、返済が長期化してしまう傾向にあります。

毎月安定した支払いで、きちんと返済できているように感じますが、手数料が高く、返済額の中に含まれているため、借入残高はあまり減っていないことがあります。

そして、リボ払いは、支払金額は自分で設定できますが、返済回数が決まっていないため、自分自身で完済する予定日を決めておかないと、いつまで経っても、返済は終わっていきません。

しかしリボ払いは、繰り上げ返済が可能で、臨時収入などがあった場合、まとめて返済することができれば、手数料もかかりませんし、返済期間も短くなります。

滞納・延滞をして遅延損害金を払っている

支払日に間に合わず、返済を遅延してしまうと、遅延損害金といわれる罰則金が発生します。

遅延損害金は、通常の利息とは異なり、お金を支払わなかったことに対するペナルティーです。

利息は、借入れした日から、返済期日まで発生し、遅延損害金は返済期日から、お金を返す日まで発生しますので、利息と遅延損害金は二重に発生することはありません。

しかし、利息は最高でも年15%ほどが通常ですが、遅延損害金は、年20%ほどになることもあり、延滞すればするほど利率は上がっていきます。

遅延損害金のしくみを理解していないでいると、支払い総額はどんどん膨れ上がってしまうので、基本的に延滞はしない、また事情があり、延滞してしまう場合は、前もってカードローン会社へ連絡をいれるようにする必要があります。

カードローンの返済が終わらない時に返済額を減らす解決方法

カードローンの返済が終わらない場合、仕組みを知っていくことは重要ですが、具体的に返済額を減らす方法を実践していくこともより重要です。

基本的に借金を早く完済させていくためには、返済額を増やす、返済期間を短くして利息の支払いを短くする、債務整理の相談をするなどがあげられますが、事前の計画性が必要になります。

また返済額を減らすうえで、ペナルティーなどで発生した余分な利息の支払いであるマイナスの部分をなくしていくことが大切で、いくら頑張って収入をあげたとしても、お金の管理がずさんで、支出が多く、支払い期日に遅れ滞納してしまっては、返済額は減っていきません。

カードローンの返済が終わらない時は自分にあった解決法を実践していくことが大切です。

毎月の返済額を増やす

毎月の返済額が少ないと、利息部分ばかり支払う形となってしまい、返済額は減っていきません。

毎月の返済に回せるお金を増やす必要があり、まずは余計な支出がないか見直してみる必要があります。

真っ先に削減しやすいのが、通信費、保険代などの固定費で、格安SIMへの移行や余分な保険の加入がある場合、契約を解除することで、月数千円~数万円の削減が見込まれます。

また収入をあげることも大切で、昨今では働き方改革により、副業の促進が推奨しており、会社員であれば、本業以外にもスキルを身につけることで、自分自身の能力向上につながりますし、複数の収入源を確保できます。

副業で稼いだお金を、毎月の返済額にあてるなどのルールを自分の中で作ることで計画的に返済額を増やすことが可能です。

繰り上げ返済(臨時返済)をして完済を早める

繰り上げ返済は、毎月の返済額とは別に、家計の余裕がでたときに追加で返済する方法で、繰り上げした次の月からも、以前と同額の返済をしていけば、完済までの期間が短くなります。

繰り上げ返済は、利息ではなく元本の返済にあてることができますので、元本、利息ともに減っていき、総支払額も必然的に減らすことができます。

ただし早く完済しようと、無理やり繰り上げ返済してしまうと、翌月支払いができないなどということになりかねませんので、臨時収入があったときのみの利用をおすすめします。

しかし臨時収入は、何もせず、急に収入を得られるなんてことは、まず起こりません。

繰り上げ返済ができるように、空いた時間でスキルを磨き収入につなげられるようにすることが大切です。

増額返済(ボーナス返済)をして元本の減るのを早める

企業で正社員を勤めていて、ボーナスが支給される方は、増額返済をおすすめします。

基本的に一般企業の場合、年2回、夏と冬にボーナスが支給され、普通はレジャーに行ったり、美味しいものを食べたりすることがあると思いますが、借金を完済するまでは、できるだけボーナスは、返済にあて元本の減りを早くすることで完済へと近づいていきます。

ボーナス支給で増額返済ができるのは、会社員の特権でもありますが、返済計画をたてる時に初めから、ボーナスを期待して増額返済の予定をいれるべきではありません。

万が一今年は、ボーナス支給されないなどという不測の事態になってしまうと返済計画が練り直しになりますので、あくまで、臨時という認識でとらえておいた方が、気持ちが楽になります。

一括返済して完済する

通常、カードローンの返済方法は、毎月決まった額(お支払い元金)を返していきます。それに対し、借りたお金を全額、一度に返すことを一括返済といいます。

引用:カードローンの一括返済とは?

