SMBCモビットの返済額が減らない・終わらない原因はなぜ?減らす解決策やお金がない時の対処方法等を解説

SMBCモビットは比較的設立が新しいこともあって、いろいろなサービスを積極的に取り入れているので便利な点が多々あります。

例えば、申し込みはネット上ですべてが行えたり、スマホでセブン銀行での取引ができたり、最近では他社でも見られるようになってきましたが、そんなサービスを先駆けて提供してきたカードローンです。

審査が速く、融資までの時間が短いというのも特徴の一つです。

借入の際にはメリットが多いSMBCモビットですが、返済については返済が終わらない、無利息期間がない、有人店舗がないなど、少し不安な評価も聞かれます。

実際にSMBCモビットで借りる人にとってのメリットや消費者金融のデメリットを考慮しながら、SMBCモビットについて詳しく調べてみましょう。

この記事でわかること

  • SMBCモビットの金利は銀行より高め、消費者金融としては平均
  • SMBCモビットの返済額が最低返済額だと返済回数が多くなる
  • SMBCモビットの返済額が減らないのは借入を繰り返しているため
  • SMBCモビット借入時には返済シュミレーションを活用する
  • SMBCモビットで借入したら繰上げ返済で返済期間を減らす

先読み【目次】>>

SMBCモビットの返済額が減らない原因

申し込み時など便利なことの多いSMBCモビットですが、返済額がなかなか減らなくて苦労している人が多いとも聞かれます。

お金が必要な時は手軽に借りられても返済が大変でなかなかカードローンの返済が終わらないということがあれば、おすすめのカードローンとは言えません。

どんな場合に返済が減らないのか、個々の返済事情を詳しく点検し原因を探ってみて、効率のいい返済をしたいものです。

SMBCモビットの金利、毎月の返済額、借入の繰り返し、返済期間、延滞利息など他のカードローンと比較しつつ、どこに返済額が減らない原因があるのか考えてみましょう。

SMBCモビットの金利は銀行に比べて高め

SMBCモビットの金利は年率3.0~18.0%です。

銀行のカードローンに比べて高いのですが、大手消費者金融のカードローンとしては平均的な金利です。中小消費者金融よりは金利が低めです。

銀行のカードローンよりは金利が高いのですが、法定利率内です。100万円以内で初めての貸付の時はほとんどこの18%の利率で貸付が行われますが、その後、順調に返済が行われることによって、利率を下げてもらえる可能性があります。

また収入、今の勤務状態などから推測して、返済能力に問題ないと判断されれば、次回の融資から利率を下げてもらえることもあります

審査通過ができれば、金額の大きい借入や返済期間が長くなる借入が希望の場合は銀行のカードローンを利用した方が、利息の面でメリットがあるでしょう。

毎月の返済額が最低返済額だから

SMBCモビットは借入後残高スライド元利定額返済方式を採用しています。この方法はキャッシングの借入残高で月々の最低返済額が決まります。

SMBCモビットの場合 必ずこの最低返済額を毎月支払わなければいけません。この金額より少ない返済額であれば認められず、20.0%(実質年率)の遅延損害金が課されます。

返済額とは利子と元金の合計です。返済額に対する利子の割合は馬鹿にできないので、最低返済額を返済していると元金はあまり減りません。

そのため、最低返済額を返済しているのでは、返済回数もかなり多くなり利息もたくさん払うこととなります。

最低返済額より多くの追加返済をした場合はその分が元金の返済に充てられ、最終的には返済回数も利息の支払いも減ります。

お金に余裕のある時にはぜひ最低返済額以上の追加払いを実行することがSMBCモビットの借金を早く返済するコツです。

限度額内で何度も借入返済を繰り返しているから

SMBCモビットは融資限度額内であれば、何度でも借入ができます。これはお金が必要な時に大変便利なことなのですが、よく考えずに繰り返し借入を行っていると、それだけ借入が増えるということです。ますます返済が困難になるということなります。

追加借入をしても、毎月の返済額が大きく変わることがないと安易に思ってしまうことは危険です。返済期間は確実に長くなります。

借入をいくらしているかなど正確に把握することはもちろん、返済は終わらないうちの追加の借入は行わないよう心がけましょう。

返済に困り利息のみしか返済せず返済期間が長期化しているから

最低返済額の返済すら難しい状況に陥った時、コールセンターに連絡すると支払期日の延期をしてくれたり、返済額を減らしてくれたり、利息分のみの支払いにしてもらうなど考慮してもらえることがあります。