一括返済は、利息もかからず、借金額を一度に全額完済できるので、おすすめですが、一括返済できるだけの資金をためておく必要があります。

臨時収入やボーナス支給があった場合や、毎月の収支のバランスから、可能な限り貯金して一括返済する分の金額を貯めておくことも一つの方法です。

ただし一括返済は、月々の返済とは異なり、イレギュラーな対応ですので、別途カードローン会社の窓口へ出向き手続きをしたり、手間がかかってしまうケースもあります。

繰り上げ返済と一括返済では一括返済の方が得

借金返済中に、ボーナスなどの臨時収入があった場合、繰り上げ返済や一括返済を行うことをおすすめしますが、支払い総額が安くなりお得になるのは、一括返済の方です。

基本的に借金返済は、「借りた期間が長ければ長いほど、支払う利息は増えていき、早く返済すればするほど利息は少なくなる」ことになります。

あくまで繰り上げ返済は、借金の一部を頭金として先行で支払い、元本を減らしていく方法で、全額完済できる一括返済の方が総支払額は少なく済みます。

さらに借金を抱えている状態での生活は、常にお金に対して、不安の気持ちを抱えることになりますので、なるべく一括で返済ができるように、日々の生活から資金を貯めておくことをおすすめします。

限度額を増額して金利を下げる

カードローン・消費者金融の限度額は、借入者が借りられる上限のことで、年収、年齢、勤続年数などの項目よってカードローン会社が決めていきます。

カードローンは利用限度額に応じて、金利が変動する仕組みになっており、カードローン会社から利用者の返済能力が高いと判断されれば、利用限度額が増え、金利が下がります。

利用限度額が増えると、金利が下がる仕組みについては、利息制限法の法律によって、上限金利が定められており、元本が大きくなるほど、上限金利は低く設定されています。

借入金額 上限金利
10万円未満 20.0%
10~100万円未満 18.0%
100万円以上 15%

しかし、利用限度額をあげるには、返済能力が高く信頼できると判断される必要がありますので、初めから限度額はあがりませんし、信頼を得るまで、ある程度の利用実績を残しておく必要があります。

低金利のカードローンに借り換える

カードローンの返済が終わらないという場合は、少しでも金利の低いカードローンに借り替えることも一つの方法です。

カードローンの借り換えの正しい方法として、「現在契約しているA社のローンを完済するため、新たにB社のカードローンを契約してお金を借り、そのお金で現在契約しているA社のローンを完済する」という流れが正しい方法で、基本的に1対1が原則です。

メリットとしては、毎月の利息が減らすことができ、最終的に返済総額も減らすことができます。

利息の負担が減ることで、繰り上げ返済や一括返済に向けて、資金を貯めていくことも取り組みやすくなってきます。

しかし、借り換えの申請は、新たにカードローンの審査を行う必要があり、再度手続きなどをしなければなりませんので、現在のカードローンの金利が低く、借入額に対して返済の負担も少ない人は、無理に借り換えを行う必要はありません。

複数社から借り入れがある場合はおまとめローンにする

おまとめローンとは、数社からのお借り入れを1本化することをいいます。

引用:おまとめローンとは?