しかし、そんな配慮に甘えて利息分のみの返済を続けていると、どんどん返済期間が長くなり、最終的に支払う利息の総額は高くなってしまいます。

また、融通を聞かせてもらった支払い方法でも、滞納があった場合は直ちに年率20%の延滞損害金も請求されることになります。

返済期日が守れず延滞金も払っているから

毎月の返済期日が決まっています。それに遅れると延滞損害金(20.0%(実質年率))を支払わなければならないようになります。支払いができない場合、SMBCモビット側に連絡しないのは一番よくありません。どんどん延滞損害金も加算されてしまいます。

延滞金は、自動引き落としはできません。銀行振込か提携ATMで支払う必要があるので、手間も手数料もかかります。

そのため、返済が難しい時は早めにSMBCモビットに連絡し、支払日を延長する手続きをお願いします。

また、返済を延長して指定できたとしても、その時期によって延滞損害金がすでに発生している場合もあります。

SMBCモビットの返済額を減らす解決策

SMBCモビットの返済を続けている人の中には、返しても返しても返済額が減らず、返済終了のめどが立たないと不安に感じている人がいるようです。

返済を少しでも楽に行うための方法を知って、総返済額が少なくなるように工夫します。

そのためには自分の返済方法、返済額、返済期間を借入前に、又は借入中にもよく理解していなければなりません。

また、返済額を減らす努力は常に意識して、マネープランを練ることが大切です。

収入があったらまず返済、利息の安い借り方があれば借換やおまとめローンを検討します。

思いがけない収入があった場合も買い物やレジャーに使わず、常に返済第一の生活を送ることが大切です。

返済シミュレーション等を使い返済総額を意識しながら返済をする

SMBCモビットの返済シュミレーションを使って、借入希望金額と一回の返済希望額を入力すれば返済回数が、また返済回数を設定した場合には月々の返済回数を知ることができます。

この返済シュミレーションを、借入前、借入後追加借り入れなどの際に利用して、月々の返済額をよく知ってその金額が楽に支払っていけるものであるかなど検討してみます。

当然ながら毎月の支払額は少ない方が返済しやすいのですが、低額であれば返済回数が増えて総返済額が大きくなることにつながるのです。

返済シュミレーションを活用して、支払い能力を考えながら、なるべく早く支払い終えることができる理想的な返済金額を設定していくことが大切です。

手元にお金が入った時はまず返済、繰上げ返済をする

毎月の返済金額を能力ぎりぎり高く設定すると、支払いができない時が起きてしまうかもしれません。

継続的に決められた金額をきちんと支払い指定日に支払っていくことはとても大切なことです。毎月、支払いのために他で借金をしたり、家賃や公共料金など必要最低限の支払いができなくなってしまうと困ります。

消費者金融で滞納して延滞損害金を請求されたりすればますます、借金が増え生活が苦しくなってしまいます。滞納があれば、信用情報機関の履歴によくない評価がなされてしまうなど、後々よくありません。

毎月の支払金額は、あまり無理をしない設定にして、ボーナスやその他臨時の収入が手に入った時には、繰上げ返済をするという手法がリスクも少なく、利息を増やさない方法です。

金利が低い銀行で借換えをする

初回など、ほとんどの借入は最高金利の18%で行われます。

これは銀行の金利と比べると高くなっています。そのため返済完了までの利息総額が高額となります。

お金を借入れするほどの経済状態なのですから利息は少しでも少ない方がいいということです。

SMBCモビットのカードローンは融資までの時間が短いのがメリットです。急な出費に答えてくれる力は大きいので、急場のお金を用立ててもらってとりあえず凌いだら、少しでも低い利息で借入できる方法を考えてみることです。

銀行など低い利息で貸してくれるところをよく調べて、審査も通過できればそちらに借り換えていくことも上手にお金を借入するコツです。

臨時収入・ボーナス時に一括返済をしてしまう

一括返済ができれば、一番の方法です。一括返済した時点で、利息も元金もすべて払い終えるわけですから、借金と縁が切れます。もちろん、なるべく早く一括返済できるのがベストです。

一括返済は銀行振込や提携ATMで行うことができます。

返済金額はは返済シュミレーションでもわかりますが、SMBCモビットのコールセンターに問い合わせて、手数料まで確認してきっちり払いきってしまうのがいいでしょう。

臨時収入やボーナスなど、毎月、定期的に入る収入以外のお金を手にしたら、他に使いたい気持ちを我慢して、一括返済に充てて借金をまず無くすべきです。

他の消費者金融でおまとめローンができないか検討する

SMBCモビットの利率より低い他の消費者金融を見つけて、おまとめローンができないか調べてみます。

利子の低いところに借換ができれば、総返済額は減ります。

SMBCモビット以外にも借入がある場合は一つにまとめることによって、引き落としの煩雑さを免れることができます。返済する気持ちがあっても返済日を間違えるがあれば手数料も発生してしまうのです。

基本的におまとめローンとは多数か所からの借入で苦労している人に対する返済手法ですので、総量規制の対象にもなりません。すなわち年収の1/3以上の借入額でもおまとめローンは利用できます。