新たに借入れをする、おまとめローンの借入額は、現状の複数社の借入残高の合計額となります。

希望の借入額が通過したら、複数社へ一括返済し、残りの借入先1社をおまとめローンの返済をしていく形で、おまとめローンで1本化することで、大きな金額を借りることになり、金利が安くなりますので、支払う利息も減らすことができます。

また複数社で借入していると、会社により返済日が異なるため、きちんと管理ができていないと、振り込み忘れがおきてしまい、遅延のリスクの可能性もあります。

1本化することで、返済日が1日となるので、返済日の管理も容易になります。

弁護士・司法書士に債務整理して減額できないか相談する

カードローンの返済がどうしても終わらないという時は、弁護士や司法書士に債務整理の相談する方法もあります。

債務整理は、自分が抱えている借金をなくしたり、減額したりすることが可能です。

借金がどのくらい減額されるのかは、債務整理の方法により異なりますが、自己破産の場合は、税金未納などの一部を除いて、全ての借金が免除となります。

借金がなくなると、精神的なゆとりがでて、返済に追われることのない生活を送ることができますが、信用情報機関に事故情報が登録されます。

信用情報機関に一度登録されると、約5年間は、クレジットカードが使えない、家や車のローンを組むことができないなどの生活に支障をきたすことはありますので、認識しておく必要はあります。(CICの異動が早く消える方法はある?JICCの信用情報の異動の保有期限はいつから何年で消えるのか等解説)

債務整理は、さまざまな方法で借金減額を試みて、うまくいかずに返済ができない状態になったときに、最後の手段として利用することをおすすめします。

専門機関に借金返済についてカウンセリングしてもらう

カードローンの返済が終わらず悩んでいる時は、自分一人で抱え込まず、専門機関に借金減額について、相談することも一つの方法です。

以下3点は金融の専門機関ですが、特に日本クレジットカウンセリング協会は、無料でカウンセリングや電話相談、現在抱えているお金の管理に対してのアドバイスをもらえますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

機関名 概要
日本クレジットカウンセリング協会 クレジットや消費者ローンを利用し、多重債務に陥った方々へ消費者保護の立場から、公正・中立なカウンセリングを行っています。
無料でカウンセリングや任意整理、家計改善のお手伝いをしています。
日本貸金業協会 日本貸金業協会は貸金業界の自主規制機関であり、法律よりも厳しい基本規則を設け、加盟している協会員が守るように指導しています。大手消費者金融業者やクレジットカード会社、さらにリース会社なども加盟しています。
全国銀行協会 日本国内の銀行で活動している正会員、準会員、銀行持株会社会員、特別会員によって組織する一般社団法人であり、銀行取引の適正の確保と経済の成長の発展、消費者保護や国民生活の繁栄に寄与することを目的としています。

カードローンの返済が終わらない時に気を付けるポイント

カードローンは借入れることは比較的、短時間で行えますが、返済していく期間というのは、長い時間がかかるものです。

基本的に借入れした額に対して、一定の金額を少しずつ返済していくのが一般的ですので、早く返済したい気持ちから、一括返済や繰上げ返済以外での、正しくない方法で返済したり、気を付けるべきポイントをおろそかにするなどの行動は決して行ってはいけません。

カードローンの返済が終わらない時は、どうしても焦る気持ちがでてきますので、事前計画をしっかりたてたうえで、現状どのような状態で、今後の返済はどうしていくか、など問題点を分解して、自分は正しく返済できているか確認しながら進めていく必要があります。

現状の借り入れ状況の把握をする

借金返済は、あらかじめ計画を立てることはするものの、返済と借入れを繰り返していると、現状の借入れ状況がわからなくなってきます。

そして完済の目途が立たないまま、返済を続けていても、状況は変わっていきません。

現状の借入れ状況を確認するには、1つ1つの問題を分解し、返済内容をはっきりさせることが大切で、以下6項目の状況をしっかりと把握しておく必要があります。

  • 借入先
  • 借入残高
  • 借入金利
  • 毎月の返済額
  • 毎月の返済日
  • 完済予定日

6項目の状況を把握することができれば、返済計画も改めて立てることができますし、今後どのように行動していくか明確になります。

また借入れ状況を把握しておくことは、完済までの道筋を見える化することにもつながりますので、何もわからない中で返済していくこととは、精神的な安定が全く変わってきます。

滞納・延滞しない様に返済日を確認しておく

カードローンの返済が終わらない原因の1つに、返済日を確認しておらず、いつの間にか消費者金融の返済が滞納しており遅延損害金が発生しているというケースもあります。

遅延損害金は、利息よりも利率は高いため、通常の返済額よりも多く支払う必要があります。

一時滞納していたが、毎月返済することを再開したにもかかわらず、いつまでも完済しないという場合は、すでに遅延損害金が発生しており、利率の割合分まで支払額が足りていないことが考えられます。

借金返済の滞納や延滞は、カードローンの返済が終わらない原因になってしまいますので、返済日はきちんと確認しておくことが大切です。

また返済日は、カードローン会社により異なりますので、複数の借入れ社がある方は要注意です。

借金返済のためにお金を借りない

借金を返すあてもないのに、新たにお金を借りる行為は、決してやってはいけません。

借金を繰り返してしまう人の特徴として、自己管理能力が低いことや現実逃避してしまう心理が働いていることがあります。

例え借金しても、いつか返せるだろうと楽観的な考え方をもってしまうと、お金を借りることで、一時的に満足し現実から逃げてしまいます。

また、お金がないと周囲に思われたくないため、見栄を張り、つい衝動買いをしてしまうなど、お金の管理ができていない傾向があり、新たに借金しようとする考え方が働きます。

借金は利息が発生しますので、返済能力がない中で、お金を借りる行為は、非常に危険でさらに借金を膨らませることにつながってしまいます。

勤務状況・収入の増減や住所変更等は随時報告する

カードローンを利用するためには、申し込みや審査を行い、契約者との間に信頼関係が成り立ち、借入れすることが可能となっています。

カードローン利用中に、契約者が転職、独立、失業などで勤務状況に変化があった場合は、必ずカードローン会社へ報告する必要があります。

一般的に申し込みの条件として、「安定した収入が確保されているか」というチェック項目があり、契約時の内容と変わっているので、改めて現状の返済能力があるのか判断されます。(アコムから一括請求される理由)

住所変更についても同様で、申し込み時の住所と変更がある場合は、随時連絡しておかなければ、万が一支払いが遅れ、催促状の発行があった場合、書面が自宅に届かずに放置してしまうこともありえます。

借入先を増やさない

借金返済のために、借入先を増やすことは決しておすすめできません。

カードローンでは、借入金額が高い方が、金利は低く設定されるため、一社で借入希望額をまとめて借りた方が支払額は低くなります。

例えば、A社、B社、C社からそれぞれ50万円借りている場合、利息制限法の法律によって定められている上限金利は18%です。

D社のみに限定し、150万円借入れすると、上限金利は、15%になります。

借入先を増やしてしまえば、各社の金利は高くなってしまいますし、返済日もバラバラであるため、うっかり支払い忘れなどが起きる場合もあります。

カードローンの返済をいち早く終わらせていくためには、返済計画に借入れ先を増やす計画はいれないようにすることをおすすめします。

利息だけの返済はしない

カードローンの返済の仕組みで、利息のみを返済していく方法がありますが、利息だけ支払い完済まで行うのは不可能です。

利息のみの支払いが認められている理由は、契約者の借金返済が厳しい場合の緩和手段で、利息を支払っている限りは、延滞記録もつきませんし、返済の催促もされません。

しかし、利息のみの支払いになれてしまうと、いつまでたっても元本は減っていきませんし、利息も上がってきてしまいます。

利息だけの返済しかできない場合は、計画を一度見直す必要があります。

家計の収入と支出の見直しも行い、元本に回せるだけの資金を確保することをしなければ、利息のみの支払いを続けることになってしまいます。

規約違反をしない

借金返済には必ず規則・ルールがあり、契約の段階でカードローン会社の規約に同意しています。

カードローン会社の規約を隅々まで読んで理解しておくべきではありますが、細かい内容まで把握しておくのはともて難しいです。

ですが、ごく当然の内容も多く、シンプルに「借りて返す」ができていれば、問題はないはずです。

規約違反の例

 

  • 契約者が返済期日になっても支払いを行わない
  • 返済期日を過ぎた後も、そのまま返済せず放置してしまう
  • 届け出内容の変更をしていない(引っ越しで住所変更した、転職で勤務先が変わったなど)
  • 現金化
  • 反社会的勢力とのかかわりがある

これらの規約違反を行い金融会社側にバレてしまうと強制解約、一括請求をされてしまいます。

ますます厳しい経済状況になってしまいます。

この記事の監修ファイナンシャルプランナー
柴沼 直美
事務所名 ファイナンシャルプランナー 柴沼 直美
所属 日本FP協会

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