個々のカードローンより低金利で、借入金額も高くても使用できるということはメリットとなります。

おまとめローンは、会社によって他社からの借入額、返済期間、年令、年収などの違いで行われる審査の通過率も異なるので、自分の条件を満たし、かつ返済が楽になる会社を選ぶことが大切です。

SMBCモビットで10万円を借りた時の返済額

返済シュミレーションで、10万円借入した場合の月々の返済額を調べてみます。

まず、1年12回で返済する場合

毎月9,167円(最終回9,174円)、返済総額110,011円、利息総額10,011円です。

 

2年24回で返す場合

毎月4,992円で、返済総額119,808円、利息総額は19,808円となります。

毎月、支払う金額は低い方がいいのですが、回数が増えると利息はかなり増えてしまうのです。

毎月の自身の支払いが可能な金額を設定し返済シュミレーションを使用して、支払い回数や総利息額などをシュミレーションしてみると返済の参考となります。

SMBCモビットの返済額を変更する方法

毎月、最低返済額を支払っているのでは、返済回数も多くて利息が馬鹿になりません。

自身の家計状況を見極めて、無理なく支払える範囲で最高額の支払いを続けて、早めに返済を終えることが将来の生活を豊かに送るための方法です。

そのためにはまず、現在の借入後残高を調べて、返済シュミレーションを使用するなどして返済計画を見直すことも大切です。

大体のめどが付いたらモビットコールセンターに連絡して、今後の方針を相談してみます。

モビットコールセンターへ電話し相談する

少しでも返済期間を短くして利息を抑えるために、気持ちを引き締めて返済を行わなければなりません。

そのためにモビットコールセンターに電話して相談し、経済的に無理のない程度で最低返済額よりできるだけ多めの金額を設定することが大切です。

モビットコールセンター

通話料無料(0120 03 5000)で専門オペレーターが対応してくれます。

営業時間は9時から21時です。

次回のみの変更なら会員専用サービス「Myモビ」からも変更可能

次回のみの返済額変更であれば、モビットコールセンターに電話する以外に、Myモビからも変更できます。

次回の返済額の変更ができるのは、引き落とし日前2営業日の前日までです。

ただし、Myモビの利用状況照会を開き、既に「口座引き落とし手続き中」と記載されている場合は、次回の返済金額を変更することはできません。

SMBCモビットの返済日はいつから?

お金が急に必要な時、すぐに借入ができればこんなうれしいことはありませんが、いつからその返済が始まるのかはお金に余裕のない人にとってとても気になるところです。

返済は1か月に1回行われますが、その日にちは借入者の都合に合わせて、5日、15日、25日、月末日の4種類から選ぶことができます。

支払日は給料の入る日や毎月お金が振り込まれる日など、確実に支払いができそうな日を選ぶと確実な返済ができます。

また、借入する日も初回返済日を考慮して、返済期限までが長くなるようになど決定するといいでしょう。

初回返済日には気を付ける

支払い日前日までには口座にお金を用意しておかなければなりません。

初めての返済日はいつになるのか、その見極めが難しいので注意します。

返済日が5日の場合、借入が1日から19日の場合は翌月の5日が初めての返済日となります。また20日から月末の場合は翌々月の5日となります。この場合、初めての返済までにかなりの時間あり、支払い準備に余裕があります。

15日の返済日を選択した場合は、全ての借入の返済日は翌月15日になります。

25日を返済日とした場合、1日から9日までの借入についてはその月の25日の支払いとなります。10日以降月末までの借入の返済は翌月25日の返済となります。

月末返済を選択した場合は、1日から14日までの借入については当月末の支払い、15日から月末までの支払いについては翌月末が初回返済日となります。

借入する日、返済日の設定で借入から返済日までの期間の長さが変わってくるので、給料日などを考慮し都合の良い返済日を設定するべきです。

次回の返済日はMyモビで確認できる

次回の返済日は、会員専用サービスMyモビで確認することができます。

Myモビにはパソコン、スマホアプリ、スマートフォンサイトどちらからでも、ユーザーIDや暗証番号などを入力してアクセスできます。返済日の他、返済金額もしっかり確認して事前に口座引き落としの準備をしておきます。

返済期日遅れがないようにくれぐれも注意し、延滞損害金などが発生しないようにします。

順調に返済が続くようになれば、毎月の返済日に忘れないようにお金を用意する習慣がつくはずです。

SMBCモビットに返済するお金がなくて減らない・終わらない時の対処方法

毎月の返済金額が用意できないと、借入金は利息、延滞損害金なども加わって増え続けていきます。そんな状態が続くと返済は延々と続き終わりが見えません。

このまま支払いのできないまま放置することなく、何か手を打たなければいけません。SMBCモビットのコールセンターになるべく早く連絡して、少しでも返済が楽になる方法はないか助言をもらうことも重要です。

SMBCモビットにおいては、最近よく聞く過払い金の可能性もないので期待してはいけません。

返済金が嵩み続けている人はすぐ借りれるカードローンを一度だけ短期間で利用するのも一つの方法です。

その他、弁護士や日本クレジットカウンセリング協会などSMBCモビット以外の機関に相談するなど積極的に行動するべきです。

SMBCモビットのコールセンターに返済方法について電話をする

返済日にうっかり口座に入金するのを忘れて返済できないこともあるかもしれませんし、お金の用意ができなくて引き落としができないこともあります。そんな場合は、一刻でも早くコールセンター(0120-24-7217、営業時間 9時~18時)に電話して、返済ができなかったことを連絡します。また今後いつ返済が可能か伝えます。

うっかり返済忘れであれば、すぐに返済することで解決できるのであまり問題ありませんが、1回返済し忘れたことにより、今後に影響が出て、支払いが継続的に厳しくなることもあります。コールセンターはオペレーター対応なので相談しやすくなっています。返済日に支払いが困難と前もってわかる場合には直ちに連絡します。

どうしても正規の支払いが返済期日にできない場合は、支払い日を伸ばしてもらえる場合があるので、収入が入る日などを考慮して期日を相談してみます。

また、お金が用意できない場合、利子のみの支払いが認められるかなど真摯な態度で相談してみます。

日本クレジットカウンセリング協会に相談をする

日本クレジットカウンセリング協会はクレジットカードや消費者金融の利用者で、返済が困難である多重債務者などに対して、消費者を守るためにカウンセリングを行い、生活を立て直すことを目的とする組織です。また中立的な立場でのアドバイスで多重債務者を作らないような役割を果たしています。

多重債務ホットライン(0570- 03-1640 受付時間 10:00~12:40    14:00~16:40)での電話相談の他、カウンセリングセンター相談室で面接相談を行っています。

カウンセリングは、債務の弁済意思があり、カウンセリングセンターに来ることができる人が対象です。クレジットカードや消費者金融での借り入れなどの債務についての減額や条件の緩和が可能であるかなどの相談ができます。

多重債務ホットラインでカウンセリングの予約が可能です。

またこの協会のカウンセリングは無料です。

弁護士に債務整理ができないかアドバイスをもらう

SMBCモビットの支払いがどうしても長期に渡って困難な時は専門知識と資格のある弁護士に相談して、最良の方法をアドバイスしてもらうべきです。

弁護士に相談した時点で、とりあえず支払いの請求が停止し、取り立ての対応は弁護士が行ってくれます。そのため精神的な重荷は軽減されます。

債務整理には任意整理、自己破産などいくつかの方法がありますが、まず任意整理を検討します。まずSMBCモビットとの交渉を弁護士事務所に依頼して、利息の免除や減額、支払期間の延長などについて交渉してもらいます。この方法で借金が軽減される場合があります。

SMBCモビット側に裁判を起こされ最悪、差し押さえなどということがないように早く和解ができるように努力します。

また、和解後に再び返済ができなくなった場合は、SMBCモビットと交渉する任意整理だけではなく、他の借金についても任意整理したり、個人再生や自己破産についても検討します。

債務整理は借金を免除してくれるという利点がある反面、財産を全て手放さなければならないなど条件もあるので、よく相談し自分に一番よい方法を見つけることが大切です。

SMBCモビットの場合、過払い金がある可能性はない

SMBCモビットは会社設立当初から法定金利内での貸し付けを行っているので、過払い金は発生しない仕組みで運営されています。

SMBCモビットは以前プロミスと信販のアプラスが共同出資して設立されたのですが、プロミスは当時、金利フルライン戦略をとっていて、その中でもSMBCモビットは低金利設定の消費者金融として営業していたので、過払い金は発生しなかったのです。

今までキャッシングを繰り返してきた人もSMBCモビットに関しては過払い金は発生しないので、それを当てにして借金の返済ができると期待することはできません。

急ぎの場合は即日借りれるカードローンで借りて立て替えておく

SMBCモビットでも即日借りれる場合もありますが、翌日以降になることもあります。

返済期日は待ってくれませんし、一日でも過ぎると遅延損害金がかかったり、指定口座振り込みの手数料など順調な返済にはかからなかったお金がかかってしまいます。

そこでSMBCモビット以外のカードローンでお金を用意してとりあえず支払ってしまうことがよい方法である場合もあります。他のカードローンでなるべく早くお金が用意できるところを選んで、SMBCモビットの支払いを済ましてしまうことも考えてみましょう。

他社のローンでは30日の無利子期間が設定されているところもあります。そんなサービスを利用すれば、その期間中に給料日が来るなどお金が用意できることなども考えられます。

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